久々のドイツ観光となりました。(3/31、Braunschweig→Celle)
 寒かった北ドイツも、ようやく暖かくなってきました。この日も起きたら快晴!(^o^) 観光には絶好のお天気でした。前日からいろいろとどこへ行こうかなって考えていたのですが、一つ不安だったのが、冬季(11月〜3月までということです)には閉まってしまうお城などの観光ポイントが多いってことなんです。というわけで、ある程度の大きさの街へ行って、観光とウィンドーショッピングが両方できるところにしようと思いました。
 というわけで、まずはブラウンシュヴァイク(Braunschweig)という街へ出かけることにしました。たぶんドイツの観光ガイドブックにもあまり出ていないんじゃないかと思うので、ちょっとだけ紹介させていただきますね。場所はあのEXPOのあったハノーファ(Hannover)から東へ60kmくらいのところで、人口は約26万人くらいかな。私が持っている本には、見どころは旧市街の広場に集中しているって書いてあったので、そこを目指すことにしました。
 で、この日もアウトバーンを車で走っていったのでしたが、オランダナンバーの車はやっぱりほとんど見かけませんでした。フランスやイギリスの車はけっこう見たんだけどね。まだ口蹄疫の影響、続いているのかな〜? などと思っているうちに、ブラウンシュヴァイクの中心街に近づいてきました。そしたら、大きな塔や石造りの建物がたくさん見えてきました。デパートなどのショッピング街もあったので、近くの屋内駐車場に車を止めて観光開始です。
 まずは、iのマークの観光案内所を目指しました。途中で街の地図があったので、それを見るとドームのすぐとなりでした。案内所で係員の方に"Haben Sie ein Stadtplan?"って聞いて、観光地図をいただくことができました。"Wieviel costet?(=いくらですか?)"なんて聞いちゃったけど、"Frei!(=無料)"でよかった! お金取られたの、そうか!ベルギーで1度あったんだ! ドーム周辺には歴史的な建物がズラリと並んでいます。広場の真ん中にはライオンさんの像があったけれど、これが街のシンボルってことになるのかな?

バックは大聖堂(ドーム)、そしてこのブラウンシュヴァイクのシンボル(?)のライオン像です。
ここはブルク広場(Burgplatz)で、歴史的な建造物に囲まれているんですよ。

 もうお昼も近かったので、市街地の方へ歩いていき、何か食べようと思いました。街の雰囲気としては、近代的で活気があるな〜って感じが強かったですけれど、歴史的な石造りのりっぱな建物も多く、また木組みのかわいい建物もチラホラ見かけることができました。今日は屋台でソーセージを!って思ったんだけど、見当たらず、またまたNORDSEEというファーストフードのお店に行き、今度は生サケ"Seelachs"のサンドイッチを食べました。ここのところ、体調がイマイチで、食欲もあまりなかったので、少な目に抑えました。

ドームの隣にある市庁舎(Rathaus)です。

 この後は、ウィンドーショッピングしながらの観光って感じになりました。市街地を歩いていくと、市場が出ている広場に到着しました。この広場の名前はAltstadtmarkt(旧市街広場&市場みたいな意味になります)で、旧市庁舎、ツインタワーのセント・マルティーニ教会などの歴史的建造物に囲まれているんですよ。市場には、お野菜、お肉、チーズなど、主に食料品がたくさん売られていました。いつもはスーパーでお買い物をしている私ですが、こういう賑やかな雰囲気のショッピングもいいな〜 お値段はどうなのかな〜? 完全に主婦の目になってしまいますね。
 もちろん風景もとってもステキだったので、近くにおられた夫婦の方に「写真撮って下さい!」って声をかけました。お礼を言って、撮っていただいた写真を見ていただきました。私のはデジカメなので、これがとっても好評なんですよ! おじさんも「かわいい!」っておっしゃって下さいましたよ!(^o^) (お世辞に弱い私・・・(^^;;;) ) そして今度はこのご夫婦の写真を私が撮ることになったんだけど、シャッターが切れないな〜 「押すだけでいいよ!」とは言われたものの、やっぱりうまくいきません・・・ ちゃんとフィルムが巻かれてなかったのかな〜? というわけで、今回はゴメンナサイになっちゃいました。ちょっと残念・・・

旧市街広場(Altstadtmarkt)で、左側がセント・マルティーニ教会、右側が旧市庁舎です。
ここの広場には市が出ていて、とても賑やかでしたよ。

 14時半ごろになって、次の街へ向かいました。目的地はツェレ(Celle)、このブラウンシュヴァイクから50kmほど北へ行ったところです。このツェレはほとんどのガイドブックに紹介されていると思いますが、旧市街には木組みの家がズラリと並んでいるのが特徴で、街道でいうと「エリカ街道」、あるいは「北ドイツ」に載っていると思います。実を言うとこのツェレを訪れるのは2度目。前回は去年の夏に両親が遊びに来たときに一度行っているんですよ。当然そのときは私は男の子でした・・・・・ というわけで、今回は女の子で行ってみようということにしました。
 旧市街地近くに適当に車を止めて、観光開始。ここは本当にカラフルでとってもステキな街です。まず行ったのはお城。でもここは両親と一緒にガイドツアーにも参加したので、今回は写真撮影だけにしました。

ツェレ城です。一度両親とガイドツアーに参加しているので、今回は前で写真を撮っただけです。

 さて、まずは街を見て回るのではなくて、カフェへ行きました。広場にテラスが出ていて、みんな楽しそうだったので、そこに座りました。周りを木組みのステキな家々に囲まれた広場で、のんびりとティータイム!(^o^) これってスッゴクぜいたく? 前に座っていた赤ちゃんもとってもかわいかったし、私を見てニッコリしてくれましたよ!(^o^) ゆっくりとオレンジジュースを飲んでいたのでしたが、もう夕方近くなって少し冷え込んできました。ちょっとジュースは失敗だったかな? というわけで、「真由子の優雅なティータイム」は、ちょっと早めに切り上げってことになってしまいました。

1532年に建造されたホッペナーハウス前です。ツェレではいちばん大きい木組みのお宅だそうです。
お宅の前はライオンの噴水なんですが、このときはあいにくお水は出ていませんでした。

 さて、これから観光開始です。ここはとにかくキレイな木組みの家並みが特徴で、それも1500年代や1600年代に建てられたお宅がズラリと並んでいます。各家には、建てられた年号、そのお宅の信条や代々の家長さんの名前などが書かれていたり、どれも歴史を感じるんだけど、それでも古さをまったく感じさせないんですよね。どこのおうちも本当にカラフルで、メルヘンの世界がそのまま残ったような街並みで、本当にステキで、何枚も何枚も写真を撮っちゃいました。本当にどれだけ撮っても、撮りたりないくらい、本当にステキなんですよ! 一つだけ惜しかったなと思ったのが、もう少し暖かくなれば、どのお宅も窓辺にお花を飾るはずなんだけど、今回はチラホラ見かけただけでした。もう少し経ったら、もっともっとカラフルな街になるんでしょうね。

旧市街地の街並みです。ほとんどは商店になっていて、観光とショッピングが同時に楽しめるんですよ。

 一通り回ったんだけど、帰るときは本当に後ろ髪を引かれるような感じになりました。また来たいな〜 だいたい観光が終わって、また同じ広場の同じカフェに行きました。同じウェイターさんに「またオレンジジュースかな?」ってちょっと冗談ぽく聞かれたんだけど、答えは"Nein! Eine Tasse Kaffee, bitte!"ってちゃんとホットコーヒーを頼みました。(Tasseとはカップの意味です。) ドイツではコーヒーといえば、必ずホットなんですよ。アイスコーヒーっていうと、中にアイスクリームとかが入っているはずなんです。しばらくしてウェーターさんがちゃんとコーヒーを持ってきてくれました。もう一回、「真由子の優雅なティータイム」が実現しました!(^o^) 終わってからもしばらく写真を撮りつづけてしまいました。

この広場に出ていたテラスで、優雅なティータイム(?)を過ごしました。
こんなのんびりした観光旅行があってもいいですよね!(^o^)

 さて少し暗くなってきたし、車に戻ろうと思ったのでしたが、アレレッ??? 私、車どこに置いたっけ??? 市街地からそんなに遠くじゃないはずなんだけど、いくら歩いても、見つかりません! さっき、「適当に車を止めて・・・」って書いたのは、これが原因なんです・・・・・(^^;;;) 20分以上歩いて途中で市街地図を見て、来た道と違う方向に出てしまっていたことが分かって、引き返してようやく発見! こればっかりは人に聞くわけにはいかないからね・・・ でもこういうとき、私結構冷静だったんですよ! とはいうものの、結局は40分近く歩き回っちゃったので、クタクタ・・・・・ ちょっと遅くなってしまったので、帰宅途中で食事を済ませてしまいました。

どこへ行っても、こんなステキな家並みが続いているんですよ。
ヨーロッパの中でも1、2を争う美しさじゃないかな?

 何とか無事に帰れたものの、駐車場所、ちゃんと覚えておかないといけないですね・・・・・(^^;;;) これからは通りの名前くらい、メモするかしないといけないですね。でも、このところの体調がちょっとすぐれないな〜って感じもなくなって、とてもさわやかに一日を過ごせましたよ!


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