クリスマスまっただ中のドイツから!(12/9、Hamburg→Lübeck)
 さて、帰国が来週に迫ってきました。先週のおみやげショッピング、結局はフライングとはならなかったようで、とりあえずはよかった。でもまだ少し買いたいものがあったので、この日もハンブルクへ行きました。ブレーメンでもよかったんだけど、ハンブルクには日本人が経営しているギフトショップのようなお店が何件かあるので、いざとなったらそこで揃えてしまおうという予定でした。
 まずは1歳の姪っ子にこの前買えなかったぬいぐるみを買っていこうと思い、人形やぬいぐるみの専門店に入りました。中へ入ってちょっとビックリしたのが、置いてあったお人形さんがすごくよくできていて、リアルだな〜って思えるくらいだったことでした。ともすると気持ち悪いってくらいに、本当に精巧にというか丁寧に作られているんですよね。髪の毛、顔の表情、もちろん衣装もキッチリ作られていて、ちょっと感心してしまいました。さてぬいぐるみの方は、お値段を見てちょっと高いな〜って感じ。1歳の子にはちょっとぜいたくだな〜 でも触った感じなんか、本当に気持ちいいもんね。とりあえずは、ここはパス。
 このあと、日本人オーナーが経営されているギフトショップへ行こうと思ったんだけど、アルスター湖の真ん中にクリスマスツリーが飾られていて、その景色がきれいだったので、写真を撮っちゃいました。そういえば以前はあそこに噴水があったと思ったんだけど・・・・・ 遊覧船もクリスマスのお飾り付きでしたよ。

内アルスター湖にも、クリスマスツリーが飾られています(^o^)

 そして市庁舎隣にあるそのギフトショップへ行きました。中に入ると、店員さんはみんな日本人の女性の方で、ちょっとビックリ。ここでのお目当ては、いろいろ探し回って見つからなかったファイラー”Feiler”というブランドのタオルで、品質がいいって評判みたいです。これは車を預かってくれた親戚の方へのおみやげで、いつも何かとお世話になっていて、帰国したら自宅ではなくて、まずはここへ一旦寄って一泊して、そこで車を引き取って、それから自宅に帰ることにしています。探しているときに、店員さんに「うちのお店の案内状をお持ちですか?」とか聞かれて、何それ?って思っちゃいましたが、要するにドイツ在住の日本人の方宛に、定期的に送っているチラシみたいなものだそうでした。申し込めばOKみたいだったけれど、私はもうすぐ帰っちゃう人なので、パス。それでハンカチ大のタオルを人数分と1枚私用に買いました。また別の店員さんに、「もうすぐドイツも憂鬱な季節になっちゃいますね。」とかいろいろ話されていました。私が「今はブレーメンなんです」って言ったら、「あそこは小さくてかわいい街ですね。」だって。確かにハンブルクと比べたら小さいけれど、それでも一応は都だからね(ブレーメン特別市という1つの州となっている街です)。でもそう思えるくらい、ハンブルクって広くて大きいんですよ。
 そして今度は民族衣装っぽい服を専門に扱っているブティックへGo! かわいい服があれば買って帰ろうと思ったんだけど、イマイチいいのがなくてパス。今度はまたZwinkulの刃物屋さんへ。ここでは私がおうちで使う包丁を一つ買おうと決めていました。包丁もいろいろランクがあって、4つ星、5つ星などあるんですね。あと日本から輸入されたと思われるものもあったんだけど、私は双子マークのブランドものがほしかったので、いろいろ持った感じから5つ星の包丁を買いました。さあ、帰国したらこれでお料理の腕を磨くのだ(^o^) 
 これでお昼はこの前と同じゲンゼマルクトでソーセージだ(^^;;;) いちばんポピュラーな焼きソーセージ”Thüringer”を食べました。そう、もうこれでおいしいソーセージもしばらく食べられなくなるからね。
 このあとは、最後にどうしても行きたかった場所があったので、そこへ向かいました。そう、リューベック”Lübeck”です。6月に1度行ったんだけど、このときは写真が撮れなくってくやしい思いをしたので、今回はそのリターンマッチです。
 アウトバーンで約60km、すぐに着いたんだけど、出口を降りてからが大渋滞! ひょっとしてサッカーの試合でもあるのかな? でもリューベックって、1部リーグにいるチームじゃなかったはずだし・・・ 出口から約1時間かかって、ようやく駐車場に車を停車。これも本当に苦労しちゃいました。結局渋滞の原因は分からないまま、市内中心部へ向かいました。しばらく歩くと、また街のシンボルのホルステン門が見えました。レンガ造りの重厚な建物なんだけど、よく見ると両側の塔が少し真ん中に寄りかかっているような感じなんですよね。本当に見れば見るほど、いびつな建物だな〜 でも外から見るリューベック市内って、ホルステン門、大聖堂のツインタワーなど、レンガ造りの建物がとてもステキな光景で、ハンザ都市の中でも、いちばんじゃないかなって思います。(そういえばもう一つのハンザ都市、サッカーの強豪チームがあるロストックは今度の宿題にします。)

ホルステン門をバックに。ここリューベック市街は、ユネスコの世界文化遺産に登録されているんですよ。

 それにしても、旧市街地もすごい人です。リューベックなんて、人口22万人くらいしかいないはずなのに、本当にどこからこんなに大勢の人が来たの?って感じでした。しばらく歩いて市庁舎前広場へ行きました。ここは屋台がいっぱい出ていて、本当に身動きがとれないくらいの人の山、山・・・ ようやく人混みを抜けて、少し西の方へ向かいました。そしたら教会前の広場は観覧車などが設置されていて、遊園地状態。おまけにその前の教会(後で調べたら養老院でした(^^;) )には行列ができていて、クリスマスのマーケットを待っている人たちが並んでいたんですね。その教会前広場で、コーヒーを1杯いただきました。お値段は3DMなんだけど、カップの保証金(Pfand)が3DMで、合計6DMです。カップは陶器でクリスマスの絵柄が入っていてとってもかわいい感じでした。飲み終わってカップを返して、3DMをもらいます。ドイツではこうやって、ごみを出さないようにしているんですよね。これだったら紙コップや空き缶が散らかってるってことがないし、使い捨てにもならないですからね。もちろんこれは他の街でも一緒。空き缶が転がっていないのは、自動販売機がほとんどないからでしょうね。でもスーパーなどへ行けば缶飲料はちゃんと置いてありますよ。

日本語ガイドには聖霊養護院、ドイツ語では"Heiligen-Geist-Hospital"と書いてありました。
この中でバザーでもやっていたのかな?

 このあと市街をしばらく散歩して、途中でおもちゃ屋さんを発見してぬいぐるみを探しました。で、くまのぬいぐるみがかわいかったので、これを1歳の姪っ子のおみやげにしよう! 気に入ってもらえるかな?
 このあとも旧市街地は人の山。そこを歩いていきました。そしてあることをふっと感じたのですが、日本のクリスマスと何か雰囲気が違うな〜って感じていました。確かに宗教の違いはあるけれど、それだけじゃないような気がしたんです。イルミネーションだけだったら、日本の方が高度かも知れないけれど、そういうことじゃないんですよね。う〜ん、うまく言えないけれど、何なんでしょうね?
 4時を過ぎて、辺りも暗くなってきました。イルミネーション、クリスマスツリーもとってもきれいでした。最後に教会のバザーを体験してみようと思い、中に入ってみました。結局はサッと見ただけなんだけど、こちらで本格的にクリスマスを迎えるんだったら、買い揃えてみてもいいかな?って思えるものがたくさんありましたよ。
 帰る途中、もう一度ホルステン門を横から見ると、しっかりと傾いていました。いつかは倒れる運命なのかな? 本当に見れば見るほど、いびつな建物です。きっとレンガが重すぎて傾いちゃったんでしょうね。でもライトアップされたリューベック旧市街、とってもステキでした。

リューベック旧市街の夜景です。ホルステン門のライトアップはありませんでした。

 これで”Mayuko in Germany”も最終回となりましたが、来年のどこかでまたドイツに行くことになると思います。今度はもっといい旅ができるようにしたいと思っています。また期待していて下さいね。


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