Colonel Bogey On Parade
The Great Marches of Kenneth Joseph Alford

 ケニス・ジョ−ゼフ・アルフォ−ド の 行進曲集
イギリス 陸軍 航空隊 軍楽隊

The Band of the Army Air Corps

(UK-51637)

曲 目
01. Colonel Bogey On Parade
02. Holyrood
03. The Vedette
04. Colonel Bogey
05. The Great Little Army
06. On the Quarterdeck
07. The Middy
08. The Voice of the Guns
09. The Vanished Army
10. The Mad Major
11. Cavalry of the Clouds
12. The Thin Red Line
13. Dunedin
14. Old Panama
15. H.M.Jollies
16. The Standard of St. George
17. By Land and Sea
18. Army of the Nile
19. Eagle Squadron
20. Lilliburlero
21. A Life on the Ocean Wave
  All Titles by Kenneth J. Alford
  Tracks 219 are in composition order
22. Namur (W. Richards)

フレデリック・ジョ−ゼフ・リケッツFrederick Joseph Ricketts
ケニスケネス・ジョ−ゼフ・アルフォ−ド は ペンネ−ム
1881年 2月 21日 ロンドン テ−ムズ河 北岸の ラトクリフにて 石炭小売商の 第4子
として 誕生。7歳の時に 父親、14歳で 母親を亡くした為に その後 主として 母方の
祖母に養育された。
15歳の時 少年兵として 王立アイルランド連隊
Royal Irish
Regiment
第2大隊 軍楽隊に入隊し 主として コルネット奏者として活躍した。
同連隊は
1896年から 約7年間 インドへ駐屯軍として派遣された。当駐屯地での過酷
とも言える生活環境の中リケッツも 当地 駐屯軍の軍楽隊員として その役割を 立派に
果たし続けた結果、実績が 多いに評価され 本国へ帰国後 ネラ−ホ−ル
王立陸軍 音楽
学校
のバンドマスタ−コ−スに 推薦された。
同コ-ス終了後 異例の若さで 音楽学校の
副指揮者に就任。
ネラ−ホ−ルでの 約4年間 の 活躍後 1908年 南アフリカ植民地に
駐屯するア−ガイル サザ−ランド 第
93高地連隊 第2大隊のバンドマスタ−に就任。
リケッツ
アルフォ−ドの大半の作品は この頃から 第1次世界大戦中を 経て 大戦終了
直後の 期間に作曲されたものである。とりわけ、''
Colonel Bogey'', ''Holyrood'',
''The Great Little Army'', ''The Voice of the Guns''. ''The Thin
Red Line''
は 何れも この期間に 作曲された行進曲の作品で 専門家や 愛好家から
高い評価を 受けている。
リケッツアルフォ−ドが 作曲家として の 名声を 確固たる
ものに したのは
20年間のア−ガイル サザ−ランド 第93 高地連隊 軍楽隊での 活躍
であった。
1925
年 リケッツアルフォ−ドが 率いる 同軍楽隊は ニュ−ジ−ランドを
親善訪問し 南島の 南東部に ある 港町ダニ−デンで 開催 された 国際 博覧会に参加し
約6ヶ月間に亘って 演奏活動を 行い 好評を博した。 帰途は パナマ 運河 経由で
1926年の 初めに イギリス本国へ帰国した。 この親善 訪問 の 思い出に
Dunedin1928年に、そしてOld Panama
1929年 それぞれ 作曲された。
共に 格調の高い 優れた行進曲である。
リケッツアルフォ−ド 1927〜1930年 ケント州 のディ−ルに 在る 王立海兵隊
軍楽隊の 隊長を 務めたが、
1930年に ディ−ルのバンドが 解散したため 同年 海兵隊の
プリマス師団 軍楽隊に移り 隊長に 就任した。 第二次世界大戦 勃発 直前には 同バンドを
率いて カナダを 訪問する等 国内外で 公式行事、式典 や 演奏会等で 多忙を 極めた。
リケッツ
アルフォ−ドの献身的な 努力もあり
Royal Marines Band の 実力 と
名声は 飛躍的に 高まり
それに伴い イギリス の 吹奏楽 及び 軍楽 全般の 著しい 発展
にも つながった。
1942年に 海軍少佐 (Majorに昇格。 1944 4月に 健康上の
理由で 同隊を 退役した。 翌年の
1945515日に 64歳で その生涯を 閉じた。

  上記 解説は 御参考まで です。 個人的 解釈も 一部 含まれます故に
   
   必ずしも 客観的に 100 % 正確とは 限りません。 御留意 願います。


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