2回目の夏休み旅行です。(2011.8.19〜23)

8/19(金)
 今日から2回目の夏休み旅行です。(^o^) 行き先はというと、ウィーン滞在の過去2年間でお仕事でも行く機会のできなかった場所、イタリアの首都ローマを選びました。暑いんじゃないかな?って不安もありましたけれど、こちらにいる間にぜひとも行きたいと思っていましたからね。今回の旅行は4泊5日だったので、移動は車ではちょっとムリなので、飛行機を利用しました。ちょうどお手ごろ価格のフライトチケットがあったので、実を言うと先週のオーストリア旅行の出発前にチケットをすでに確保していたんですよ。o(^-^)o

 ウィーン空港を7時過ぎに出発する飛行機に乗らないといけなかったので、空港までは車を利用しちゃいました。4泊だったら、駐車場を利用しても、タクシーの往復よりもちょっと安くなるお値段ですからね。ただ駐車場からチェックインカウンターまでが、実はけっこう遠かったりするんですよね・・・・・(^^;) チェックインとボディーチェックも完了して、ウィーンからローマのフィウミチノ空港までは、1時間ちょっとで到着です。時差もないし、このお手軽さは、本当にありがたいですね。(^o^) 荷物もすんなりと出てきて・・・・・、というのも、イタリアは荷物が出てこないとの声を、ウィーンの日本人の方から聞いていたので、ちょっと不安でしたけれど、大丈夫でしたよ。o(^-^)o

 空港の敷地内で、ローマパスという便利(?)なカードを購入しました。これを持っていれば、3日間のローマ市内の交通が無料、そして最初に入った2ヶ所までの博物館などが無料で、1人25ユーロなのですが、ローマみたいな大都市のカードって、果たして「使える」のやら・・・・・ そう、大都市ほどシステムが複雑になっていて、意外にも「使えない」ってことが多いような気がしているので・・・・・
(^^)

 ここからはレオナルド・エキスプレスという市内中心のテルミニ駅までのノンストップの電車に乗り込みました。これはローマパスの対象外でした。(^^) 私たちが持っていたガイドブックには、1人9.50ユーロって書いてあったんですけれど、今回は14ユーロ、2人で28ユーロを支払って、ずいぶん年季の入った感じの電車に乗りました。30分ほどで、そのテルミニ駅到着です。

 さらに地下鉄に乗り継ぐのでしたけれど、その地下鉄の駅が歩いても歩いてもたどり着くことができません。地下街みたいなところまでは、バリアフリーで行けたんですけれど、恐れていた階段のアップダウンが出てきてしまって、スーツケースを持って運ぶハメになってしまいました・・・・・ どうも大規模な改装工事をやっているみたいで、スムーズに移動できるのは、まだ先のお話のようでした・・・・・ やっとの思いで地下鉄のホームにたどり着いて、電車にも乗り込んで、無事に目的地の駅に到着しましたけれど、そこからがまたまた階段を上らなくてはいけませんでした。初日からさっそく腕の筋肉痛に2人とも悩まされそうです・・・・・(^^;) さらに駅からホテルまでの徒歩もけっこうな重労働で、2人とも移動とローマの暑さで、早くもバテ気味です。

 ただ幸いなことに、お昼ちょうどくらいにホテルに到着したにもかかわらず、無事にチェックインできて、お部屋で一休みできたのは幸運でした。しかもホテルのエアコンが本当によく効いていて、暑さに参りそうだった2人にとっては、本当に快適空間となりましたよ。o(^-^)o

 しばらく休憩してから、市内観光へ繰り出しました。2人ともイタリアは去年の春以来、そしてローマは初めてです。まずはホテルからすぐ近くだったナヴォーナ広場へ徒歩で行ってみました。その途中にも、サンタンジェロ城なども見えて、歴史的建造物が立ち並ぶ景色を早くも楽しんでしましたよ。(^o^) そして今度はバスに乗ってコロッセオ、そう円形劇場の遺跡へ向かいました。

 このコロッセオ、遺跡としては残っていたものの、ヴェローナみたいに今も劇場として使われることはないみたいですね。日本語のオーディオガイドを聞きながら、過去の歴史を聞いていました。貴族から庶民まで、いろんな人が幅広く見に来られていたことも紹介されていました。ただランクによって座席が細かく指定されていたことも事実なんですね。

 このコロッセオのお隣が、やはり遺跡のフォロロマーノでした。凱旋門があったり、さらには壮大な発掘調査が今も続いている様子など、他のヨーロッパの都市とはまったく違った雰囲気を感じていました。ローマと比べたら、ウィーンなんてまだまだ新しい都市なんですよね・・・・・ ローマは2千年以上の歴史を持った、まさにローマ帝国を感じながらこの後も街歩きを続けていました。

剣闘士や猛獣などが命がけで戦った歴史を持つコロッセオと、右側が凱旋門です。
やっぱりローマの歴史の深さは、他のどこのヨーロッパの街もかなわないな〜って実感してしまいますね。

 これで夕方になっていたので、彼女がインターネットで事前に調べてくれていたバチカン近くのレストランへ移動しました。けっこう日本人のお客さんもいらっしゃったので、有名なところだったみたいです。そこで自家製パスタをいただいたのですけれど、それがとってもおいしかったんですよ。(^o^) そう、イタリア料理も今回の大きなお楽しみなんですよね。
8/20(土)

 先週までのオーストリア旅行とは違って、今回のローマ滞在では、お天気の心配はまったくなさそうです。毎日快晴で、気温はだいたい34〜36まで上がるで、まずマチガイなさそうです。(^^) ホテルで朝ごはんを食べて、暑さ対策を万全にして出発です。

 この日は11時からのバチカン美術館の訪問を予約していたのでしたけれど、少し早く出発できたので、先にサン・ピエトロ大聖堂を少しのぞいてみました。美術館の予約時間があったので、サッと見ただけでしたけれど、今まで見たどの教会よりも大規模で、すべてに圧倒される感じは、まさにカトリックの総本山なんですね。

 美術館の入口までは、バチカンの国境となる城壁に沿って回って行って、バチカン美術館に入りました。ここでも日本語のオーディオガイドをお借りして、いよいよ観光開始です。最初のガイドで、このバチカン美術館は、博物館でもあり、宮殿でもあり、美術館としては系統だった展示にはなっていません、みたいな説明がなされていたのですけれど、私には壮大で壮麗な宮殿に思えました。もちろん、エジプト博物館もあって、小中学生時代に教科書でしか見たことのなかった絵文字の石版なども見ることができたのですけれど、とにかくここも今までになかった規模の展示、彫刻などなど、本当に圧倒されますね。

 本当にビックリしているのが、それだけじゃなくって、観光客の数の多さでした。こんなにいちばん暑い時期に、ウィーンなどとは比べ物にならないくらいの人の多さには、いくら日本の人の多さに慣れているはずなのですけれど、それでも本当に参りそうでした・・・・・ それだけローマが魅力的な街ということなんですけれどね。

 このバチカン美術館のハイライトは、何と言ってもミケランジェロの傑作「最後の審判」が描かれているシスティーナ礼拝堂でした。礼拝堂ということで、静かにしないといけない場所ではあるんですけれど、人が多過ぎて、静かにする方がムリみたいで、係員さんが何度注意されてもまったく効果ナシでした・・・・・ その「最後の審判」、天井画なのか壁画なのか、壁画が正解なんでしょうけれど、どうも芸術関係を見る目が、なかなか育ってくれないな〜・・・・・って、こちらへ来て何度も思うことなんですよね。(^^;)

 結局は私たちも4時間ほどかけて、それでも駆け足に近かったかも知れないですけれど、ようやく美術館から出ることができました。美術館の外で、遅いお昼ごはんを食べて、お次は「真実の口」があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会へバスで向かいました。ローマって、地下鉄が2本だけ走っているのですけれど、観光地からはちょっとハズれた場所を通っている感じで、意外にも使いづらい気がしました。ここ「真実の口」にも長い行列が・・・・・ ただ係員さんが順番をちゃんと整理されていたので、その係員さんに彼女と2人で「真実の口」に手を入れた状態での写真を撮っていただきましたよ。(^o^) 私たち、ウソはないはずなので、手をちぎられることもなく、無事に出てきましたが・・・・・(^^)

 その教会を見てから、フォロロマーノの方へ歩いて向かったのですけれど、入口がなかなか見当たらないまま、ヴェネチア広場の上の辺りの丘にたどり着いてしまいました。そこから遺跡を見下ろすこともできたんですね。そう、ローマには7つの丘があるとかで、暑い中のアップダウンも、体力の消耗が本当に激しくなってしまっています・・・・・(^^;)

 フォロロマーノは見下ろすだけにして、今度は北方向に歩いて行って、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会から、これまた2000年の歴史を持つ神殿パンテオンに入ってみました。ギリシャにも同じような名前の神殿があったと思うのですが、こちらも神殿風の柱が並んでいて、建物はドーム状で、そのドームの頂上は丸い穴が開いているんですよ。雨の日もそのままなんでしょうね。今日は教会巡りみたいになっているんですけれど、カトリック総本山の街、どこも深い歴史と過去の栄光を物語るところばかりですね。

 パンテオンの近くで、おみやげを購入です。イタリアの人たち、本当に日本語をよく使ってくるのですけれど、それだけ日本人観光客にも愛されている国だってことを、改めて実感しました。日本好きの人は、ヨーロッパの中でも特に多いのかな〜? まあ、どこへ行っても日本人が嫌われるようなことって、ほとんど感じたことがないんですけれどね。(^^)

 晩ごはんはこのパンテオンの近所のレストランに入りました。シーフードのパスタとリゾットを注文したのですけれど、ボリュームがすごくって、お次のメイン料理にはたどり着けずに、ここでギブアップでした・・・・・(^^;) パスタは、うどんみたいな太麺で、コシがあっておいしかったですよ。(^o^) まだ2日間の感想ですけれど、ローマってシーフードよりも自家製パスタの方がオススメなのかな〜? どうも去年行ったベネチアや、2年前に行ったクロアチアのイメージから抜け出せていないようで、ちょっとグルメも求める方向を変えるべき?って思っています。

 帰り道に、トレビの泉までお散歩してみたのですけれど、夜なのにものすごい人が集まっていてビックリ! 世界的観光地のすごさを毎日のように思い知らされています・・・・・(^^;) 今日はここで引き上げて、バスに乗ってホテルに帰ろうとしたのですが・・・・・ ところが行っても行っても、見覚えのある風景が出てきません。終点まで連れて行かれてしまったので、仕方なくそこから地下鉄で帰ろうと思ったのですが、その地下鉄駅も見当たらず、オマケに夜暗くなっていて、治安も悪そうな雰囲気だったので、仕方なく乗ってきたバスに乗って引き返すことにしました。その方が確実ですもんね。(^^;) 今度は無事に帰れましたけれど、せっかく早めに帰って休もうと思っていたのが、1時間半ほどのロスが生じてしまっていました。ここローマの移動、本当に苦労しっぱなしです・・・・・

 ローマの市バス、時刻表なんてモノは存在しなくって、車内放送も一切ナシです。こういうところが、ラテン系のおおらかさなのかな〜? 細かいことにイライラするのは、こちら流ではないのかも知れないですね。私もだんだんとそうなってしまっているような気がしていますが・・・・・(^^)

8/21(日)
 今日の午前中はメークの許可が出ていたので、女性2人でのお出かけが実現しました。「真由子版ローマの休日」???なんてリッパなモノとは思えませんが・・・・・(^^;) 今日もお天気の心配はまったくナシです。(^^) 日焼けがコワい!ということで、2人とも肩を出すタイプのワンピースだったので、お互いの背中から肩にかけて日焼け止めを塗り合って、ホテルを出発です。

 今回着たワンピース、2年前にクロアチアへ行ったときに買ったモノなんですけれど、なかなか着て出て行ける機会ができなくって、今回が初めての着用となりました。(^o^) そう、去年の夏はポーランドだったので、そこまで解放的な感じにはできなかったんですよね。

 最初の行き先は、きのうちゃんと回れなかったバチカンのサン・ピエトロ大聖堂からです。ホテルからはバスで数分で到着です。ここバチカンは聖地!です。ノースリーブ、短パン、ミニスカートなどは禁止されていて、そんなファッションの人たちは、肩や膝辺りをショールで隠したりしないといけないんですよ。入場前に服装検査があって、そこで帰されてしまった人たちもたくさんおられましたからね。そういう人たちは、バチカン入口辺りの露店に行けば、それ用のショールがちゃんと売られているので、すぐに出直しは可能なんですけれどね。(^^)

 私たちはちゃんとカーディガンを持ってきていたので、もちろんセーフですよ。(^o^) そしてまずは大聖堂の中ではなくって、円形ドーム(クーポラ)の方にエレベーターで昇れるということで、そちらから行ってみました。大聖堂のドームから、教会の真下を眺める感じになるのですけれど、ちょうどパイプオルガンの演奏も流れていて、偉大な教会を見下ろす形になってもよかったのかな???(^^;)

 さらにクーポラを上がっていくと、バチカン市国やローマ市内を一望できる展望台に出てきました。バチカン市国の中は、関係者以外の立ち入りは制限されているみたいで、人影もほとんどナシでした。見られるのは、美術館とここ大聖堂くらいしかないのかな? バチカン市国の入口には、衛兵さんが立っておられて、通行する人たちをキビしくチェックされていましたからね。

バチカンのサン・ピエトロ広場です。初めてのローマ、そしてバチカンは、とにかく巨大な建物や遺跡に圧倒されっぱなしでした。(^o^)

サン・ピエトロ大聖堂の出口です。ここバチカンは聖地で、ノースリーブやミニスカートなどの服装では入れないんですよ。
私はちゃんとカーディガン着用で、もちろんセーフですよ。(^o^)

「バチカン市国」の国境サインって見かけなかったので、郵便ポストで代用(?)です。(^^)
バチカンからの郵便は、ちゃんとバチカンの切手を貼らないといけないんですよ。イタリアの切手は使えないそうです。

 このクーポラ上りで、完全に汗だく状態・・・・・(^^;) 恐らく午前中でも気温は30は軽く超えていたと思います。ここからはバスでヴェネチア広場へ移動しました。白亜の宮殿や美術館や教会の集まる丘もあって、ここも1つのローマの主要な観光地になっているんですよ。白亜の宮殿、政府関連施設ということで、ここにも警備員さんがいらっしゃったり、その後ろには拳銃を持った警官さんがいらっしゃったのですけれど、一緒に写真を撮っていただいたりしちゃいました。(^o^)

ヴェネチア広場を上がったところにある白亜の宮殿、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂前です。
一緒に写真を撮っていただきましたけれど、警備は大丈夫なんでしょうか?(^^)

私の後ろに見えるのが、巨大な遺跡フォロロマーノです。凱旋門も残っていましたよ。

ヴェネチア広場を上がったカンピトリオの丘です。美術館の集まる場所でもあるんですよ。

大きな噴水が3つ並ぶナヴォーナ広場です。あまりにも暑かったので、少し水で手を冷やしましたよ。(^^)

 今日はこれくらいでいったん引き返して休憩を入れないと、本当にダウンしちゃいそうな暑さでした。最後にホテル近くのナヴォーナ広場に立ち寄って、「真由子版ローマの休日」1日目は終了です。ホテルのお部屋でエアコンに当たるのが、実は今回の旅行の快感でもあったりするんですよね。(^^)

 ふつうの夫婦に戻って、近くのカフェでお昼ごはんにしました。サンドイッチとコロッケだったのですけれど、これがヨーロッパでは食べたことのないくらいおいしいモノだったので、2人でビックリ! 日本だったら、お惣菜屋さんやコンビニとかでふつうにおいしいモノが買えるのに、こちらではサンドイッチなんて硬いパンに何かが適当に挟まっているだけのモノが多かったので、ちょっとショックでもありました。(^^)

 そして今日がローマパスの有効期限最終日だったので、あと1つ美術館を見に行こうと、選んだのは結局はベネチア広場のカピトリーニ美術館でした。ここは主に彫刻がメインの展示で、あの有名な「円盤を投げる人」の像を楽しみにしていたのでしたが・・・・・ あいにく見当たらずガッカリ・・・・・ ガイドブックの情報が古かったのでしょうか?

 晩ごはんは、スペイン広場近くのブランドショップが立ち並ぶコンドッティ通りから少し入ったレストランを適当に選んで入ったのですけれど、ここで食べた前菜、パスタ、メイン用にオーダーしたイカのフリッテが、どれも味付けが本当に最高で、適当に入った割りにはおいしいお店に入ったね!って彼女と話していたのでした。(^o^)

 ところが、その適当に入ったレストラン、後で調べてみたら、彼女が事前に「パスタのおいしいお店」との口コミ情報をメモしていたお店だったので、さらにビックリ! ものすごい偶然ってあるんだな〜って2人で驚いていましたよ。(^o^) お値段はやっぱり首都+観光地価格で、ちょっとお高い感じは仕方ないですね・・・・・
8/22(月)
 今日もまたまたお天気の心配はまったくゼロです。(^^) 暑くなって、そして雲1つないお天気が続くとのことで、少しくらいは夕立もあってよさそうなんですけれど、そうもいかないのが、ここイタリアのお天気なんでしょうか?

 今日も午前中はメークが許されていて、またまた2人ともワンピース姿ですよ。(^o^) そしてお互いの背中に日焼け止めを塗り合ったのですけれど、私の方が、きのうのワンピースの日焼け痕がしっかりと残ってしまっていました・・・・・ 確かSPF30って、そこまでしっかりガードって感じでもない日焼け止めだったのですけれど、これではイタリアの陽光は到底防げなかったということなんでしょうか・・・・・(^^;)

 今日の行き先は、映画の「ローマの休日」にならって、トレビの泉とスペイン広場です。そう、ローマってやっぱり1日では到底回り切れなくって、観光客が絶えないのがよく分かりました。バスでベネチア広場から少し北に入って、さらに東へ抜けたところが、今までテレビとかでしか見たことのなかったトレビの泉ですよ。(^o^) 到着した10時前くらいには、警備員さんが泉の見回りをしていて、泉のそばまで行くことができなかったのですけれど、しばらくして開放してくれて、私たちも後ろ向きでコインを泉に投げ入れましたよ。(^o^) そう、これでまたここトレビの泉に戻って来られるんですよね。o(^-^)o

 トレビの泉、本当に巨大な彫刻の数々と、澄んだ水が印象的で、思っていたよりもずっと大きくて壮麗な建造物だったんですね。

テレビとかでしか見たことのなかったトレビの泉に来ちゃいました。(^o^) 巨大で壮麗な建物だったんですね。

後ろ向きでコインを泉に投げ入れると?

またここに帰って来れるんですよね?o(^-^)o

 そしてもう少し北へ歩いていくと、ヘップバーンさんの「ローマの休日」の印象的な舞台となったスペイン広場です。写真などを見ると、教会へ上がる階段にお花がたくさん並んでいる印象があったのですけれど、今回はお花は見当たらず・・・・・ それでも階段を上ると、すっかりヘップバーンさんの気分かな?(^o^)

ここがスペイン広場です。
モデルはともかく・・・・・、気分だけはヘップバーンさんです。(^^)

階段には、残念ながらお花は置いてありませんでした。

 この後は、伝統的なカフェで一休みしたのでしたけれど、カプチーノ1杯が8ユーロ! ウィーンでもこんなお値段は見たことがなかったのでしたけれど、その入ったカフェは、ちょっとした博物館みたいな歴史を感じるところだったので、場所代込みってことで、仕方なく受け入れましたよ。(^^) お値段を見て、出て行ってしまったお客さんもけっこういらっしゃいましたが・・・・・

ショッピング・ストリートのコルソ通りを抜けたところにある、ポポロ広場です。

 これで真由子版ローマの休日は思い残すことなく終了です。(^o^) ふつうの夫婦にまたまた戻って、お昼過ぎからは観光にかまけてすっかり忘れそうになっていた、ローマでのショッピングです。(^^) そう、せっかくファッションやブランドものの本場に来ていて、これを楽しまないワケにはいかないですもんね。

 最初はローマ三越のある共和国広場を目指したのでしたけれど、その途中にお手ごろ価格のブティックがあったので、何着かさっそくセールものを購入です。私もブラウスを1着買ってもらっちゃいましたよ。(^o^)

 そしてローマ三越に入店です。有名ブランドのバッグや時計などを、効率よく取り揃えていて、もちろん免税手続きもオマカセ
OKです。店員さんも大半が日本人なんですけれど、それでもお話を聞いてみると、地元の方たちもよくお店に来られるとのことでした。残念ながら、私たちは免税が適用されるのは、帰国3ヶ月前からとのことだったのですけれど、セールなどで20%オフなんてこともあるそうで、年明けくらいにショッピングツアーを考えないといけないですね。(^^)

 ここローマ三越には、休憩ルームがちゃんとあって、そこでは特にご年配のご夫婦が、すっかり疲れ切った様子で爆睡されていたのが、ちょっとおかしかったです。(^^) この暑さ、日本との7時間の時差、ハードなツアー日程、疲れてしまう要素が全部そろっている感じですもんね。(^^) でもエアコンの効いたお部屋でこうやって過ごすの、やっぱり気持ちよさそうなんですけれど、くれぐれもスリにはご注意を!ですね。(^^)

 さらに今度はベネチア広場からコルソ通りに戻って、またまた半額セールのブティックに長居してしまいました。彼女がもちろんいろんな服を試していたのですけれど、私もコッソリとジャケットを1着買ってもらっちゃいましたよ。(^o^) 店員さんの離れたスキに、彼女と一緒の試着室に潜り込んで、試着させてもらっちゃいましたからね。(^^)

 ローマのショッピング、到底今日の午後だけでは時間不足でした・・・・・ 明日はウィーンに戻らないといけないんですけれど、フライトは夜なので、夕方までまたショッピングの続きです。

 晩ごはんはもちろんパスタです。こちらへ来てから、シンプルな味付けのパスタにすっかりハマってしまって、それだとお値段もお手ごろで済むので、ローマの定番になってしまったかな?
8/23(火)
 今日がローマ最終日です。朝のウチにホテルをチェックアウトして、荷物は預かっていただくことにしました。お天気もまったく変化ナシの、暑くて晴れてるというだけなんですけれど、この日で夏もオシマイかな?って思うと、ちょっとさびしいかも知れないですね。

 この日もきのう回り切れなかったコルソ通りやお目当てのブランドショップなどを回っていきました。彼女はしっかりとバッグを購入です。(^^) 私も「FURLAのバッグがほしいんだけど・・・」って言ったら、「あなたの今回のご予算は10ユーロまでですから、すでにオーバーしてるわよ。(^o^)」ってことで、ちゃっかりと却下です・・・・・(^^;) 他にも魅力的な有名無名のブランドがあって、イタリア限定のモノもありそうですね。ただ日本への売り込みは、どこのブランドも力を入れているみたいで、意外と買えてしまうんでしょうか?

 そんな中で、彼女はメーク用品やアクセサリーなどをドンドンとお買い上げです。(^^) 私はというと、本当はレディース用の時計がほしくて、2人でいろいろ探したのですけれど、あいにくいいのが見当たらずにあきらめました。ウィーンに戻ってから、また探そうと思っています。

 そんな風に過ごしていたら、アッという間に夕方なんですね。お泊まりしていたホテルに戻って、荷物を引き取って、今度は空港までタクシーで行くことにしました。そう、もう荷物を持って行くだけで、ヒドい目に遭うのはもうコリゴリ・・・・・ということでね。タクシーはホテルの人に呼んでいただいたのですけれど、メーターで出てきた料金が40ユーロとちょっとで、50ユーロ札を出したら、10ユーロが返って来てビックリ! あわてて5ユーロ札をチップで渡しましたけれど、行きはあれだけ苦労して2人で28ユーロも電車で取られたことと比べたら、ずいぶんお得でしたよ。(^o^) 後で調べたら、ローマ市内からフィウミチノ空港まで、40ユーロって決まっているみたいですね。もちろん、ボッタクリでなければのお話かも知れませんが・・・・・(^^)

 空港でもまだ少し時間に余裕があったので、最後のパスタをいただきました。そして20時前の飛行機で、1時間ちょっとでウィーンに到着です。(^o^) きのう三越でグッタリされていた特にお父さんの方のことを思い出すと、ちょっと申し訳ないような気分にもなってしまいますね・・・・・ そう、私たちは時差ゼロなんですよね。(^^)

 帰りは車でおウチまで移動なんですけれど、車のランプがいくつか切れてる? 前が本当に暗くて、後で直さないといけないですね・・・・・ 取りあえずは無事に到着です。

 出発前、ローマはドロボウ天国!みたいなことがガイドブックに書いてあったので、私たちも厳重に警戒していったのですけれど、実際に行ってみると、ふつうの欧州の大都市とそんなに変わらない気がしました。治安がよくない!みたいなことが散々言われていますけれど、市内各地に警察官が見回っていて、治安やボッタクリとかの悪い評判を改善しようと一生懸命取り組まれているようすがうかがえました。たぶん、あちこちから苦情が来ていたんだと思いますけれど、ふつうのスリ対策をやっていれば、そんなに恐れる必要はないと思います。そういえば、空港でも麻薬犬での警備を強化していたし、ふつうに楽しむには、安心されていいと思いますよ。o(^-^)o

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