滞在中、最後の旅行です。(2012.3.9-12)
3/9(金)
ウィーン滞在も残り1ヶ月を切っていて、滞在中で最後の外国旅行になりそうです。行き先はフランスの首都パリで、最大の目的が、姪っ子ちゃんがダンスの大会でパリに来る!ということを、今年初めから聞いていたので、それを見に行くことでした。それとやっぱり、EU圏で最後の大規模ショッピングも楽しもう!ってことで、朝の便で出発です。
パリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着して、市内までは空港バスで移動です。で、車内からは、姪っ子ちゃんのケイタイに電話してみたのですけれど、反応なし・・・・・ 仕方なく日本にいる弟の家に電話してみたら、詳細な予定は、行ってみないと分からないとのことで、本当に会えるのやら・・・・・ 姪っ子ちゃんは、そのダンスの先生ご夫婦と同行しているとのことで、そちらの方は心配なさそうです。取りあえずは、明日が予選、その予選に通過すれば、あさってが本選とのことで、場所と時間は一応は調べたので、そこに期待しようと思いました。
お昼前にモンパルナスのホテルに到着です。私も今日はショッピングしたい!って思っていたので、メークを開始しましたよ。(^o^) 女性2人で、まずは彼女が行きたい!って調べてくれていたビストロを目指しました。地下鉄で1回乗換えで、少し歩いたところに、活気のあるお目当てのビストロがありました。平日だったし、ビジネスマン風の人たち、それと観光客もけっこういました。メニューはやっぱりフランス語しかなかったのですけれど、それでも意味の分かる単語の数も増えてきているので、適当に定食っぽいメニューとミネラルウォーターを注文しました。お味は、やっぱりフレンチで、洗練された感じがとってもステキですね。(^o^) その分、やっぱりお値段はお高めになってしまうのですけれどね。

いかにもパリ!って感じのカフェの前です。(^^) 実際の場所は、エッフェル塔から400メートルほど東の場所になります。
そして、お目当てのショッピングへ、オペラ座からデパートが2つ集まる周辺を見ていきました。ブティックに入って、2人でブラウスやスカートを手に取ったり試着しながら楽しんでいましたよ。それにしてもビックリしたのが、とにかく日本人の姿が多かったことで、「東京に戻ってきたみたいだね!」って彼女とも話していましたよ。円高の影響なのか、ちょうどオフシーズンで航空券が安価だったのか、それとも学生さんの卒業旅行なのか、たぶんどれもそうなんでしょうけれど、それだけ魅力的な場所なんですね。もちろん私たちも、パリ訪問は大好きですよ。(^o^) ショッピングでは、これほどデパートで楽しめる街ってないですからね。ウィーンにはそんなお店はないですし、ドイツのデパートも、スーパー程度のお店しかありませんからね。
結局は、2店あるウチのラファイエットの方で、彼女にもお着替えを手伝ってもらったりしながら、トップス2点、ワンピース1点をゲットしちゃいました。(^o^) 本当はサンダルも探していたのですけれど、なかなかコレ!といった感じのモノが見つからなくって、あきらめました。彼女の方は、この日は小物類を中心に買いそろえていて、ファッションの方は明日以降かな? 彼女のお目当ては、どちらかというと、バッグや靴の方でしたからね。
閉店の20時までたっぷりとショッピングを楽しんで、スーパーで食料を少し買って帰って、晩ごはんにしました。そう、お昼にかなりしっかり食べてしまったし、ずっと歩き回って疲れてしまったこともあったので・・・・・
3/10(土)
この日は、姪っ子ちゃんのダンス大会の予選が朝10時から始まるということで、会場の市庁舎(Hôtel de Ville de Paris)に1時間ほど前に着くように出かけました。電話連絡が相変わらずつかないままだったのですけれど、会場でエントリー待ちの姪っ子ちゃんをようやく発見して、ホッと一安心です。o(^-^)o 先生ご夫妻と一緒だったので、あいさつだけして、会場入りを待っていました。見るのは整理券をもらえば無料で、後は姪っ子ちゃんの出番を待つだけ、のはずだったのですが・・・・・
ところが、会場内で先生とお話してみると、出番はいつになるか、まったく分からないとのことでした。何でも、スケジュールなんてあってないようなモノらしくて、とにかく出番が来るまでひたすら待つ、とのことで、どうもそれがこうしたダンス大会ではふつうとのことでした。でも、経験的には、かなり夜遅い時間になりそう・・・・・とのことで、せっかく来たのはいいのですけれど、見られないまま終わってしまうのかな? 会場内には数時間いて、他の方たちのダンスは始まっていたのですけれど、姪っ子ちゃんは先生と一緒にウォーミングアップを続けるばかり・・・・・
その悪い予感が実は当たってしまったみたいで、実はこの会場、警備上の問題とかもあって、一度お外に出てしまうと、再入場ができないとのことでした。待っている間にお昼もとっくに過ぎてしまったし、姪っ子ちゃんも今日の予選を通過して、明日の本選に出てくれるでしょう!との期待して、「お昼ごはんを食べに行ってくるね。」と言い残して、会場を後にしました。会場内では、ロクに食事もゆっくり取れそうになかったですし、本当にいつになったら?って感じだったので、あきらめてしまいました。
この後は、カフェで軽くお食事して、またまたラファイエットやプランタンを回って行きました。この日は私はもちろんスッピンだったので、彼女のショッピングにお付き合いした感じになっていました。彼女はクツを購入です。私もコッソリ(?)とサンダルやバッグを物色はしていたのですけれど、あいにく好みとマッチするモノが見つからなくって、あきらめてしまいました。
この日の晩ごはんは、ルーブル美術館近くのラーメン屋さんへ入りました。フランス料理と比べて、お値段もお手頃だし、地元の人たちからも大人気のお店になっていましたよ。そう、出張のときとかは、こういうレストランのお世話にずいぶんなってしまったな〜(^^)
寝る前になって、姪っ子ちゃんから「予選通過できなかった。」ってメールが入りました。どうも出番が夜遅くになってしまったみたいで、移動疲れだけじゃなくって、時差ボケも出てしまったと思います。そう、日本時間ではすっかり夜中にダンスさせられたんじゃあ、実力も発揮できなかったと思います。
3/11(日)
この日は、本来ならば姪っ子ちゃんのダンス大会の本選を見に行く予定だったのですが、残念ながらの予選落ち・・・・・ ということで、結局は2人でのパリ観光に切り換えました。パリには何度か来たことはあったのですけれど、まだ行けていなかったのが、実はセーヌ川沿いの観光名所でした。そう、メインの一角は、帰国前にぜひ見ておかなくては!ということで、今日もメークしちゃいました。これが、ウィーン駐在中の最後の女性2人旅になると思います。

セーヌ川の中州となるシテ島です。後ろはサント・シャペル(Ste-Chapelle)です。

セーヌ川をじっくりと訪れたのは、実は今回が初めてです。(^^)

実はここの訪問も初めてでした。(^^) 説明不要のノートルダム大聖堂(Cathédrale
Notre-Dame de Paris)です。
そんなに威圧感のある建物ではないのですけれど、外見の美しさと、内部の壮麗さには本当に圧倒されました。

きのうの姪っ子ちゃんのダンス大会が開催された、パリ市庁舎前の広場です。
ここパリでも、基本的には日曜日はお店はお休みです。それでも、一部のエリアだけは開いているところもあるということで、そこを目指すことにしました。その前に、セーヌ川を渡ったところにあった軽くお昼ごはんをカフェで済ませました。彼女からは、「まゆちゃんになると、食が一気に細くなるね。(^o^)」っていつも言われているのですが・・・・・(^^;)
日曜日でも開いているエリアというのは、市庁舎から少し北へ行ったところから東へ延びるマレ地区(Le Marais)へ行ってみました。その中心となるのが、フラン・ブルジョワ通り(Rue des Francs Bourgeois)で、たくさんの小ぢんまりしたブティックなどが営業していましたよ。(^o^) ここでも私たち女性2人で、ブラウスやスカート、コートなどを手に取りながら品定めをしていったのですが・・・・・ 試着もさせてもらったりもしたのですけれど、結局は買わないまま、マレ地区の終点、バスティーユ広場にたどり着いてしまいました。(^^)

「王の広場」とも「パリで最も美しい広場」とも呼ばれている、ヴォージュ広場(Place
des Vosges)です。
マレ地区の東の端あたりにあって、オシャレなカフェやギャラリーが建ち並ぶエリアなんですよ。o(^-^)o
もう1つ日曜日に開いているショッピングエリアがあって、さらに東へ行ったベルシー地区を目指しました。ここにはベルシー・ヴィラージュ(Bercy Village)というワイン倉庫を改造したショッピング街があるということで、地下鉄を利用して移動しました。まずはカフェで一休み。そしてショッピングエリアを見て回ったのですけれど、あいにくファッション関係はあまり充実していなくって、食器とかの生活用品が中心でした。やっぱりちゃんとしたショッピングは、中心街でしないといけないのかな? でも、一部でも日曜日にお店が開いているのって、ちょっとうらやましいですね。(^^) まあ、間もなくそんな環境に戻ることになるのですけれどね・・・・・
ホテルに戻って、やっぱり2人とも体はクタクタ・・・・・ この日もフランス料理は敬遠して、インド料理屋さんでカレーをいただいちゃいました。(^^) まあ、パリは大都市だし、世界中のおいしいモノが食べられる場所でもあるんですよね。
3/12(月)
この日がパリ滞在最終日です。フライトは夕方だったので、先にホテルをチェックアウトして、荷物も預けて、またまたデパートエリアに移動です。ただ、今回はいつも使っていた地下鉄じゃなくって、市バスを利用してみました。その方が、やっぱりパリの街並みを楽しめますもんね。(^o^) エッフェル塔が見えたり、ルーブル美術館の目の前を通ってくれたり、そしてオペラ座の前がそのデパートエリアになるんですよ。
この日は、彼女のバッグ、そしてこちらでしか買えない(?)ような食器類を買いそろえていきました。この4日間、とにかく日本人の多さに圧倒されてしまいました。以前にロンドンへ行ったときに、「ここは東京?」って思ってしまったのと同じような感覚になるくらい、日本の人が多かったですよ。ちょうど円高だし、観光とショッピングを両方楽しめるとなると、やっぱりパリがいちばんかな?って思いますよ。
そして彼女がバッグを買った店員さんも日本の方で、「日本人はマナーもいいし、ウチの店員さんたちも、日本人のことが好きなんですよ。」とおっしゃっていました。やっぱり世界中から観光客やショッピング客が集まるパリ、それでも住むとなると、パリも大都市過ぎて、返って不便になる面も多いみたいですね。あこがれの都ではあるんですけれど、そんな感じも見ていてするんですよね。ウィーンだってそうだと思うことが、日本と比べると多かったし、その気持ち、分かっちゃいますね。(^^)
デパートの中で軽くランチを済ませて、バスでホテルに戻りました。荷物を引き取って、ホテルのすぐ近くから空港バスに乗り込みました。モンパルナスは少し中心部から離れている副都心的な感じの場所なののですけれど、空港バスが出ているのが本当に便利ですね。
夕方のフライトで、無事にウィーンまで戻りました。そして荷物も多かったので、空港からはタクシーを利用しちゃいました。あとは、免税をちゃんとしてもらえるかどうかですが・・・・・(^^)