ご心配なことと存じます。
#1
##1
「5年ほど前に、胸の中央に、もともとは小さなニキビだったのですが、
今は赤く皮膚が2ミリ程盛り上がり1センチ×3センチのケロイド状態になってます。
見た目もみっともないのですが、何よりひきつった痛みが時々あり、
服が摺れても痛いです。
治療をしたいのですが、今、子作りの最中でして、
いつ妊娠しても良い状態なので
薬などを使う事に抵抗があります。
副作用がない治療法などがあるのでしょうか?
それとも出産が終るまで治療は待ったほうがいいでしょうか?」
との事です。
#2
##1
まず「海外在住」でいらっしゃるとのことです。
##2
コーカサス人種圏内で在住でいらっしゃる場合「白人種」は
いわゆる「真性ケロイド」は極めて少なく「肥厚性瘢痕」も少ないです。
##3
だから「白人種圏内」で日本人が「真性ケロイド」或いは「肥厚性瘢痕」
で御受診されるときは過剰「診断」されるか過少「診断」される可能性が
ございます。
##4
このことは何卒御銘記下さいませ。
#3
##1
「胸の中央に、もともとは小さなニキビだったのですが、
今は赤く皮膚が2ミリ程盛り上がり1センチ×3センチの
ケロイド状態になってます。
見た目もみっともないのですが、何よりひきつった痛みが時々あり、
服が摺れても痛いです。」との事です。
##2
お可哀想だとおもいます。
##3
けれども「服がすれる」ような「物理的刺激」は工夫して頂き
「絶対禁物」で御座います。
#4
##1
「いつ妊娠しても良い状態なので
薬などを使う事に抵抗があります。
副作用がない治療法などがあるのでしょうか?
それとも出産が終るまで治療は待ったほうがいいでしょうか?」
との事です。
##2
御相談者の御相談内容からは「肥厚性瘢痕」なのか或いは
「真性ケロイド」なのかは判断は困難です。
##3
けれどもこの両者ともに「内服薬」或いは「注射薬」などで
「真性ケロイド」或いは「肥厚性瘢痕」を治療する「治療戦略」は
御座いません。
##4
要は今は
「赤く皮膚が2ミリ程盛り上がり1センチ×3センチのケロイド状態」
から物理的刺激による先への「進行」を食い止められて下さい。
##5
夜間就眠時に「かゆみで引っ掻かれたりすると」
増大していきます。
##6
この状態が多いと推定されています。
#5
##1
「肥厚性瘢痕」で
「2ミリ程盛り上がり1センチ×3センチのケロイド状態」であれば。
##2
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
による「レーザーブレスト」の治療法が大変反応すると考えます。
##3
「肥厚性瘢痕」或いは「真性ケロイド」は紅い「連続的な盛り上がり」の様でいて
実は「構成要素」は「小さな球」のつながりです。
##4
「レーザーブレスト」にてしっかりと治療される先生は
いわゆる「ケロイド」すなわち「ケロイド状態」の「症状・症候」
からこの「球」が何個あるかを「瞬時に計算」致します。
##5
本当に「ケロイド状態」の「レーザー・リサーフエシング」の
効能は素晴らしいと今の私は考えます。
#6結論:
##1
まず「ケロイド状態」に関して日本人の感覚と「外国医師」での感覚に
ギャップが存在することを考えられて下さい。
##2
妊娠に心配な内服薬も注射薬もないのが現状でございます。
##3
あと「シリコンシート」など「圧迫兼服すれ防止」にいかに
応用していくかであろうと今の私は考えます。
##4
服や下着なども工夫されて「絶対物理的刺激」は避けられて下さい。
##5
御幸運をお祈り申し上げます。
上記あくまでもご参考にまでお留めおき下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
[2003年10月5日 13時23分45秒]