御相談タイトル:ほくろのレーザー外科 



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☆山本クリニック相談掲示板のこれまでの御相談と回答総集編☆




お名前: 東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)    URL
「33歳。女性です。
3年前に有名美容外科で1cm弱の平らなほくろをレーザー治療でとりました。
ほくろはとれたことはとれたのですがそのあとがやや陥没して赤みの皮膚になってしまいました。
けれどもこれはもう治らないといわれました。これは諦めることにしました。そこの先生には
治療後の陥没はどうやってもなおらないといわれました。あと3mmくらいのほくろが右頬に2つ
額中央に2mmくらいのほくろが5個あと左ほほに2mm位のほくろが7つあります。計14−15個
ナのです。もうすこしあるのですがこれも治療できれば嬉しいとおもっているのですが。
落胆ぎみのまま3年過ごしましたが去年の夏ごろから山本クリニックの相談掲示板をみて
ほくろの患者さんやかおのレーザー治療でさまざまな治療をされているのを読ませていただいておりました。
是非おねがいできるのかなと考えておりました。もう決意いたしましたので書き込ませていただきました。
ヤグレーザーというレーザーでどのように治っていくのか(赤くなりませんよね。陥没しませんよね)
もう少し訓えて下さい。そしてお願いしたいとおもっています。」
との事です。








ご心配なことと存じます。
うまくご説明できるとよろしいのですが。


顔面外科で「ほくろ」をとる方法は、いくつかあります。
これらの方法については、後述いたします。


ここでは、「レーザー治療」で
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
による「多発性ほくろ」の「メラニン蒸散」による「治療戦略」
をお話いたします。

QスイッチNd・YAGレーザー
(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
では「photo−ablation:フオト・アブレーション」
という「技法」を用います。

「レーザー治療」で皮膚の表面を傷つけずに
「メラニン含有細胞(メラノサイト)」の「メラニン蒸散」を
行います。

「レーザー光照射」で「Qスイッチ」を有するレーザー
では「1億分の5−10秒の照射時間」で毎秒10ショット
を照射しうるから痛くはありません。

また当日から御化粧が可能で御座います。

週1回のペースで10回=10週で
「メラニン蒸散」をしていきます。




「質問例1.初診から除去までの期間」。
=>

週一回照射で「10週間」が「御初診から除去」
までの期間です。



「質問例2.」
「除去して傷が見えなくなるまでの平均期間」。
=>

「「除去して傷が見えなくなるまでの期間」なのですが。

当初より「傷」はつきませんから
「「多発性ほくろ」がとれるまでの期間」と同じという
事なのです。

但し「ほくろ」の黒色或は茶色の上に「ルビーのしづく」という
「ルビー色」の「4日で落ちてしまう」「ヘモグロビン(血色素)」
の「乾燥粉末」のようなものが「自然にこびりつきます」が
かさぶたでは御座いません。


だから「最後の「メラニン蒸散」」の「レーザー治療」
が照射が終了した日から
「傷」は残らないことになります。


「質問例3」
「一度に20個近い除去が可能か」


=>

QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
では「Qスイッチ」で後が残らず痛くなく照射が可能なので
1回で50個までの「ほくろ」であれば照射が可能です。

但し1回(日)で「一度に20個近い除去が可能か」というよりは
それぞれの「20個」を1日(回)で照射が可能ですが。


1個であろうと50個であろうと「個々の「ほくろ」」には
週一回の照射で
「メラニン蒸散」の
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
で「10回(日)」は必要で御座います。


「質問例4.費用について」。

=>

「多発ほくろ」の場合は、ふつう週1回のペースで10回(日)
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
による照射を行います。

この「1回(日)」の「20個近い「ほくろ」」に全て照射して
「レーザー治療」の費用が「1回(日)=5万円」です。
(ほくろの状態や個数にもよるのですが、ご相談者の場合は、
大体5万円位だと思います。)

だから「多発ほくろ」の「メラニン蒸散」では
週一回のペースで10回(日)の照射が必要だから

「5万円」x「回数=日=10回」=「多発ほくろレーザー治療」の総御費用
ということになります。


因みに
「上記「御費用」」はポストレーザー独特のお化粧品
及び「医薬品」及び「レーザー治療」前の
検査(「臨床血液検査」・「尿一般・尿沈査検査」)
を含めた
すべからくの「御費用」で御座います。




「質問例5・」」
「心配としては、ほくろの中には悪性になるものがある、
と聞いたことがあるので除去してもよいのかどうか」。


これは大変重要なことですが。

私は
必ず「レーザー治療」「レーザー外科」の前には
「透過型真皮顕微鏡」及び「表皮角質顕微鏡」を用いて
「皮膚腫瘍」「皮下腫瘍」の有無や「皮膚の性状」
を拝見いたします。


日本人の場合「ほくろ」といっても
多発性の
「母斑細胞母斑」(nevus cell nevus)であろうと考えます。


皮膚は常に「皮膚癌」になる可能性を秘めているもので
御座います。
これは各種臓器に共通したことと今の私は考えます。


「ほくろ」を「レーザー治療」で「メラニン蒸散」
することは様々な観点から考えても「極めて安全」である
と今の私は考えます。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「まとめ」:


「ほくろ」のレーザー治療といっても。

「CO2(炭酸ガス)レーザー」のように「レーザー熱作用」を
利用して「凝固切除」する「メスレーザー」による「治療」

「Qスイッチヤグレーザー」に代表される「メラニン蒸散」
による「治療」があるということを御銘記下さい。


私の施設にはは「CO2(炭酸ガス)レーザー」も各種また
「Qスイッチレーザー」も
「ルビー」「ヤグ」「その他」と各種御座います


「多発ほくろ」で傷を残さず痛くない
「メラニン蒸散」での「レーザー治療」は
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
が最適であると今の私は考えます。


「多発ほくろ」に関しては
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
は独壇場といえるかもしれません。



「赤くなりませんよね。陥没しませんよね」
=>
との事です。
赤くなりません。陥没しようが御座いません。


さて
「ほくろ」の「レーザー治療」の御相談では
「レーザー治療理論」と「皮膚外科の「ほくろ」の「病態」医学」
と「経済性」という極めて多くの情報を問われるものなので
御回答に悩むことがあります。

私は
そのため御回答を「2部作」として「補足」を行うことと
致しました。


「ほくろ」の「レーザー治療」について下記補足致します。
何卒にご参考とされて下さい。


治したいですね。






補足:「ほくろ」の「レーザー治療」
+++++++++++++++++++++++++++++++++
#1
##1
「お顔の多発ほくろ」の「レーザー治療」。
##2
一般論ですが
顔面外科で「ほくろ」をとるとき6つの方法あります。

###1
メスでとり縫合。メスできる糸で縫合する「外科」の基礎
糸が取れるまで洗顔不能で包帯要。
###2
CO2(炭酸ガス)レーザー(レーザーメスと考えて)
(1)のメスのかわりにレーザー光を用いる)

###3
ヤグレーザーメラニン蒸散(メラニンを気体として飛ばす)で
ヤグレーザー外科でとる。
メラニンだけ飛ばしてしまう。傷跡は一切残らない。
その日からお化粧ができる。

###4
バイポーラー高周波メスを用いる。
ぬわないが、傷跡は残ります。

###5
サージトロンというラジオ波メスを用いる。
縫わない。「大変きれいな白いきずあと」はのこる。

###6
クリオサージェリー(液体窒素)でとる。
今はまずおこなわれません。


の6種類があります。

#2
##1
ほくろを「とる」医療施設は概ね上記全て完備しているように
考えます
##2
あくまでも「一般論」でございます。
	 

#3
##1
ほくろの診断ですが。
まず表皮・真皮透過の皮膚顕微鏡2台で診断いたします。

#4
##1
「多発性ほくろ」の「レーザー治療」では
ヤグレーザー治療が宜しいと考えます。

##2
多発ほくろですからQスイッチルビーか
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)
装置で治療が宜しいかと考えます。

##3
ここで
「ほくろ」+「レーザー治療・レーザー外科」で
大切な「キーワード」を##4に記載いたします。

##4
レーザー治療・レーザー外科に用いるレーザー光には

###1
メスの性格を持つレーザー光
###2
メラニン(黒色)を蒸発させるレーザー光

の2種類があるということなのです。


#5
##1
特に多発ほくろの場合同時に10個-数10単位のほくろに
同時にレーザー光照射が
可能でないと時間がかかります。

##2
同時とはいっても一つ一つのほくろにレーザー光照射をして参る
わけなのですが。

##3
このようにしようとすると
###1
QスイッチNd・YAGレーザー
(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)装置
による
「「Qスイッチヤグレーザー光」がレーザー光として必要です。

###2
そして何よりも直径1mm弱の目に見えない光線をほくろに
照射するわけですから
「ねらい(ターゲッテイングといいます)」の技術が必要です。

##4
多発ほくろの治療には
「####1+####2」の技術が必要ということになります。
このことは是非覚えておかれて下さいませ。

#6
##1
「レーザー光照射メス」と「ヤグレーザー」について

##2
多くのかたが考えられている「ほくろのレーザー治療」は多分に
CO2(炭酸ガス)レーザーによる「イメージ」であろうと考えます。
##3
CO2(炭酸ガス)レーザーは「メスレーザー」ですから
「メス」の「切除」と同様に「巾着縫合」(糸で縫う)が必要です。
けれども最近は「行なわなくなりました」。

##4
これを行なわないと
白くてかてか光ることがあります。
「水疱瘡の痕」 と類似した状態に化けることがあります。

##5
勿論大変お上手にCO2レーザーを「使いこなされる」
先生もいらっしゃいます。

#7
##1
Nd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)は
メラニン蒸散(固体を気体にかえること)を
させますから「当日」からお化粧ができるものです。

#8
##1
「ヤグレーザーの照射頻度と回数」
##2
1レーザー光照射は週1回で行います。
##3
 直径2−3mmのほくろが30−40個であれば全てに
各回(日)ごとに照射して回数を重ねます。

##4
  回数には「6-10-16回の法則」がありますが10回以上照射で
多発ほくろのほとんど全ては消すことが可能です。

#8「補足」の結論:
##1
QスイッチNd・YAGレーザー(ネオジミウム・ヤグ・レーザー)装置
によるレーザー外科で多発ほくろは治療されると大変きれいです。

##2
週一回のペースで10回の照射で消します。

##3
これは皮膚の「ターンオーバータイム」から
TDF(time dose fractionation factor)
という「「レーザーエネルギー・照射時間・分轄回数」
という「計算」によるもので
御座います。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++




上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。



[2004年1月29日 11時50分47秒]

お名前: ほくろレーザー3年前1度   

33歳。女性です。
3年前に有名美容外科で1cm弱の平らなほくろをレーザー治療でとりました。
ほくろはとれたことはとれたのですがそのあとがやや陥没して赤みの皮膚になってしまいました。
けれどもこれはもう治らないといわれました。これは諦めることにしました。そこの先生には
治療後の陥没はどうやってもなおらないといわれました。あと3mmくらいのほくろが右頬に2つ
額中央に2mmくらいのほくろが5個あと左ほほに2mm位のほくろが7つあります。計14−15個
ナのです。もうすこしあるのですがこれも治療できれば嬉しいとおもっているのですが。
落胆ぎみのまま3年過ごしましたが去年の夏ごろから山本クリニックの相談掲示板をみて
ほくろの患者さんやかおのレーザー治療でさまざまな治療をされているのを読ませていただいておりました。
是非おねがいできるのかなと考えておりました。もう決意いたしましたので書き込ませていただきました。
ヤグレーザーというレーザーでどのように治っていくのか(赤くなりませんよね。陥没しませんよね)
もう少し訓えて下さい。そしてお願いしたいとおもっています。
[2004年1月29日 09時46分34秒]

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