春のバカンス(スロベニア〜イタリアへ)(その3)(2010.3.31〜4.1)
3/31(水)
ヴェネツィアも今日が最終日です。ホテルの朝ごはんもイタリアは充実してるのかな? ケーキまで出てくるのは、ここ独特なんでしょうか? それから泊まったホテル、日本語放送まで見られるようになっていて、そのせいか、日本人のツアー客と思われる人たちがたくさん来られていましたよ。
先にチェックアウトして、荷物を車へ置きに行って、きのう行けなかったサン・マルコ大聖堂へ最後に行くことにしました。中へ入るのに、行列ができていたので、いったいどれくらい待たされるのかな?って青ざめたんですけれど、意外にもすんなり列が進んで、ちゃんと中に入れましたよ。ただお金がいるのは、こちら共通なのかな〜? ドイツとかオーストリアで、教会に入るのにお金がいるところって、ほとんどないんですけれどね。
きのう行ったお隣のドゥカーレ宮殿も細かいモザイクのような美しい装飾が印象的だったんですけれど、ここも本当に細やかですね。そしてローマ正教の教会なんでしょうか? この前行ったロシアの教会と同じような、イコンが多く飾ってありました。○○正教って、やっぱりカトリックやプロテスタントともちがう雰囲気があるな〜って、改めて思いました。
この後は、サンドイッチを買い込んで、またまた水上バスに乗り込んで、駐車場に戻りました。駐車料金、ヴェネツィア特別料金でもあるのかな〜?って恐れていたんですけれど、ふつうの市街地と変わらないお値段でホッとしました。車でヴェネツィアで来ても大丈夫ですね。(^o^)
さて、お次の目的地はさらに南へ進んだフィレンツェです。お天気もよくなって、暖かくもなってきました。(^o^) お花も増えて、快適にフィレンツェで過ごせるかな?って期待したんですけれど・・・・・ ところがフィレンツェはいわゆるトスカーナ地方の中心なんですけれど、フィレンツェに行くためには、山を越えないといけなかったんですね。だんだんとお天気が怪しくなってきてしまいました・・・・・(^^;) 気温も下がるし、風も強くなるし・・・・・
この日はちょうど平日で、長距離トラックが長〜い上り坂でノロノロ運転をしていたり、そしてフィレンツェ手前では渋滞したりもしましたけれど、何とかフィレンツェの高速道路の出口にたどり着きました。イタリアの高速道路、日本と同じ入口で通行券を受け取って、出口でお金を払うシステムなんですけれど、料金は日本よりもはるかに安いんですね。
お次はフィレンツェ市内を中心部まで車で行くことになるんですけれど、やっぱりちょっと運転は荒っぽい感じがしました。路上駐車もいい加減だったりするし、すぐに追い越してくるし・・・・・ ホテルまでの道は、1回まちがえましたけれど、それでも無事に到着できましたよ。(^o^)
もう夕方になってしまっていたので、観光名所のドゥオモ(大聖堂)や市庁舎前などを軽く見て回ってきました。ここフィレンツェも、観光だけじゃなくって、ショッピングも楽しめそうですね。(^o^) しっかりと彼女が目を光らせていましたよ。(^^)
晩ごはんは、彼女のお友だちが教えてくれたレストランへ。あいにく予約を入れてなかったということで、お外での食事となって少し寒かったのですが、パスタ、メイン、デザートも本当においしくって、ほぼフルコースをしっかりと平らげてしまいました。(^o^) 観光名所のポンテ・ヴェッキオを越えて少し歩いたところにある古い建物のレストランなんですけれど、オススメできますよ。(^o^)
4/1(木)
今朝はウフィツィ美術館へ行く予定にしていました。ふつうに行くと混雑に巻き込まれるということで、あらかじめインターネットで予約をしていきました。朝10時から入場できるように予約していったのですが、通常の入口の方は平日なのに長蛇の列になっていました。どこも美術館って、観光名所になっていますもんね。
ここの美術館では、受胎告知とかキリスト生誕の絵がずいぶん多かった印象を受けました。他にはヴィーナスかな? ボッティチェッリの「ヴィーナス誕生」もステキだったんですけれど、それよりもティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」の方が魅力的に感じてしまいました。駆け足で見たつもりでも、やっぱり半日はツブれてしまいますね。(^^)
この後は少し遅いお昼ごはんを食べていたのですけれど、お天気は悪くなって、雷そして突風が吹き荒れてしまいました。アルノ川の向こうから、旧市街を見に行こうかな〜?とも考えていたんですけれど、旧市街の観光とショッピングに切り換えることにしました。
まずは詩人ダンテのお宅へ。小さな博物館になっていたんですけれど、解説もイタリア語中心で、よく理解できないままドゥオモ方面へ移動しました。そう、ガイドブックでフィレンツェを紹介されるときに必ず出てくる、赤いお屋根の巨大な教会なんですけれど、旧市街の中に入っちゃうと、全体を見るのはむずかしいですね・・・・・ 確かにドゥオモの外観は大理石でできていて、今までに見たことがないくらい壮麗な建物なんですけれどね。(^^)
またまた行列に並んで、ドゥウモの中に入ってみると、意外にもシンプルな内装で、またまた驚いてしまいました。この後イベントが開かれるみたいで、あまり奥には行けませんでした。そちらに「最後の審判」の天井フレスコ画があったそうですが・・・・・

フィレンツェといえば、この赤い屋根のドゥオモですね。残念ながら(?)、ここではメークはしないまま過ごしてしまいました。(^^)
以降は、ショッピングです。といっても、彼女からは「まゆちゃんの今回の予算は10ユーロだからね。(^o^)」って言われてしまって、ひたすら彼女のモノを見ていくことになりました。(^^;) まあ、今回はイタリア初体験だし、下見でもいいかな〜って感じです。それにしても、やっぱりイタリアのファッションは洗練されてるな〜って感じを強く受けましたよ。ブランドショップでも、お値段が日本と比べると本当にお手頃で、例えばフェラガモのお店でも、十分に手が届くお値段でしたからね。
それともう1つビックリしたのが、日本人の店員さんが多かったことでした。さっきのフェラガモのお店もそうだったんですけれど、革製品のお店、帽子屋さんとか、日本人の方が応対してくれました。ファッションだけじゃなくって、食べ物もおいしいし、日本人を引き付ける魅力がたくさんあるんだな〜って、改めて知らされました。日本へもたくさん輸入されているモノばかりかも知れませんけれど、それでもここで買うと、本当にお手頃価格でブランド物が買えてしまいますね。(^o^)
さて、私のショッピングはいつになるんでしょうか??? 彼女の目をしのんで??? それともやっぱり一緒にまた来て、ニラまれながらになることになるのかな〜?(^^;) 初めてのイタリア、本当に魅力たっぷりで、日本人の方のリピーターが多いこともよ〜く分かりました。
晩ごはんも、彼女のお友だちが教えてくれたお店に行こうとしたんですけれど、なぜか見当たらない・・・・・ どうも地図がいい加減だったみたいで、仕方なくホテル近くのレストランに入りました。またまたパスタとメインをしっかりといただいてしまいました。(^o^) 正直言うと、今回の旅行に向けて、少しダイエットしなきゃ!って思っていたんですけれど、ごはんがおいしくっていっぱい食べてしまってます。(^^)