日本からのお友だちと・・・(1日目)(2011.09.09)
9/9(金)
きのうまでのスペイン出張から帰ったばかりなのですが、今日と明日は日本からのお友だちとお出かけする約束をしていました。一応は今日は平日なので、ちゃんと有給休暇を取ってますよ。(^^) 朝9時に、しおりんの泊まっているホテルで合流して、さて、どこへ行こうか考えていたのですが・・・・・
2日間あるので、お天気のあまりよくない方をウィーン市内観光に、お天気のいい方をヴァッハウ渓谷と考えていました。天気予報では、今日はくもりがち、明日は晴れて暑くなるとのことだったので、今日は予定通りにウィーン市内観光にあてることにしました。
しおりんの泊まっていたホテルは、ちょうど国会議事堂のウラ辺りだったので、国会議事堂から観光開始です。そこから市庁舎へ行こうとしたのですが、あいにく週末からのサーカスの準備で、広場にも入れず、外から見ただけになってしまいました。

オーストリアの国会議事堂です。
私にとっては、いつもは見慣れている風景なのですが、こうして写真を撮る機会って意外とないんですよね。(^^)
ここからはとにかく歩いて、順番に観光地を回って行くことにしました。フォルクス庭園、博物館2つに挟まれたマリア・テレジア広場、王宮のお庭と、まずは定番コースの1つからです。ちょうどトラムや市内観光バスとかに乗って見えるルートなんですけれど、私にとっては通勤ルートで毎日眺めているところでもあるんですよ。o(^-^)o

国会議事堂前にあるフォルクス庭園です。

フォルクス庭園の奥の方にある、シシィさんことエリーザベト妃像です。
しおりんとはお正月以来でした。o(^-^)o

ウィーンの肝っ玉母さん、でいいのかな? マリア・テレジアさんの像です。
美術史博物館と自然史博物館の中央の広場も、マリア・テレジア広場といいます。

王宮の庭園にある、モーツァルト像とト音記号です。
ここも、毎日見ている風景の1つです。o(^-^)o
さらに王宮を抜けてミヒャエル広場から、やっぱりウィーン観光の定番のシュテファン寺院まで歩いて行きました。そう、今日はできるだけ多くのウィーン定番を見てもらおうと思っていたのですが、ちょうどお昼になったので、シュテファン寺院近くのレストランに入りました。そして、しおりんにはやっぱりウィーン名物となる、ウィーン風シュニッツェル(Wienerschnitzel)を食べてもらうことにしました。日本のトンカツよりはお肉は薄めで、ソースなどはかけないで、レモンを絞るだけのシンプルな味付けなんですよ。満足してもらえたかな?(^o^)

ミヒャエル広場を少し入った路地です。今回は、ウィーンの旧市街をあまり案内できなかったかな?
ちょっと時間が足りなくて、回り切れなかった場所もけっこうあった気がしています。(^^;)
この後は市立公園へ。市立公園もいろんな方の銅像などがあって、中でもいちばんはやっぱり黄金のヨハン・シュトラウス2世の像ですね。あいにく春から工事が続いていて、クアハウス前に移ってしまっていますが、それでももうそろそろ工事も終わって、元の位置に戻られるはずなんですが・・・・・

市立公園(Stadtpark)も、お花のキレイなところです。

同じ市立公園のシンボル、黄金のヨハン・シュトラウス像なのですが、このときはあいにく工事中で、定位置ではなくてクアハウス前に移設されていました。
ここからは地下鉄に乗ってシェーンブルン宮殿へ。そう、ウィーンに来られてシェーンブルン宮殿を見ずに帰られる方って、お仕事でいそがしい方以外はまずいらっしゃらないと思うのですが、私たち在住者にとっても、お客さまが来られたら、必ずご案内する場所の1つになっています。京都で言えば、清水寺みたいな場所だと思っていますよ。
まずは宮殿内を見学です。私は何回目だったのやら・・・・・って、宮殿内部の訪問はそんなには多くはないのですけれど、お庭だけだったら結構な回数を来ているはずです。日本語のオーディオガイドも、長過ぎずにちょうどいい感じで聞きながら、優雅な気分にひたっていました。シシィさんやテレジアさんに会えるのも、やっぱりウィーンのここがいちばんですもんね。
そしてお庭をお散歩しながら、グロリエッテまで歩いて行きました。私は実を言うと、このグロリエッテ訪問が初めてでした。(^^) さすがに2人とも、かなり歩き疲れていたので、グロリエッテではカフェで休憩です。また下りと、そして宮殿から地下鉄の駅って、けっこう遠かったりするんですよね・・・・・(^^;)

シェーンブルン宮殿のお庭の奥の方です。上に見えるグロリエッテまでは、坂を上るのですが・・・・・

実は、グロリエッテは初訪問でした。(^^) まだ行けてないウィーンの観光地も、残っていたりします・・・・・

シェーンブルン宮殿も、やっぱりお花がとってもキレイなお庭があるんですよ。(^o^)
歩かないで少し移動の時間を取るために、地下鉄とバスを乗り継いで、カーレンベルクの丘まで行くことにしました。シェーンブルン宮殿からは、地下鉄でハイリゲンシュタットまで移動して、そこからはさらにバスで、グリンツィングを越えて、ウィーンの森へ向かっていくと、ちょうど展望台になっているカーレンベルクに到着です。ちょっと薄暗くなっていたのですけれど、それでもシェーンブルン宮殿やウィーン市内が一望できる、ちょっと観光客の方が足を伸ばすにはどうかな?ってところでもあるのですけれど、一応はガイドブックにも載っている場所なんですよ。

ウィーン市内を一望できるカーレンベルクの丘です。グリンツィングからお散歩してきてもいいかも知れない場所ですよ。
そこからはバスとトラムを乗り継いで、また市内中心部へ戻りました。そして今日最後のイベント、20時過ぎからのコンサート観賞です。会場はニューイヤーコンサートでもおなじみの楽友協会ホールなんですけれど、演奏はモーツァルト・オーケストラ、そう、ウィーンに来られたことがある方ならご存知と思うのですけれど、モーツァルト風の衣装を着たチケット売りの人を見かけたことがあるはずです。ちょうど観光客向けに分かりやすい演目をやってくれるし、有名ホールを見る機会にもなるので、観光ついでにもいいと思いますよ。今回はちゃんと事務所へ行ってチケットを買いましたけれど、売り子さんから買っても、ボッタクリとかはないので、ご安心下さいね。o(^-^)o
お題目は、モーツァルト作曲の有名曲、オペラからの抜粋が大半だったのですけれど、意外にも特にオペラの方は知らなかった曲がけっこうあって、まだまだ私も知識は全然大したことないな〜って思いながら聞いていました。(^^) 休憩を挟んで、最後はニューイヤーコンサートと同じく、「美しき青きドナウ」と「ラデツキー・マーチ」で盛り上がってフィニッシュです。お客さまにはこのモーツァルト・オーケストラのコンサートをオススメしていたのですけれど、自分で聞いたのは今回が実は初めてで、しっかり楽しんじゃいました。(^o^)

ニューイヤーコンサートなどでおなじみの、楽友協会ホールです。
明日も朝9時待ち合わせなので、今日はこれで解散です。続きは明日の日記でね。o(^-^)o それにしても、ウィーンも1日でご案内するのは、ちょっとムリがありますね。(^^;) 行けなかった宮殿、旧市街や郊外の緑の多い地区の散策、穴場っぽいところなど、まだまだ紹介できなかった場所が多かったです。