お城を2つ見てきましたよ!(5/20 Hameln→Hildesheim)
きのうの職場の人の送別会から帰ったら、夜の11時。この日お出かけするかどうかは、起きてから決めようと思っていました。で、当日目が覚めたら朝の5時。私って、お酒を飲んだ次の日って、よく眠れないことがあるんです。でもこの日はお天気もよさそうだし、それにいつまでこっちにいられるか分からないから、お出かけするには絶好だ!と思い、準備開始となりました。
今回のドイツ滞在中に、一つ目標を立てていたのですが、その一つがかわいい恰好をしてお城を見に行くことだったんです。ということで、ちょっと民族衣装っぽい服を着て、お出かけ開始です。
で、まずは笛吹き男の伝説が残るハーメルン(Hameln)近郊の村、Hämelschenburg(ヘメルッシェンブルク)へ向かいました。村に近づくと、もうお城が見えてきて、近くの駐車場に車を止めて、入口を探して、受付で入場券を買いました。何とか11時からのガイドツアーに間に合って、それに付いていくことにしました。ガイドさんは若いお兄さんだったけれど、私を見て「内容理解できる?」って聞いてくれて、私は"Nur wenig!(ほんのちょっとだけ)"って答えたら、「英語の説明書、持ってきて上げる!」って言ってくれて、ドイツ語ガイドの英訳版を手渡してくれました。これで少しは理解がしやすくなりました。お兄さん、ありがとう!\(^o^)/

ヘメルッシェンブルク(Hämelschenburg)というお城なんですが、村の名前もそのままなんですよ。
ヴェーザー・ルネッサンス(Weser Renaissance)様式の傑作といわれている建物です。
お城の中は、いたってシンプルって感じで、壁や天井が特に装飾されているわけでもなく、代々の王家の肖像画が飾られていたり、シカの角でできた飾り、それからちょっと変わった暖炉があったりと、そんな感じでした。ガイドさんの話されてることも、少しくらいは理解できるかな?ってちょっとだけ集中して聞いていたんだけど、年号、王様、女王様、何代目、何人の子供を作った、など、断片的な情報しか結局は分からりませんでした。まだまだ慣れないといけないですね。
この後は、お城をバックに写真を撮ろうと思ったんだけど、車が多かったし、風も強かったりと大苦戦! 周りはお堀と崖に囲まれていて、このサイドからしかキレイには撮れませんでした。それから、ちょっと離れたところには、水車小屋もあって、水の豊かな村って感じでしたよ!

お城のすぐ近くに、水車小屋がありました!
この後は、次のお城へ向かおうと思ったんだけど、ちょうどお昼だったので、途中のハーメルン(Hameln)の中心街へ寄りました。ちょうど笛吹き男の劇が終わったところだったようで、もう少し早ければよかったかな? でも笛吹き男の仕掛け時計はちゃんと見ることができましたよ! 鐘の音色もかわいいし、笛吹き男、ネズミさん、それから魔女のお人形さんもとってもユーモラス! もう当分味わえないかも知れない太〜いソーセージをほおばりながら見ていました。

本当は寄るつもりのなかったハーメルン。
ここはマルクト広場で、手前がセント・ニコライ教会(Marktkirche
St. Nicolay)、
その奥が仕掛け時計で有名な結婚式の家(Hochzeitshaus)です。
笛吹き男の野外劇も、この結婚式の家の前で開かれるんですよ。
そしてもう一つのお城、これはヒルデスハイム(Hildesheim)という街の近郊のマリエンブルク城(Schloß Marienburg )へ向かいました。ここはハノーファ王朝の夏の離宮だった場所で、近づくと丘というより山の上に大きくて立派なお城が建っているのが見えました。あれを目指せばいいんだということで、お昼でも薄暗い山道を走っていくと、駐車場が出てきて、そこから少し歩いたところに、お城がありました。こっちから見ると、なかなか全体像が分からなくって、やっぱりふもとから見た方がお城って感じがするのは仕方ないかな?

マリエンブルク城(Schloß Marienburg)の中庭です。
ふもとからのお城はすごくリッパに見えるんだけど、写真がうまく撮れませんでした。
そしてまたガイドツアーを申し込もうと思ったら、ちょうど2時半からのツアーにギリギリ間に合いました。今日はずいぶんタイミングがいい日だな〜! 中に入ると土足禁止で、おかしかったのが、その土足の上から大きなスリッパを履くようになっていたんです。こんなの初めてだな〜 でも階段では脱いで下さいってことで、ちゃんと滑って転ばないように気を使ってくれていたんですよ。お城の中は、柱、天井、壁などがすべて木製だったことで、これまで石造りの内装がけっこう多かったので、ちょっと新鮮な感じがしました。窓からはふもとの村がさっきとは逆にキレイに見えました。特にこの日は、どこへ行っても菜の花畑の黄色がすごく美しかったんですよ! 芝生の緑とのコントラストも本当に見事だったんです!
その後は、どこかキレイにお城が見える場所ないかな〜って、辺りを散策してみたのでしたが、完全に山道でした。転んだら泥んこになっちゃいそうなところだったけれど、私はそんなの平気! おしとやかに育ててくれなかった両親に感謝、感謝!(?) 結局はふもとへ降りて、何枚か写真を撮ってはみたんだけど、風が強くてキレイに撮れませんでした。ちょっと残念ですけれどね・・・
帰りはヒルデスハイム(Hildesheim)の街をチラッと見ただけで帰りました。ここも教会などの建築物がユネスコの世界遺産に登録されているので、また時間があったらゆっくり見て回ろうと思いました。それにしても、今回の日記は内容が薄いな〜! 後でガイドを調べたりするんだけど、ヘメルッシェンブルクの方は大した資料がなかったし、マリエンブルクの方は資料をもらい忘れちゃったりと、さんざんでした。今度はちゃんと調べますので・・・・・