Colonel Bogey On Parade |
曲 目 |
01. Colonel Bogey On Parade 02. Holyrood 03. The Vedette 04. Colonel Bogey 05. The Great Little Army 06. On the Quarterdeck 07. The Middy 08. The Voice of the Guns 09. The Vanished Army 10. The Mad Major 11. Cavalry of the Clouds 12. The Thin Red Line 13. Dunedin 14. Old Panama 15. H.M.Jollies 16. The Standard of St. George 17. By Land and Sea 18. Army of the Nile 19. Eagle Squadron 20. Lilliburlero 21. A Life on the Ocean Wave All Titles by Kenneth J. Alford Tracks 2〜19 are in composition order 22. Namur (W. Richards) フレデリック・ジョ−ゼフ・リケッツ/Frederick Joseph Ricketts (ケニス/ケネス・ジョ−ゼフ・アルフォ−ド は ペンネ−ム) 1881年 2月 21日 ロンドン テ−ムズ河 北岸の ラトクリフにて 石炭小売商の 第4子 として 誕生。7歳の時に 父親、14歳で 母親を亡くした為に その後 主として 母方の 祖母に養育された。15歳の時 少年兵として 王立アイルランド連隊/Royal Irish Regiment 第2大隊 軍楽隊に入隊し 主として コルネット奏者として活躍した。 同連隊は1896年から 約7年間 インドへ駐屯軍として派遣された。当駐屯地での過酷 とも言える生活環境の中リケッツも 当地 駐屯軍の軍楽隊員として その役割を 立派に 果たし続けた結果、実績が 多いに評価され 本国へ帰国後 ネラ−ホ−ル(王立陸軍 音楽 学校)のバンドマスタ−コ−スに 推薦された。同コ-ス終了後 異例の若さで 音楽学校の 副指揮者に就任。ネラ−ホ−ルでの 約4年間 の 活躍後 1908年 南アフリカ植民地に 駐屯するア−ガイル サザ−ランド 第93高地連隊 第2大隊のバンドマスタ−に就任。 リケッツ(アルフォ−ド)の大半の作品は この頃から 第1次世界大戦中を 経て 大戦終了 直後の 期間に作曲されたものである。とりわけ、''Colonel Bogey'', ''Holyrood'', ''The Great Little Army'', ''The Voice of the Guns''. ''The Thin Red Line''は 何れも この期間に 作曲された行進曲の作品で 専門家や 愛好家から 高い評価を 受けている。 リケッツ(アルフォ−ド)が 作曲家として の 名声を 確固たる ものに したのは 約20年間のア−ガイル サザ−ランド 第93 高地連隊 軍楽隊での 活躍 であった。1925年 リケッツ(アルフォ−ド)が 率いる 同軍楽隊は ニュ−ジ−ランドを 親善訪問し 南島の 南東部に ある 港町ダニ−デンで 開催 された 国際 博覧会に参加し 約6ヶ月間に亘って 演奏活動を 行い 好評を博した。 帰途は パナマ 運河 経由で 翌1926年の 初めに イギリス本国へ帰国した。 この親善 訪問 の 思い出に「Dunedin」は 1928年に、そして「Old Panama」は 1929年 それぞれ 作曲された。 共に 格調の高い 優れた行進曲である。 リケッツ(アルフォ−ド)は 1927〜1930年 ケント州 のディ−ルに 在る 王立海兵隊 軍楽隊の 隊長を 務めたが、1930年に ディ−ルのバンドが 解散したため 同年 海兵隊の プリマス師団 軍楽隊に移り 隊長に 就任した。 第二次世界大戦 勃発 直前には 同バンドを 率いて カナダを 訪問する等 国内外で 公式行事、式典 や 演奏会等で 多忙を 極めた。 リケッツ(アルフォ−ド)の献身的な 努力もあり Royal Marines Band の 実力 と 名声は 飛躍的に 高まり それに伴い イギリス の 吹奏楽 及び 軍楽 全般の 著しい 発展 にも つながった。1942年に 海軍少佐 (Major)に昇格。 1944年 4月に 健康上の 理由で 同隊を 退役した。 翌年の1945年 5月15日に 64歳で その生涯を 閉じた。 (注)上記 解説は 御参考まで です。 個人的 解釈も 一部 含まれます故に 必ずしも 客観的に 100 % 正確とは 限りません。 御留意 願います。 |
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