ご心配なことと存じます。
#1
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「31歳の会社員です。
子供の頃から扁桃腺が腫れやすく年に何度か学校を休みがちでした。
成人になるにつれほとんど扁桃腺も腫れなくなったのですが(年に一、二回)
30歳を超えるあたりから月一回ぐらい扁桃腺が腫れるようになってしまいました。
お医者様に切った方がいいかもしれないと言われ扁桃腺を切って頂ける病院を探して
おりました。
仕事上入院出来るほど休みもないので、ここのレーザー治療を見て是非にとおもって
おります。
できましたら治療方法、期間、治療費などをアドバイスして頂けると有り難いです。
ではよろしくお願いします。」
との事です。
#2
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扁桃腺摘出手術は通常は片側ずつ行い
入院が必要になります。
##2
一方レーザー外科での
扁桃腺を「治療」する「治療戦略」としては。
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レーザー外科で扁桃腺を
焼ききる=この場合「CO2(炭酸ガス)レーザー」をメスレーザー
として用いる方法。
=>
この場合はメスによる手術と同じになります。
だから入院覚悟の「一定期間」が必要になりまし
入院できる御施設での施術が必要で御座います。
###2
その他が「QスイッチRUBYルビーレーザー」を用いて
片側の「扁桃腺」交互に
少しづつ「5mm直径のショット」を「扁桃腺」の
「表面積分」注意しながら「扁桃腺の表面を焼いていく」
方法があると考えます。
=>
この場合は回(日)はかなり必要になる気が致します。
例えば「「1回(日)」の「レーザー光照射」を施行したとします。
皮膚とは違い「粘膜」なので
「レーザー光照射」の日と
その翌日「チエック」がまずは必要になると今の私は考えます。
だから場合によっては「総時間」は
摘出手術より余計に必要になる可能性が
御座います。
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その他のレーザー外科も
=>
様々に考えましたが。
基本は#2のバリエーションということになります。
「レーザー光照射」の機器を変えてみるという考え
が基本になります。
#3結論:
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お大変なのはとても
よく判ります。
##2
「仕事上入院出来るほど休みもないので」
との事です。
##3
レーザー外科とはいえ
扁桃腺の「治療戦略」というのは大変危険な側面が御座います。
##4
摘出手術と同様に
レーザー外科でも一度に両側の扁桃腺にレーザー治療
をおこなうことは不可能です。片側ずつということになります。
##5
御相談者の「時間的余裕」から
推察すると
レーザー外科で扁桃腺を「治療」するのも
かなりに
難しい気が致します。
レーザー光は「魔法の光」では御座いません。
何卒にご理解下さい。
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。
上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2004年4月25日 15時59分29秒]