♪咲いた〜 咲いた〜 チューリップの花が〜・・・(4/21 Keukenhof)
 前回ユトレヒト(Utrecht)へ行ったとき、観光案内所でチューリップで有名なキューケンホフ(Keukenhof)のガイドを手に入れたんですけれど、これを見ると期間が3月22日から5月24日までとのことなんです。私の今後の日程などをいろいろ考えたら、この日がいちばんいい日かなと思って、またまたオランダ遠征をすることに決めました。
 朝出るとき、お天気は快晴!\(^o^)/ とはいえやっぱり0℃くらいまで冷え込んだのは言うまでもないんだけど、でも今日は気持ちのいい1日になるだろうな!って確信しちゃいました。こんなお天気をどれだけ待ち望んだことか・・・・・ でも途中はけっこう霧が出てたな〜 そして今日は国境でのコントロールはなく、そのままのスピードで国境通過です。そしてアムステルダムのスキポール空港の大きな飛行機をビックリしながら見ていると、キューケンホフはすぐそこです。予想通り、近づくにしたがって渋滞も始まってしまいましたが、大したことはなくて、結局は12時ごろに無事駐車場に到着しました。それにしても、この日はいろんな国の車のナンバーを見かけました。ヨーロッパ中からチューリップを見に来てるって感じでしたよ。もちろん私の車を含めて、ドイツナンバーの車もたくさん見かけましたよ。
 入場券と駐車券を買って、ゲートをくぐると、民族衣装を着た女性がおられて、雰囲気は最高! この方はガイドブックを売る方だったのでしたが、"How much?"と聞いて迷わずに購入! そしてまずは食事からです。レストランを探したんだけど、これがすごい人で、落ち着いて食べられるような感じではなかったので、サンドイッチを買って、スタンドで食べていました。ここの売り子さんの女性も民族衣装を着て、精一杯の出迎えをされている感じがしました。
 あとは適当に庭園内を散策していました。それにしてもすごい数の人だったな〜 庭園内はカラフルなお花でいっぱい! チューリップだけじゃなくて、ヒヤシンス、スイセン、アマリリス、アネモネ、ムスカリなどなど、本当にいろんな種類のお花が、すごく鮮やかな色で咲いていましたよ! 赤、白、黄色だけでなくて、紫、ピンク、オレンジ、・・・・・、歌の文句じゃないけれど、どのお花を見ても本当にきれいでした!

チューリップ、スイセン、ヒヤシンスなど、本当にカラフルでキレイなお庭でした!

 この日は本当に人がいっぱい! 写真もたくさん撮ったんだけど、今回はセルフよりも人に頼んで撮ってもらう方が多かったです。英語で"Please take a photograph for me!"って頼んだら、ドイツ語で返事されてしまって、私もあわててドイツ語に切り換えたことも、何度かありました。こういうとき、とっても便利だな〜 あと、日本人の方がとても多かったのにはビックリ! イースターでもゴールデンウィークでもないのにどうしてかな〜?とか思っちゃったけれど、ツアーとかで来られているんでしょうね。日本人の方にもジャンジャン声をかけて撮っていただいたりもしましたよ。

今年初めて、サクラの花も見ることができました。

 とにかくこの日はいろんな国の方が来られていました。中国人グループもたくさん見かけたし、英語もドイツ語もドンドン聞こえてきます。もちろん日本語も本当に多く耳に入ってきましたよ。フランス語やオランダ語は分からないのですが、おそらくいっぱい話されていたんでしょうね。スペイン語やイタリア語は??? そこまでは分かりませんでした!

実をいうと、オランダで風車を見たの、今回が初めてなんです。

 キューケンホフの敷地内は、お花畑だけでなくて、パビリオンのような屋内設備もちゃんとあるんです。観葉植物の展示室やキューケンホフの歴史などを展示した博物館もあったんだけど、いちばんすごかったのが、PRINS WILLEM ALEXANDER PAVILJOEN(プリンス・ウィリアム・アレキサンダー・パビリオン)で、ここにはたくさんのチューリップ、アジサイなどが栽培されていて、ここも本当にカラフルでキレイでした!

PRINS WILLEM ALEXANDER PAVILJOEN(プリンス・ウィリアム・アレキサンダー・パビリオン)
の中でも、たくさんのチューリップやアジサイが栽培されているんですよ。

 キューケンホフの庭園の外でも、お花の栽培が行われていて、これもとってもキレイ! まさにお花のじゅうたんって感じでしたよ!

キューケンホフの外も、一面のお花畑なんです!
バックのピンクとパープルのじゅうたん、これ全部ヒヤシンスのお花なんですよ!

 結局17時過ぎまで、このキューケンホフの庭園を見て回っていました。だってとってもキレイなんだもん! ただこのところの気候がかなり寒かったせいか、まだ固いつぼみのままのお花もたくさんあったことも本当なんです。今年は春の訪れがいつもよりも遅いみたいです。
 さてさて、今日の帰りの国境越えは!というと、この日は前回通ったルートとは別のコースを行きました。国境に近づいたら工事? 係員の人に止められちゃって、"Zehn kirometer pro Stunde!"って言われて、最初は何のことか分からなかったんだけど、そういえば「10km/h制限」って出てたのを思い出し、軽く「ハ〜イ!」で何とか逃れちゃいました・・・・・ もう口蹄疫の方は前ほど厳しくないみたいでした。
 ここキューケンホフは、チューリップの季節が終わっても、今度はZomerhof(英語でサマーガーデンです)が今年は8月2日から9月16日に開かれて、また別のお花が見られるそうなんです。もしこのときにヨーロッパにいれば、また行ってみようかなって思ってます。


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