記事タイトル:タバコの 災い。「副流煙」 


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お名前: 山本クリニック 山本博昭    URL
タバコの被害と損失


タバコは単なる嗜好品とは言えません。 
タバコは吸う人だけではなく周囲の人々にも有害な中毒性の強い薬物であると
言われるようになり久しいです。 
わが国でも、肺がんなどの「タバコ病」により 
年に10万人以上の死亡が増えていると指摘されています。 

さてタバコをおすいになる方は次のことを「知識」
としてもっていなければなりません。  

タバコを吸う人は、
タバコによる直接の被害者ですが、
周囲のタバコを吸わない人に害を及ぼしている点では加害者でもあります。
 
 ここで、その加害の原因である「副流煙」について簡単に考えて見ます。 
  
喫煙者が火をつけたタバコから直接吸入する煙を 
「主流煙」、吐き出す煙を「吐煙」と呼び、 
火のついたタバコから不完全燃焼の状態で大気中に放出されるのが「副流煙」です。 

「副流煙」には、主流煙より何倍も多くの発がん物質や有害物質が含まれています。 

例えば、「副流煙」には主流煙に対してアンモニアは46倍、一酸化炭素は4.7倍、
タールが3.4倍、ニコチンが2.8倍含まれています。 
 
一般的に「副流煙」と「吐煙」をあわせて「環境タバコ煙」と呼びます。 

この「環境タバコ煙」がタバコを吸わない人々、
とくに子供たちの健康にとても重大な影響をもたらしています。 
  
環境タバコ煙に曝されて受動喫煙することにより、 
1)喫煙者の妻は肺がんによりかかり易くなり、 
2)妊婦は妊娠・分娩時合併症に、 
3)乳幼児は肺炎や喘息のような気管支炎、
滲出性中耳炎などになる危険性が明らかに高くなります。 
  

一本のタバコが汚す空気の量は、「ドラム缶500本分」といわれます。 

同じ室内でタバコを5本吸うと、周囲の人は受動喫煙で10本吸ったことになるといわれます。 

換気扇の下や別室で吸ってもほとんど意味がない。防御にはなりません。 
喫煙者は自分と周囲の人々の健康を害さないように一刻も早く禁煙することが必要。 

 もちろん「愛煙家の皆様からは毎日毎日多額の納税をしていただいているんだから、
もっと優遇しても罰はあたりません」という理屈もあります。 

 (たとえば「煙草の税金」の一部で、分煙のための設備をつくったりして、
おおっぴらに喫煙できる場所を確保するのは当然のことでしょう。) 
  
それから、今セブンスターはたとえば一箱250円としたらば 
これをあと50円上乗せして、切りよく一箱300円にする。
上乗せした50円は日本の困窮した財源の足しにするといったようなような
「お金」の問題もあるのだけれども 

「税金」的に次のような試算が平成12年になされています。 
すなわち、 
「煙草による健康被害の分の医療費」や、「所得損失」、「火災による損失」などを合計すると 

「煙草消費税」の約2倍(計算法によっては3倍)にもなるという試算があるのです。

ご質問ありましたらばどうぞ。
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