日本からのお友だちと・・・(2日目)(2011.09.10)
9/10(土)
しおりんとの2日目です。今日は天気予報通りに、晴れてちょっと暑くなりそうで、予定通りに2日目はヴァッハウ渓谷で問題なさそうです。(^o^) 今日は車を出して、そしてきのうと同じ朝9時にしおりんのお泊まりしているホテルへ行って、ここからはヴァッハウ渓谷の終点、メルク(Melk)まで高速道路で向かいました。
ウィーンからメルクまでは、高速道路で80kmくらいで到着です。ウィーンからヴァッハウ渓谷観光には、電車と船のセットのチケットもあるのですけれど、今回は船だと行きづらいところへも行きたかったのと、このセットのチケット、お昼ごはんの時間がけっこうあわただしくなってしまったりするので、今回は使わないことにしました。
車を大きな駐車場に停めて、まずはメルク修道院から見て回りました。私は何回目かな? このメルク修道院も、マリア・テレジアゆかりの場所で、入口はその肖像画からスタートです。それからは博物館なんですけれど、それよりもテラスからの展望が私は好みです。もちろんドナウ川やブドウ畑なども見えて、絶景が楽しめるんですよ。(^o^) その奥が図書室、最後が豪華絢爛なチャペルが出てきます。建物だけでなくって、このチャペルも本当に豪華で、本当に何度訪れても圧倒されてしまいますね。

世界遺産ヴァッハウ渓谷の終点、メルク修道院のテラスです。本当に巨大な建物なんですよ。(^^)

同じテラスで、少し角度を変えて・・・・・(^^)
修道院を出て、階段を下りて行くと旧市街です。といっても、本当に小さい町なので、少し歩けば町のはずれ、そしてメルク修道院の巨大な姿が見渡せる場所まで行けるんですよ。これでちょうどお昼となったので、カフェでランチにしました。今日は夜にしっかりと食べようと思っていたので、お昼はケーキとお茶で軽めにね。しおりんには、またまたオーストリア名物となっているザッハートルテを食べてもらうことにしました。

メルクの旧市街です。ちょうどカボチャの露店が出ていました。(^o^)
ザッハートルテって、ウィーンのオペラ座前のホテル・ザッハーのカフェで売っているのが本物かも知れないんですけれど、オーストリアとか周りの国では、チョコレートケーキのことをそのままザッハートルテって呼んでいます。ここのはちょっとボリュームがあって、軽くお食事のはずが、ちょっとおなかいっぱいになってしまったかな?(^^)

メルクの修道院と旧市街を結ぶ途中の坂道です。

駐車場への階段です。(^^)
これでメルクはオシマイです。駐車場に戻って、ここからはドナウ川沿いのヴァッハウ渓谷を東方面に下って行くことになります。BGMもきのうのコンサートでも聞いた「美しき青きドナウ」などの、ヨハン・シュトラウスにして、ちょっと気分を出してみました。o(^-^)o ドナウ川、ブドウ畑などの果樹園、近代化されていない小さな村などの世界遺産を眺めながらの絶景ルートなんですよね。
まずはシュピッツ(Spitz)という村に立ち寄ってみました。坂を上がって行くと、教会とお城があるのですけれど、お城はやっぱり入って中を見られるような雰囲気がないんですよ。(^^) こういうところは、のどかな風景と町並みをのんびりと散策するだけでもリフレッシュできますね。

ヴァッハウ渓谷の小さな村、シュピッツ(Spitz)です。右がお城、後ろに教会とブドウ畑がちょうど見渡せる場所なんですよ。(^o^)

シュピッツのふもとからの風景です。
そしてさらに東へ進んで、ヴァイセンキルヒェン(Weissenkirchen)の村へ移りました。ちょっとノドも渇いてきたので、テーブルの真上にブドウがなっているレストラン&カフェに入って、ブドウジュースをオーダーしました。実はメニューには書いてなかったのですけれど、店員さんに聞いたら「あるよ!」と返ってきました。そう、このブドウジュースも、すぐそばの畑で獲れたてのブドウをそのまま絞っただけで、とっても甘くておいしいんですよ。(^o^) これもやっぱりオーストリアでも試してほしいですね。
この村の名前通り、教会から村をグルッと見て回るつもりだったのでしたけれど、教会では結婚式が行われていて、入ることができませんでした。それでも、新郎と花嫁さんも見ることができたり、すぐ横で祝砲が鳴らされたりで、ちょっとビックリ・・・・・(^^) 新婚のカップルさんたち、これからヴァッハウ渓谷をにぎやかに回られるのかな? 近所の駐車場にも、そんなお付き添いの車がたくさん停まっていましたからね。o(^-^)o
ということで、教会の方を見るのはあきらめて、階段を上がってドナウ川の見える方へ行ってみました。

ヴァイセンキルヒェン(Weissenkirchen)の村です。この階段を上がると、ドナウ川や村が一望できるんですよ。

後ろの建物、ワイン屋さんだったか、レストランだったか、その両方だったかな? ちょっと忘れてしまいました。(^^;)

ここから、ドナウ川や村が一望できます。(^o^)

バックがシンボルの教会、そしてブドウ畑です。
ヴァッハウ渓谷の観光の最後に、デュルンシュタインの村へ立ち寄りました。ここがメルクとともに、ヴァッハウ渓谷を代表する観光地で、さっきの2つの村とはちがって、日本人観光客の方たちも多く見かけるところなんですよ。いつもは、駐車場に車を停めるのに苦労させられるんですけれど、うまい具合に車が出て行って、ラッキーでした。(^o^)
夕方が近付いていたので、ここはメイン通りを往復しただけでオシマイです。たくさんのおみやげ屋さんやカフェもあるのですけれど、また今度かな?

ここはデュルンシュタイン(Dürnstein)の村です。後ろはもちろんドナウ川ですよ。(^o^)
最後にクレムス市内のスーパーに立ち寄って、1時間ほどかけてウィーンに戻りました。ハイリゲンシュタット駅に立ち寄って、しおりんの今日の移動分の切符と、明日のウィーン市内から空港行きの切符とを購入しておきました。そう、私でも外国とか慣れていないところでの切符の購入って、ルールが複雑でとまどうんですよね。(^^)
そして私のおウチの近所に車を停めて、ホイリゲの集まるグリンツィング(Grinzing)まで市電を使って移動しました。たぶん以前に行ったことのあるホイリゲに取りあえず入ってみたら、混んでのですけれど、うまく席が空いていました。そしてお飲み物は、やっぱりこの時期しか飲めないシュトゥルムと、ちょっとキツかったとき用と思って、ミネラルウォーターも一緒にオーダーしました。お食事はというと、テーブルからも頼めるのですけれど、ビュッフェに行って好きなモノを取ってくることにしました。
荷物を置きっぱなしになるので、しおりんにはお留守番してもらって、私がビュッフェへ行って、サラダ、焼き鶏、付け合わせを適当な量を持ってきました。足りなければ、また取りに行けばいいので、ちょっと少ないかな?と思いながら、2人で今日はしっかりと晩ごはんをいただきました。
シュトゥルムは、しおりんにも好評でよかったです。(^o^) お料理もおいしくって、1回目に取りに行った分で、2人とも十分におなかいっぱいになってしまいました。(^o^) シュトゥルムも2人でしっかり1リットル飲んで、ちょっと酔っぱらっちゃったかな?(^^)
最後に、しおりんを旧市街の夜景を眺めながら、ホテルまで送って行きました。2日間だと、やっぱり回り切れないところもたくさん残ってしまいますね。ウィーンもまだまだ見どころはたくさんありましたし、ヴァッハウ渓谷、そしてその帰り道にも隠れスポットみたいな場所もあったのですけれど、これは次の宿題ですね。(^^) 取りあえずは、2日間をしおりんに満足してもらえてたら、それでいいことにしますね。o(^-^)o