秋のオーストリアの風景です。(2011.10.30)
10/30(日)
きのうモロッコから、手術・・・・・ではなくって出張から帰ってきたばかりだったのでしたが、彼女もドイツのお友だちのお宅から今日の夕方に帰って来る予定だったので、それまではお1人様だったんですよ。ということで、ちょっとオーストリアの秋の風景を見に行きたいな〜と思って、お着替え開始です。(^^) 別に○○の居ぬ間に・・・・・ってワケではありませんが・・・・・(^^;)
今回は街並みよりも、紅葉がキレイなところがいいな〜と思っていたので、ガイドブックには載らないマイナーなところを目指してみました。その際に基準となるのが、道路地図には「この街は観光の価値アリ」とかの評価がちゃんと示されているんですよ。そう、特にガイドブックに載らない場所でも、意外とそういう場所はあって、まずはそこを目指してみました。ウィーンから北西に70kmほどのところにある、エッゲンブルク(Eggenburg)という街が、最初の目的地です。
途中の景色は、思っていた以上にキレイに色付いた葉っぱを付けた木々をたくさん見ることができました。そして、途中の国道にも「歴史都市、エッゲンブルク」って看板があって、それなりにキレイな街も見られそうですよ。他にもたくさん魅力的な町や村もあったと思ったのですけれど、そのままエッゲンブルクの市庁舎前広場の駐車場に到着です。
広場には、教区教会の聖シュテファン教会が面していて、その周辺で紅葉が見られるかな?と思って、まずは教会のウラ辺りを歩いてみたのでしたが、日当たりがよくないのか、黄色い葉っぱがところどころある程度でした。オーストリアの紅葉って、我が家の近所でも同じなんですけれど、日本みたいにモミジの葉っぱがあるワケではなくって、お宅などのツタが特にキレイに赤くなるんですよ。ちょうど、壁が大きな寒暖差になって、それでキレイに赤くなるみたいです。それ以外の葉っぱは、黄色くなるだけで、赤くなるには日照がどうも足りないみたいで、それはそれでキレイではあるんですけれどね。
町の中を歩いてみたら、ようやく赤く色付いた風景を発見できました。(^o^) ここエッゲンブルク、後で調べたら人口3500人ほどの小さな町で、観光客もまばらな感じで、もちろんツアー客なんてまったく来そうにない雰囲気でしたけれど、今回はそれがかえって好都合で、静かにゆっくりと秋のオーストリアを楽しめたと思っていますよ。o(^-^)o

ウィーンから北西へ70kmほど離れたエッゲンブルク(Eggenburg)です。ここは教区教会のウラになります。

バックは紅葉なのですが、隣はこちらでよく見かける赤い実の成る木です。名前は・・・・・不明です。(^^)

こちらの紅葉は、ツタが赤くなるのが特徴のようです。

エッゲンブルクの教区教会を出てすぐの辺りです。とっても静かな町でしたよ。o(^-^)o
そしてお昼になって、軽くお食事をして、次の町を目指そうと思っていたのでしたが・・・・・ 何とおサイフを忘れてきたことに気付いてしまいました!(^^;) 仕方なく引き返すことに決めたのでしたが・・・・・ それでも帰る途中でステキな景色に出会えたら、立ち寄ろうと思っていたら、今度は紅葉ではなくって、菜の花の風景に出会うことができました。(^o^) 菜の花、食用の油だけじゃなくって、今はやりのバイオ燃料とかにも利用されるんでしょうか?
実際にも、ここの菜の花畑、春にも菜の花畑となっているだけじゃなくって、夏にはヒマワリ、秋にかけてトウモロコシと、本当にフル稼働って感じで、景色としても楽しませてくれるんですよ。(^o^) そういえば、ヒマワリもトウモロコシも、食用だけじゃなくって、燃料にも使われているんですよね。

こちらでは、秋にも菜の花が見られるんですよ。(^o^) ここはウィーンの少し北にある農地で、夏はヒマワリ畑にもなっている場所です。
ラジオで、中国の国家主席さんがウィーンに来られるというニュースが流れていたので、渋滞とか警備とか大丈夫かな?と思っていましたけれど、何もなく帰宅です。夕方になって、彼女も無事に帰って来て、久々でもないですけれど、またいつもの生活に戻っています。(^^)