出張ついでですが・・・（2010.09.07-09）
９／７（火）
今日からフランスのリヨンの出張が入っていました。私も彼女も、リヨンは初めてということで、一緒に行くことになりました。で、朝早くにリヨンに移動して、午後からは観光をできたらいいな〜って思って、朝５時半に出発です。
無事にチェックインも済ませて、荷物も預けて、ボディーチェックも終わって、ボーディングを待っていたら、「出発が１５分遅れます。」となったのですけれど、それからしばらくして、何とフライトそのものがキャンセルになってしまいました・・・・・ 飛行機の機体のトラブルなんですけれど、係員さんからは「サービスカウンターに行って下さい。」と言われて、仕方なくカウンターへ移動です。
で、結局はチューリッヒ経由でリヨンに入ることになってしまいました。荷物はちゃんと移してくれるとのことで、７時半の直行便で行くはずが、１０時発のチューリッヒ行きになってしまいました。１時間ちょっとで、チューリッヒに到着したのですけれど、そういえばカウンターのお姉さん、「チョコレートを買えますよ！」なんてことも言われていたのですけれど、２人とも早起きと精神的に疲れてしまっていて、チューリッヒ空港内ではダラダラと過ごすだけになってしまいました。(^^;)
チューリッヒ空港では、今日３回目のボディーチェックです。そう、ウィーンで２度受けてしまいましたからね・・・・・(^^;) １３時過ぎの便で、ようやくリヨン行きに乗れて、１４時にリヨン空港到着です。予定より何時間遅れたのかな？ それよりもリヨン空港からは、専用特急みたいなトラムが走っているとのことだったので、チケットを買って乗ろうとしたのですが・・・・・
そしたらこのトラムまでがトラブルで動かないとのことでした・・・・・ しかも案内がフランス語で、まったく理解できずなんですよ。仕方なく再開を待っていたら、途中の駅までは動いて、そこからは地下鉄で移動すればOKみたいなことを、英語の通じる人から教えてもらって、何とかそれでリヨン中央駅にたどり着きました。
そこからホテルまで、大雨の中を１ｋｍほど移動したのかな？ ホテルに到着したのは、すでに１７時を回っていました。そう、朝早く移動して、午後からリヨン観光というプランは、無残にもボツとなってしまいました・・・・・(^^;)
少し休憩して、その中央駅前のショッピングセンターを少しだけ見て回りました。ホテルの朝食は高かったので、スーパーやパン屋さんで食材を買い込んで、駅前のレストランで晩ごはんにしました。ただ駅前レストラン、やっぱりおフランス価格なのかな？ ずいぶん高い感じがしました。特にビールはウィーンとかの２倍以上もするんですね・・・・・ ワインもそれくらい高い感じがしました。
というワケで、散々な１日でした・・・・・ 彼女も「こんなはずじゃ・・・・・」って思っていたでしょうね。(^^;)
９／８（水）
そう、リヨンへ来たのはあくまで私の出張だったんですよね。(^^;) というワケで、私はもちろん朝からお仕事に出かけて、彼女とは別行動となりました。お仕事は英語でよかったのですけれど、フランス語だったら、お断りしていたところでしたからね・・・・・(^^;)
彼女は旧市街や新市街などを散策したり、ショッピングしたりで楽しんでたみたいですけれど、とにかく英語が通じない！って嘆いていましたよ。去年パリへ行ったときは、案外通じるな〜って思っていたのですけれど、やっぱり首都を離れると事情が変わってしまうのかな？ リヨンもフランス第２か第３の街のはずなんですけれどね。
私の方は夕方までお仕事して、いったんホテルに戻ってお着替えして、彼女と一緒に旧市街方面へ行くことにしました。今日はきのうとは打って変わって、いいお天気になりましたからね。(^o^) 地下鉄とケーブルカーを乗り継ぐと、フルヴィエールの丘に到着です。そこにはリヨンを代表する建物、ノートルダム大聖堂が迎えてくれました。外観は白、中もステンドグラスがとってもキレイで、壁全体が壁画になっていたりで、教会ってやっぱり地域ごとにいろいろ雰囲気が変わるんですね。
大聖堂のお隣からは、リヨン市内を見渡せて、手前側が「リヨン歴史地区」として世界遺産に指定されている旧市街、そして川に挟まれた新市街になるみたいです。私たちがお泊まりしているホテルは、さらに向こうの中央駅周辺で、歴史的な建物はそんなには残っていない場所なんですけれど、これはお仕事の都合も考えてのことで、旅行だったらもう少し歴史的なところもよかったかも知れないですね。
さらにフルヴィエールの丘から旧市街方面へ歩くと、古代ローマ劇場が見えました。そう、彼女もリヨンの印象を「とにかく古い！」ってことを言ってました。紀元前からの歴史がある街みたいですね。そしてその古いと言われる旧市街をお散歩しながら、今日の晩ごはんを食べる場所を探しに行きました。
旧市街はそのフルヴィエールの丘とソーヌ川に挟まれた狭いエリアなんですけれど、ここリヨンは「美食の街」のウワサ通り、石畳の狭い道沿いに、たくさんのレストランが建ち並んでいて、どれもミシュランなどのガイドブックで紹介されました！ってステッカーが貼ってあったりするんですけれど、それよりもビックリしたのが、お値段が安かったことだったんですよ！ きのうやむを得ずに駅前で食べてしまったのは、どうも割高だったみたいで、旧市街は本当にお手頃価格だったんですよ。
で、広場に面していたブション（Bouchon）と呼ばれる庶民的なレストランに入ることにしました。リヨンのお食事の特徴は、コース料理がお手頃価格でオーダーできることで、前菜→メイン→デザートのセットが１０〜２０ユーロで食べられるんですよ。彼女はサラダ→お魚→メレンゲのデザート、私はオニオンスープ→ハンバーグみたいなお料理→白いチーズ？を頼んでみました。実はここのレストランも、メニューには英語は書いてなくって、店員さんも英語ができる人が１人だけで、ガイドブックを見ながら意味を調べたりしていたんですよ。(^^)
お手頃価格のフランス料理、とってもおいしかったですよ。(^o^) パリではこのお値段では何が食べられるのかな〜？って思うと、ちょっとゾッとしそうなんですが・・・・・ ただここもお飲み物は高くって、それだけはドイツ語圏の国の方がありがたく感じてしまいますね。
食後はすっかり夜景ですね。ソーヌ川を渡って東へ向かうと新市街です。ここには広々としたベルクール広場に出てきます。新市街はどちらかというとショッピング街なのかな？ ちょっと時間も遅くなってしまったので、今日の観光はここまでで、地下鉄でホテルへ戻ることにしました。そう、明日もまだお仕事が残ってますからね。(^^)
９／９（木）
今日の予定は、私のお仕事が終わったらそのままウィーンに帰ることになっています。そう、今回は基本的に２人は別行動で、人と街並みを写真に撮るチャンスが実はなかなかできなかったので、今朝は早起きして、旧市街へ短時間だけですけれど、出て行くことにしました。
フランスの南東部に位置するリヨン市の旧市街です。
ここには、石畳の細い道が続く古い街並みが残っているんですよ。
きのう晩ごはんを食べた広場です。(^^)
階段を上がって行くと、大聖堂のあるフルヴィエールの丘にたどり着くことができます。何本かある階段のうちの１つです。
ちょっとした広場も点在しています。
旧市街の中にあるサン・ジャン大司教教会です。
旧市街と旧市街の境目になるソーヌ川にかかる橋の上です。
バックに見えるのが、フルヴィエールの丘、そしてノートルダム大聖堂です。
１時間少々でホテルへ戻って、チェックアウトも済ませて、またまた２人は別行動です。夕方までお仕事して、１７時に中央駅で彼女と合流です。彼女はたっぷりとショッピングを楽しんだみたいで、ずいぶんと帰りの荷物も増えてしまいました・・・・・(^^) 私は今回はそんな時間がまったく取れなかったので、次は楽しみたいと思っています。実は近いウチにリヨンにはまた来る予定があるんですよね。(^o^)
そして空港までは、行きにトラブルのあった専用特急のトラムに乗ろうとしたら、またまた途中駅までバスで送迎するとのことで、ひょっとしてそのトラブルって、復旧に何日もかかっちゃうのかな〜？ どうもいろいろ不便の多いところだな〜・・・・・って思いながら、何とかフライトの１時間ちょっと前に空港に到着です。
さて、今度はちゃんと飛行機が飛ぶのかな〜？って疑心暗鬼になってしまっていましたけれど、無事に飛んでくれましたよ。(^o^) 行きはスイス航空に変わってしまったのですけれど、今度は予定通りのオーストリア航空に乗れましたよ。１時間半ほどで、ウィーン空港に到着です。言葉がドイツ語に変わると、何かホッとしてしまいますね。(^^)
あとは電車を乗り継いで、帰宅は２３時です。何かいろいろトラブルが多くって、ちょっと疲れてしまったのですけれど、何とかおいしいフランス料理が楽しめて、よかったと思っていますよ。o(^-^)o