御相談タイトル:レーザーの種類について。 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
ご心配なことと存じます。
うまくご説明できるとよろしいのですが。
「ある意味では大変難しいご質問」で御座います。
なるべく判りやすく御回答致します。
おおすじから「御回答」致します。

だから「細かなこと」では「間違い」もあるかもしれません。
ご了解下さい。


#1
##1
「私は二十台前半の女性です。
顔に、直径二ミリ強のこげ茶のホクロが三つ、一ミリ程度の薄茶のものが五個あります。
こげ茶のものは十年程前に、薄茶のものはニキビ跡があった場所に三年ほど前にできました。
その他に、上唇の山の下に一つ、薄茶の三ミリのホクロ?が五年ほど前に出来ました。
当時唇に使用したのはリップクリームのみでことさら刺激を与えた覚えはありません。

上記はどれも平坦で、真円ではなく、境界は滲んでみえます。
目を凝らすと中心部が空いていたり、または全体に肌色の部分(粒)が見えます。

この掲示板は、大変参考になります。似た症例に対する回答はほぼ全て拝見しました。

先生はメラニンを蒸散させる方法として
QスイッチルビーレーザーとQスイッチNd・YAGレーザーの二つを紹介なさっていますが
結論として後者をお薦めされていますね。前者についての記述は少ないように思いますが
両者の違いはどこにあるのでしょうか?

また、一般に皮膚科の診療内容の紹介文に見られる「ルビーレーザー」と
貴院のQスイッチルビーレーザーは別物なのでしょうか?

お忙しい所恐縮ですがお返事がいただければ幸いです。」
との事です。






#2
「Qスイッチルビーレーザーと
QスイッチNd・YAGレーザーの二つを紹介なさっていますが
結論として後者をお薦めされていますね。
前者についての記述は少ないように思いますが
両者の違いはどこにあるのでしょうか?」
との事です。
=>
##1
「Q(キュー)スイッチ」の性能で「レーザー光線の極めて強い出力」を
「極めて短時間に照射する」「パルス時間(パルス幅)」という
「時間間隔」が御座います。

##2
「Qスイッチヤグレーザー」では「1億分の10−5秒」で
「エネルギー10j(ジュール)」を照射が可能で御座います。

##3
「Qスイッチ・ルビーレーザー」では「1億分の40−50秒」
で「エネルギー10j(ジュール)」を照射いたします。

##4
だから
「Qスイッチヤグレーザー」は「Qスイッチ・ルビーレーザー」
よりも1/10も短時間で
「Qスイッチレーザー光線」の
「エネルギー10j(ジュール)」が照射が可能で御座います。

##5
一方「Qスイッチ・ルビーレーザー」では「Qスイッチヤグレーザー」
の10倍の時間の「Qスイッチレーザー光線」の「1ショット」
が必要なことになります。


##6
「Q(キュー)スイッチ」での「1ショット」のエネルギー照射の
出力曲線を
「フルーエンス」という表現をいたします。
(ジェット戦闘機でいえば「加速度」の切れ味のようなものです。)

##7
医療用「「Q(キュー)スイッチ」レーザー」の
なかでは「フルーエンス」は「Qスイッチヤグレーザー」が
「抜群であり最高」とされています。

##8
##1−##6からは「レーザー外科」「レーザー治療」を
考えるとき
「レーザー治療」の「3原理」の「1つ」の
「photo ionization:光イオン反応」は「Qスイッチレーザー」
でのみ「可能」なわけrなのですが。

##9
「photo ionization:光イオン反応」のひとつの
「photo−ablation:フオト・アブレーション」(abrasion:剥離ではない)
という「表面に傷を与えずに深部を照射」する「能力」は
「レーザー治療」の「最先端」なのですが。

##10
これが
「Qスイッチヤグレーザー」が「最高」ということになります。





#3
「Qスイッチルビーレーザーと
QスイッチNd・YAGレーザーの二つを紹介なさっていますが
結論として後者をお薦めされていますね。
前者についての記述は少ないように思いますが
両者の違いはどこにあるのでしょうか?」
との事です。(その2)

=>

##1
「Qスイッチヤグレーザー」の「Q(キュー)スイッチ」は
「毎秒10ショット」が可能です。

##2
けれども
「Qスイッチ・ルビーレーザー」の「Q(キュー)スイッチ」は
「2秒に1ショット」が限界で御座います。

##3
だから「10秒間」の間に「Qスイッチヤグレーザー」は
「100ショット」
が可能で御座います。

##4
けれども「10秒間」の間に「Qスイッチ・ルビーレーザー」は
「5ショット」
が「やっと」で御座います。





#4
##1
上記の御回答申し上げてきたように

##2
「Qスイッチヤグレーザー」は高いフルーエンスから
「深いところの「メラニン蒸散」」が表面に傷をつけずに
可能で御座います。

##3
「1億分の10−5秒」だから「痛くなく」
「あとが残らない」=これが何よりで御座います。

##4
毎秒10ショットが可能だから「早い照射」が可能なので
「沢山のショット」が可能である。
ということがいえます。



#5
「Qスイッチ・ルビーレーザー」のお話を致します。
##1
「Qスイッチ・ルビーレーザー」は「1億分の40−50秒」
と「Q(キュー)スイッチ」が「Qスイッチヤグレーザー」の
「10倍」と「「Q(キュー)スイッチ時間」が長いのですが
これは「痛い」というよりも「衝撃」できます。

##2
これは例えば
「Qスイッチ・ルビーレーザー」の「Q(キュー)スイッチ照射」は
「2秒に一度」が「精一杯」とおはなししました。

##3
「Qスイッチ・ルビーレーザー」での「Q(キュー)スイッチ」照射
の場合は「痛い」というよりは「痛くない」のですが。

##4
「パチン」と「Q(キュー)スイッチルビー照射」を
「おでこ」にされると
「てのひら」で「おでこ」を「瞬間的に真後ろ」に押された感じで
「はじきとばされるかた」も「本当」にいらっしゃいます。

##5
「Qスイッチ・ルビーレーザー」の上記のように
御記載したものは「Qスイッチ・ルビーレーザー」の「特性」なので
実は「長所」にもなるわけなのです。

##6
「レーザー」の「光衝撃波」(Light Shock Wave:LSW)は
軍事目的で海上から「潜水艦」を破壊浮上させるために
「開発されたものです」。

##7
「光衝撃波」による「パッチング」は「Qスイッチ・ルビーレーザー」
は「強いのです」。但し「2秒間に1ショット」しか照射できません。

##8
だから「時間」がかかっても「しわ」や「「メラニン蒸散」は
「1ショット」でかんがえるかぎり
「Qスイッチ・ルビーレーザー」のほうが「圧倒的」に「強い」のです
が表面しか届きません。


##9
すなわち
「Qスイッチ・ルビーレーザー」は
「photo−ablation:フオト・アブレーション」
(abrasion:剥離ではない)
すなわち「表面を傷つけづに深いところ」のみを「治療」しようと
すると。

##10
「表面」にもエネルギーがどうしても残ってしまいます。
即ち「深いところ」の「メラニン蒸散」が
「浅いところ」に「エネルギー」がとられてしまって
困難で御座います。


##11
だから「Qスイッチ・ルビーレーザー」
では「エネルギー10j(ジュール)」を「低く」しても
「かならずきえるのですが」「3ヶ月」くらいは「「レーザー治療」
の「表面」が「赤い」です。

##12
だから「浅い病変」たとえば
「広い「太田母斑」や「扁平母斑」や「肝斑(かんぱん)」」のように
「元来浅く色がひろびろとあるもの」の場合は
「赤みはのこっても」フアンデーションでかくせる場合は。

##13
「メラニン蒸散」と「光衝撃波」による「パッチング」は
「Qスイッチヤグレーザー」とは「全く違う性格」だけれども。

##14
「Qスイッチ・ルビーレーザー」の場合
「痕が3ヶ月」のこっても目立たない「すでに着色性病変」には
上手に「治療戦略」がたてれえれば
「極めて有力な武器」になります。

##14
けれども「Qスイッチ・ルビーレーザー」では
「治療感覚」=照射ストロークは「3ヶ月に1度」ー「1ヶ月に1度」
となります。





#6
「また、一般に皮膚科の診療内容の紹介文に見られる「ルビーレーザー」と
貴院のQスイッチルビーレーザーは別物なのでしょうか?」

##1
「ルビーレーザー」も
###1
「パルス・ルビーレーザー」と
###2
「「Qスイッチ・ルビーレーザー」
の
「2種類」があります。
これがちがえば「全く違います」。


##2
基本的に
「Q(キュー)スイッチ」のない「ルビーレーザー」は
「光熱作用:phototheramal effect」=「熱凝固」が「基本」
になります。

##3
「メラニン蒸散」は「Q(キュー)スイッチ」がないと
行なえません。

##4
だから「Qスイッチ・ルビーレーザー」であれば「メラニン蒸散」
が行なえますが「ただのルビーレーザー」では不可能である
詳細は上記に御回答致したとおりで御座います。

##5
「ルビーレーザー」と
貴院のQスイッチルビーレーザーは別物なのでしょうか?」
の御回答としては。

##6
「レーザー治療」では「レーザー光照射装置」が同じでも
「同じ「レーザー治療」」はありえないと思われて
いただけますか。
これは「光学器械」の「カメラ」と同じで御座います。

##7
私のところでは
「ルビーレーザー」は
「Qスイッチ・ルビーレーザー」「パルス・ルビーレーザー」
が御座います。

##7
いずれにしても
レーザーは究極の「光学器械」です。
「レンズ」や「フラッシュ」に相当するものなど
その他は「カメラ」と「交換レンズ」のように
さまざまに「変化」させています。

##8
同じものはありえません。



#7結論:
##1
全体的に眺めると「レーザー治療」とは「まだ未知な部分」が
「よい意味」で多いものです。

##2
レーザー光は「魔法の光」ではないけれども。

##3
やはり「魔法の光」だなと思うようになってから
大分時間のたつ昨今です・。 

##4
「Qスイッチ・ルビーレーザー」の
威力も大変なものであり
さらに
「Qスイッチヤグレーザー」の威力は
驚異的なものです。






上記あくまでもご参考にまでお留めおき下さいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2004年1月8日 10時46分10秒]

お名前: 匿名希望   
こんばんは。私は二十台前半の女性です。
顔に、直径二ミリ強のこげ茶のホクロが三つ、一ミリ程度の薄茶のものが五個あります。
こげ茶のものは十年程前に、薄茶のものはニキビ跡があった場所に三年ほど前にできました。
その他に、上唇の山の下に一つ、薄茶の三ミリのホクロ?が五年ほど前に出来ました。
当時唇に使用したのはリップクリームのみでことさら刺激を与えた覚えはありません。

上記はどれも平坦で、真円ではなく、境界は滲んでみえます。
目を凝らすと中心部が空いていたり、または全体に肌色の部分(粒)が見えます。

この掲示板は、大変参考になります。似た症例に対する回答はほぼ全て拝見しました。

先生はメラニンを蒸散させる方法として
QスイッチルビーレーザーとQスイッチNd・YAGレーザーの二つを紹介なさっていますが
結論として後者をお薦めされていますね。前者についての記述は少ないように思いますが
両者の違いはどこにあるのでしょうか?

また、一般に皮膚科の診療内容の紹介文に見られる「ルビーレーザー」と
貴院のQスイッチルビーレーザーは別物なのでしょうか?

お忙しい所恐縮ですがお返事がいただければ幸いです。
[2004年1月6日 3時8分2秒]

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