御相談タイトル:酒さ(受診)の相談 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
御電話いただけて宜しかったです。

早速によていどおりの「治療」を開始いたします。



何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2004年3月13日 18時46分36秒]

お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
ご心配なことと存じます。
#1
##1
「1、55歳男性  2、顔(鼻と頬)
3、10代後半から冬期、寒くても暖房の下でも
 顔の赤みが強くなり、火事のようになります。
 食事の後は特にそうです。
 現在、ハイボン、ピドキサール、パントシン
 を内服しています。一昨年まではこの内服で
 なんとかよかったのですが、昨年から増悪し
 暖房による乾燥もあって、ほてりと痛みで
 つらい状態です。毛細血管拡張は相当あります。
 皮膚症状以外にも
  肩こり、近トイレ、右下で寝る、早朝覚醒
  眼球乾、低枕、視線苦、呼吸器症状(タン)
 など該当部分は沢山あります。
 新潟市で酒さに詳しく、信頼できる医院を
 知っておられましたら教えてください。
 なければ貴クリニックへ受診させてください。」
との事です。

##2
すでに御相談者は大分に「酒さ」にお詳しくされて
いらっしゃるようです。
##3
下記お読みになられたかもしれませんが
ご説明致します。






#2
##1
「酒さ」(しゅさ)
は広い意味では「脂腺疾患」の一種で御座います。
##2
「「酒さ」に「酒」とありますが。
「酒」とは関係が御座いません。
##3
主として成人御婦人の疾患で御座います。
##4
後発年齢は「尋常性痊瘡(ざそう)」に比較して10-20歳高い
です。
##5
「尋常性痊瘡(ざそう)」は「にきび」=「痊瘡(ざそう):acne and Rosacea」
のことで御座います。
##6
さまざまな原因は考えられています。
ちなみに外国でもコーヒーとか「アルコール」「香辛料」
など全く根拠無く考えられたことが御座います。
##7
慢性であり難治性で御座います。
##8
「有名」な病態なのですが。
##9
不思議なことに日本では
全く研究報告がないに近いし資料もないため
「外国」で学んだ先生以外は苦手な先生が多いものです。

##10
「新潟市で酒さに詳しく、信頼できる医院を
 知っておられましたら教えてください。」
との事なのですが。

##11
「酒さ」は日本では本当に不思議なことに「皮膚科専門医」先生
でも「名前」しかしらない先生が多いものですので
この点ご容赦下さい。
申し訳御座いません。






#3
##1
「酒さ」は「症状・症候」により下記の3種に分類いたします。
###1
「紅斑性酒さ」(rosacea erythematosa)
###2
「酒さ性痊瘡(ざそう)」(acne rosacea)
###3
「鼻瘤(びりゅう)」(rhinophyma)

##2
上記につき簡単にご説明いたします。

#4
##1
「紅斑性酒さ」(rosacea erythematosa)は
###1
「第1度酒さ」とも呼称されます。
###2
「もともと外気温や香辛料」などで非常に顔面紅潮される患者さん
に多いものです。
###3
持続性の紅斑が鼻先端や頬、下あご、額に現れます。
###4
毛細血管拡張と油性光沢が御座います。
「りんごのほっぺた」で御座います。

##2
「酒さ性痊瘡(ざそう)」(acne rosacea)
###1
第2度酒さとも呼称されます。
###2
「紅斑性酒さ」(rosacea erythematosa)よりも
「症状・症候」が強いので。
###3
「毛孔性丘疹」や「膿ほう」を伴います。
###4
毛或いは「毛穴」に対する異物反応とも考えられます。


##3
「鼻瘤(びりゅう)」(rhinophyma)
###1
「第3度酒さ」とも呼称されます。
###2
「膠原線維」の増殖がはじまります。
###3
鼻が凹凸の凸のでっぱり凹のへこみが著明になります。
###4
「毛穴」は拡大して油性光沢が著明です。


#5
##1
「酒さ」と「眼科専門医先生」疾患はよく合併いたします。
##2
結膜炎・強膜炎はまだまだ「軽症」であり。
##3
「酒さ性角膜炎」はなんと「酒さ」の5%の患者さんに見られます。
##4
まず「酒さ」の患者さんをみたら結膜から角膜までの検査が
必要です。
##5
私は「酒さ」の患者さんには全員に「眼科専門医先生」と
同じく「細隙灯顕微鏡」で角膜まで必ず検査いたします。


#6
##1
「酒さ」は御婦人の場合「毛穴痕」や「にきび痕」と間違えられると
「大変」です。
##2
「酒さ」が御婦人に圧倒的に多く「お酒とは何の関係」もないので
良い表現が思い浮かばないのですが、
「よい病名」ではありません。
##3
「にきび」や「毛穴がきたない」と間違われて
「酒さ」が「メイク」で直そうとか「エステ」で治そうとか
すると「本当に」大変です。
##4
御婦人で「あからがお」だとか「毛穴がおおきい」や「「にきび」と
御自分で思われていらっしゃる方は「極めてご注意」下さい。




#7
##1
「10代後半から冬期、寒くても暖房の下でも
 顔の赤みが強くなり、火事のようになります。
 食事の後は特にそうです。
 現在、ハイボン、ピドキサール、パントシン
 を内服しています。一昨年まではこの内服で
 なんとかよかったのですが、昨年から増悪し
 暖房による乾燥もあって、ほてりと痛みで
 つらい状態です。毛細血管拡張は相当あります。」
との事です。
##2
御相談者の御相談内容からは

「第1度」すなわち「紅斑性酒さ」(rosacea erythematosa)
で御座います。
「第2度」すなわち「酒さ性痊瘡(ざそう)」(acne rosacea)
の「成分」はないようで御座います。

##3
因みに「眼科専門医先生」にはおかかりになられましたでしょうか。
##4
眼の奥が「チクチクと痛くは御座いませんか。
##5
「現在、ハイボン、ピドキサール、パントシン
 を内服しています。一昨年まではこの内服で
 なんとかよかったのですが、昨年から増悪し
 暖房による乾燥もあって、ほてりと痛みで
 つらい状態です。毛細血管拡張は相当あります。」
との事です。
##6
「ハイボン」=VB2 「ピドキサール」=VB6 「パントシン」=VB5
でビタミンB2/B6/B5が投薬されていらっしゃいます。
##7
この御処方は「慢性湿疹」の御処方で
御座います。


#8
##1
ちなみに「酒さ」の「第1度」の
「紅斑性酒さ」(rosacea erythematosa)の「レーザー治療」
はよく間違われるのですが。

##2
「毛細血管」が対象では御座いません。

##3
「大学病院の皮膚科」などで浮き出た毛細血管には効くが
浮き出ていない毛細血管や
温まるとほてる状態には無効といわれました」
といわれてしまうことが
御座います。

##4
##3は「毛細血管血管腫」或いは「毛細血管拡張症」
の場合は正しいかもしれません。

##5
ちなみに御相談者の場合
「毛細血管拡張は相当あります。」との事です。
これは「皮膚科専門医」先生の「御診断」でしょうか。
如何でしょう。

##5
あくまで「酒さ」は「脂腺疾患」で御座います。

##6
ちなみに「酒さ第1度=「「紅斑性酒さ」(rosacea erythematosa)」
の「治療戦略」には「レーザー光照射」を行い
「photo−ablation:フオト・アブレーション」という
「レーザー治療」技術を用います。

##7
これも間違われやすいのですが
「photo−ablation:フオト・アブレーション」は
アビュレージョン(aburasion)では御座いません。

##8
「酒さ」はある意味では「肝斑」の「レーザー治療」やその他
と同じくにに奥が深いです。

##9
#9に「酒さ」の患者さんの特徴を記載いたします。
皮膚外科的なもの以外ですが御参考にされてください。





#9
「酒さ」には皮膚外科以外の側面で特徴が御座います。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サインBarBer's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
「上気道」や「呼吸器」の「症状・症候」が併発していませんんか。
##31
「ウイルスによる風邪症候群」と間違われて「風邪症候群」
あるいは気管支炎からの熱発と頭痛というように包括されてしまうことが
少なからず御座います。
##32
「反復性上気道感染」のため「リンパ節腫大」と「緊張型」による
頚部・顔面の「しこり」か区別されていないことも御座います。
##33
そのため「リンパ節腫大」とか「頚部のしこり」とか
は「表現」されるため「「悪性リンパ腫」などとんでもない疾患の
検査をされることが御座います。



#10結論:
##1
御相談者の御相談内容からは大分にお苦しくていらっしゃるようですが
この今現在の「症状・症候」は「酒さ第1度」+「アルフア」
で御座います。
+「アルフア」は省略・最後に触れます。

下記にあくまで「酒さ」の「レーザー外科」のことを
述べさせてください。

##2
「酒さ」の「レーザー治療」は
やはりQスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
による「photo−ablation:フオト・アブレーション」
が有効であると今の私は考えます。

##3
Qスイッチレーザー外科あるいはQスイッチレーザー治療
で治療して行きます。

##4
この場合「酒さ」の患者さんでは
「ヤグレーザーフェイシアル」が極めて有効で御座います。

##5
「光衝撃波」による「パッチング」で「毛穴の角栓」を
飛ばしてしまいます。
##6
おかおの「レーザー治療」はきわめて慎重に
なられて下さい。
##7
「酒さ」は「Gr(グレード)」 があがると
「鼻瘤(びりゅう)」(rhinophyma)になると
厄介で御座います。

##8
「Qスイッチレーザー外科あるいはQスイッチレーザー治療」の
「レーザー光照射」での「本物のレーザーフェイシアル」
が必要であると考えます。
##9
あとは「眼科専門医先生」と同じく細隙灯顕微鏡で
眼を拝見しつつ。

##10
「透過型真皮顕微鏡」及び「表皮角質顕微鏡」で
皮膚を拝見しつつと。

##11
多彩な「治療戦略」が必要で御座います。


##12
「レーザー「治療戦略」」に用いる「レーザー光照射」
には
###1
「・・タッチ」という「アイロン型」と
###2
「Qスイッチ」を用いる「光線型」
に分類できます。

##13
「photo−ablation:フオト・アブレーション」とは
「熱作用を用いず組織を蒸散させるレーザー治療」のこと
ですが「タッチレーザー」など「アイロン型」では
「酒さ」の「治療戦略」は不可能です。

##14
「Qスイッチレーザー外科あるいはQスイッチレーザー治療」
を用います。
ご記憶下さいませ。



##15
御婦人でにきび痕あからがおとおもわれていらっしゃる
かたは。判りやすくいえば「真っ赤なりんごのほっぺた」
なのですが。

##16
何卒に「酒さ」にはご注意下さい。

##17
さて御相談者の「症状・症候」で
最後に##1で述べました「+アルフア」なのですが
これは「レーザー外科」で「治療戦略」とるものでは
御座いません。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

追申:御受診については医療事務・受付嬢まで
御電話頂けますでしょうか。
不躾お許し下さい。

[2004年3月7日 17時5分36秒]

お名前: 匿名希望(ホワイトヘアー)    URL
1、55歳男性  2、顔(鼻と頬)
3、10代後半から冬期、寒くても暖房の下でも
 顔の赤みが強くなり、火事のようになります。
 食事の後は特にそうです。
 現在、ハイボン、ピドキサール、パントシン
 を内服しています。一昨年まではこの内服で
 なんとかよかったのですが、昨年から増悪し
 暖房による乾燥もあって、ほてりと痛みで
 つらい状態です。毛細血管拡張は相当あります。
 皮膚症状以外にも
  肩こり、近トイレ、右下で寝る、早朝覚醒
  眼球乾、低枕、視線苦、呼吸器症状(タン)
 など該当部分は沢山あります。
 新潟市で酒さに詳しく、信頼できる医院を
 知っておられましたら教えてください。
 なければ貴クリニックへ受診させてください。
[2004年3月7日 16時0分17秒]

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