今年2度目のスペインです。(2011.11.27〜29)

11/27(日)
 10月末からのモロッコ+北欧3連続出張に続いて、またまた3連続出張の2番目になるのですが、今日からスペインの首都マドリッドへの遠征です。今回は彼女も一緒に参加です。フライトは朝早いので、いつものように5時前に起きて我が家を出発です。ウィーン〜マドリッド間は、イベリア航空しか使えないのですが、乗り込んでみたら、2列×2列の小さい飛行機でした。これで3時間弱、無事にマドリッド空港へ到着です。

 空港から市内中心部へは、地下鉄が通っているので便利かな?(^o^)って思ったのですけれど、よく路線図を見たら、乗り換えが2回必要なんですね。ちゃんとバリアフリーになってくれていることを願うのですが・・・・・ 取りあえずは、地下鉄の車両も思ったよりもキレイだったので、一安心。1回目の乗り換え駅はちゃんとエスカレーターがあって、でも2回目は少し階段を歩かされて、ホテル最寄りの最後の駅、マドリッドの中心部のグランビア駅でも、やっぱり荷物を持ち上げながら階段を上らされてしまいました。まだ完全にはバリアフリーにはなっていなかったようです・・・・・(^^)

 グランビア駅から少し歩いたところが、今回2泊するホテルです。まだお昼少し前でしたけれど、お部屋にも入れてもらえました。やっぱり彼女と一緒のときは、近代的で機能的なホテルが多いかな? 私1人のときは、けっこうお値段や利便性重視なんですけれどね。(^^)

 今朝は早朝から動いていたので、まずはお昼ご飯を軽く食べようということで、先に近くにあったデパート(エル・コルテ・イングレス)に入って、その中のカフェで軽くお昼ごはんを食べました。チーズケーキ、とってもおいしかったのですけれど、お値段が高かったな〜・・・・・ これって、首都価格っていうんでしょか?(^^;) そういえば、このデパートの地下にあったスーパーでもお釣りを渡し忘れらそうになったり、ひょっとしてそういう国に来てしまったのかな?(^^)

 ホテルに戻って、やっぱり?メーク開始です。(^^) さっき少しお外を歩いて、とにかくお天気がよかったのと、ウィーンとは比べものにならないくらい暖かかったので、重装備は不要でした。o(^-^)o ウィーンではすでに外出はあきらめていたのが、ここではまだまだ楽しめますね。

 まずはスペイン広場へ。ここはドン・キホーテの像があることで知られているんですよ。ここから少し歩くと、王宮、王立劇場などの豪華な建物が見えてきました。事前にガイドブックを見る限りでは、マドリッドの観光エリアって、割とまとまっている感じですね。これに比べて、9月に行ったバルセロナはとにかく名所が点在していて、うまく交通機関を使いこなさないといけなかったのとは、ちょっと違う感じみたいです。

今まで縁がなかったと思っていたスペインも、今年2度目の訪問となりました。(^o^)
ここは意外にも(?)近代的な建物に囲まれた場所にある、スペイン広場です。

同じスペイン広場なのですが、後ろの馬に乗って手を挙げておられる方が、ドン・キホーテさんです。
11月末のマドリッド、とにかく空が青かったです。

後ろが王宮で、ここは北側のサバティーニ庭園になります。

王宮の向かいにある王立劇場です。

 王宮をゆっくりと見学している時間はなくって、明日にでも彼女に見ておいてもらうことにします。(^^;) ここからは東へ戻る感じで、市庁舎のあるビリャ広場、そしてクリスマスマーケットが開かれていたマヨール広場と歩いて行きました。暖かい気候の中でマーケット、これがスペイン風のクリスマスなんでしょうか?o(^-^)o それとも12月にはもっと冷え込むのかな?

旧市庁舎などの歴史的建物に囲まれたビリャ広場(Plaza de la Villa)です。

赤い集合住宅で囲まれたマヨール広場(Plaza Mayor)では、クリスマスマーケットが開かれていました。

 さらに「太陽の門」という意味を持つ広場、プエルタ・デル・ソルへ。実を言うと、ホテルのすぐそばまで戻っているのですけれど、ここもものすごい人・・・・・ 待ち合わせ場所で有名な、桃を取ろうとする熊の像があるらしいのですけれど、見えたのは巨大なクリスマスツリーだけで、どこにあるか分からないまま、さらに東へ向かいます。

ここがマドリッドの本当の中心となる、「太陽の門」の広場、プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)です。
ここにスペインの道路元標があるとのことです。

 今度は世界を代表する美術館の1つ、プラド美術館が出てきました。宮殿風の建物の周りには、夕方だったにもかかわらず、入場待ちの行列ができていました。後で調べてみると、この日は無料で入れたそうだったのですが・・・・・ ここも彼女にはあさって見てもらってこようと思っています。月曜日はあいにく休館日のようですので。

 さらに東へ行くと、緑豊かなレティロ公園にたどり着きました。ここマドリッド、紅葉はあまり見られなかったのですけれど、遅かったのか、それとも種類が違うのかな? 適当に歩いて、クリスタル宮殿の中に入ってみました。そこから大きな池とアルフォンソ12世像の風景を眺めながら、やっぱりいくらマドリッドは暖かくて明るいといっても、やっぱり日が暮れるのは早いですね・・・・・ この日の観光はここでオシマイです。

緑豊かなレティロ公園(Parque del Retiro)は本当に広大です。その中に、昔の博覧会の会場となったクリスタル宮殿がありました。

ここもレティロ公園で、池の向こうはアンフォルソ12世の騎馬像になります。

どんよりしたウィーンから来たせいかも知れませんが、マドリッドは本当に明るい街だと感じました。(^o^)

 レティロ公園からは地下鉄を利用して、ホテルに戻りました。私はメークを落として、少し休憩です。彼女はガイドブックを見て、今晩のレストランを選んでいました。そこを目指して行ったら、あいにくこの日は閉店中・・・・・ もう少し歩いて、結局はさっきのクリスマスマーケットが開いていたマヨール広場のそばのレストランに入りました。まだ19時過ぎということで、お客さんも少なかったのですけれど、だんだんと増えてくるんですね。そう、こちらの晩ごはんタイムって、シエスタとかがあるから、遅いみたいですね。

 スペイン料理となると? やっぱりタパスと呼ばれる各種小皿料理と、お米料理のパエリアになるのかな? 大きな国だし、地域によってかなりバラエティに富んでいそうですね。この日はタパスとしてコロッケを、そしてシーフードパエリアをおいしく頂きましたよ。もちろん、とってもおいしかったです。o(^-^)o

 しっかりとマドリッドを楽しんだので、明日からはちゃんとお仕事をがんばろうと思います。本当に?(^^;)
11/28(月)
 今日と明日は、例によって私はお仕事、彼女は市内観光です。夕方までは動けないのですけれど、彼女は王宮とか美術館へ行ってたみたいです。で、私もお仕事が終わって、彼女に電話したら、今は強豪サッカーチームの本拠地の見学ツアーに参加してきたとのことでした。

 私もお着替えして、地下鉄を乗り継いで、そのスタジアムへ行ってみました。強豪サッカーチームとは、もちろんレアル・マドリードですよ! 時間的に、スタジアムのツアーはムリだったので、レアルのグッズを売っているショップで合流しました。選手のブロマイドを見ていると、顔を知っていた選手が、ポルトガル出身のロナウドさんだけでした・・・・・(^^;) やっぱりかなり入れ替わりが激しいんでしょうね。(ブラジル出身のカカさんもいらっしゃるんですけれど、実はお顔を知りませんでした・・・・・)

 地下鉄でホテルに戻って、きのうのお昼に訪れたデパートの地下のスーパーマーケットへ行って、おみやげになるようなモノがないか、探してみました。彼女はお友だちから頼まれていたパンのようなお菓子を買いましたけれど、他にはというと、やっぱり同じヨーロッパ、売っているモノって似てるし、ウィーンで手に入らないこともないようなモノが多いですね・・・・・(^^)

 その後は晩ごはんです。彼女がお昼のうちに目を付けておいてくれたレストランに入りました。ここはスペインではよくあるタパスと呼ばれる小皿料理の盛り合わせのコースを注文しました。少し待つと、最初は冷菜から出てきました。とってもおいしかったのですけれど、すでにおなかがふくらんできてしまったかな? さらに温かいタパスも出てきて、とってもおいしくいただきましたけれど、本当にすごいボリュームでした・・・・・ それでも名物のタパスを一通り食べられて、大満足でしたよ。o(^-^)o

 おなかが苦しい状況で、お隣さんのテーブルをちょっとのぞいてみたら、そちらには巨大なデザートがご夫婦で2人分! そしたら「ちょっと食べてもらえない?」なんて言われてしまったのですが、私たちももうとてもおなかに何かが入るような状況ではなかったので、お断りしちゃいましたが・・・・・(^^;) お隣さんのご夫婦は、英語を話されていたので、私は「イギリスからですか?」って聞いたら、アメリカから旅行で来られているとのことでした。(^^;) 私たちも「日本人だけど、ウィーンから来ていますよ。」と話しました。実は他の欧米の人たちからみても、「ウィーンはやっぱりキレイな街!」ってイメージを持たれているんですよ。

 スペインも本当にごはんのおいしい国ですね。(^o^) ただここマドリッドの印象は、とにかく人が多くてビックリしています。ウィーンでもここまで人が多い!って思ったことがないので、久々に大都市を味わった気がしています。
11/29(火)
 今日のお仕事は、お昼まででオシマイです。彼女はマドリッドでいちばん有名な美術館、プラド美術館を見学です。お昼ごはんを市内中心部で食べて、空港までやっぱり地下鉄を利用したのですが、思った以上に時間がかかってしまって、マドリッド空港到着が、出発の45分くらい前になってしまいました。

 で、チェックインしようと自動チェックイン機を操作したら、何と受け付けてくれませんでした! で、係りの人に聞いてみたら、チェックインの45分前になったら、機械は締め切ってしまうとのことで、仕方なくカウンターの人に発券してもらいましたが、その係りの人からは、「とにかく急いでちょうだい!」ってちょっとキツく言われてしまいました。同じようなご家族も実はおられたのですけれど、それにしても、ちょっと締め切りが早過ぎるんじゃないのかな???

 ゲートにはもちろんちゃんと間に合って、飛行機も遅れなく出発しましたよ。ところが乗ってみてビックリしたのですけれど、座席の配置がメチャクチャみたいです。というのも、知り合い同士で座っている場所がバラバラみたいで、私たちも前後だったし、他の人たちも離れて座っていた人たちが多数・・・・・ 話し合って、代わっていただきましたけれど、それにしてもこのイベリア航空、急がせたワリにはちょっといい加減な会社のような気がしました。(^^)

 ウィーンには無事到着して、荷物もちゃんと出てきました。この荷物が出て来ない!ってお話をよく聞くのですけれど、私がそれを体験したのは、飛行機が急遽キャンセルになってフライトが変更になったときくらいで、そんなには経験していないんですよ。何とかそんな経験をこれ以上しないで、こちらの生活を終えたいですね。(^^)

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