強風の中の帰宅となりました。(10/29、Köln→Nordkirchen)
さて、朝起きてまずやったこと、それは時計の針を1時間戻すことでした。というのは、この日でサマータイムはおしまい。仕掛けは、朝2時が2度来るということで、調整するんですよ。それからお化粧など出発準備開始です。朝8時になって、Davisと一緒に朝食を食べにレストランへ行きました。ドイツの場合、たいていは宿泊料が朝食込みになっていて、ホテルの中でそのまま朝食を取れるところがほとんどです。
その後、彼はお昼からデュッセルドルフでお仕事があるということで、ホテルを出たあと、カフェへ行きました。本当だったら外でまた写真を撮りたかったそうですけれど、あいにくこの日はメチャクチャに風が強くて、とても外出して楽しめるような日ではありませんでした。カフェはまた大学近くの下町で、ここでもやはりアジア人の留学生らしき人をたくさん見かけました。彼によると、「このカフェもTVやホモの人が多く集まるんだよ。」って教えてくれましたが、この時間は日曜日の午前だったこともあって、そういうお客さんを他に見かけることはできませんでした。
そのあとは彼の知り合いがいるというレストランで、ランチです。やっぱり外出できないとなると、どうしてもカフェのはしごみたいになってしまいますね。終わって彼とお別れしたら、1時半でした。どこかへ寄って帰ろうと思ったのですが、相変わらず風が強くて、外出するにはやっぱりキツそうでした。というわけで、遠回りも考えたのですが、断念して、帰り道の途中にあるミュンスターの水城へまたまた行くことにしました。今度はノルドキルヒェン(Nordkirchen)という水城で、日本語版のガイドブックには、「有名だけど交通の便がよくない」って書いてあるだけで、写真はありませんでした。でもドイツ語の道路地図には、「観光地として価値あり」の星2つマークがありました。
それにしても、本当に台風みたいに風が強くて、車もしょっちゅう流されるような感じを受けました。おまけにNordkirchenへ近づいたころには雨が降り出すし、ガソリンもなくなりそうだったし、スタンドも見当たりませんでした。本当に引き返して帰ろうかとも思いましたが、何とか到着。駐車場に車を止めようとしたのでしたが、ここでも迷ってしまい、何度か同じ場所をグルグル回らされたりと、本当に散々でした。
それでも何とかお城を目指して庭園に入ると、そこには本当にすばらしいお城が建っていたのでビックリ! これまでヒュルスホフ(Hülshoff)とフィッシャーリング(Vischering)の2つの水城を見たけれど、どちらも小ぢんまり感じだったので、たぶんここも小さいんだろうなって思っていました。何でこんな田舎に、こんな立派なお城があるの?って思ったくらいでした。
お城にはちゃんと1時間おきのガイドツアーが組まれていて、ちょうど16時からのガイド直前にお城の中に入りました。ガイドさんに、「ガイドに来られますか?」って聞かれて”Ja!”と答え、4DM支払ったところで、ガイドが始まりました。お城の中は、壁画がいっぱいあるだけでなく、天井にも壁画があり、すごく豪華な感じの内装でした。外から見た庭園も、あのHannoverのヘレンホイザ庭園みたいな幾何学模様の花壇もあって、本当にステキなお城でしたよ。ガイド自体はもちろんドイツ語で、あんまり理解できませんでしたけれどね(^^;)

これが水城ノルドキルヒェン(Nordkirchen)です。
ドイツの観光地としてはマイナーだと思いますが、とってもステキなお城でしょ!
40分ほどのガイドが終わって、また「写真を撮って下さい!」って頼んで撮っていただきました。そしたらその人が、「これはオリンパスですね。」って話しかけてきたので、「これはデジタルカメラだから、すぐに画像が見られますよ。」などとお話ししました。そのあと、しばらくお城の庭園を見物して、もう1枚写真を撮って、それから帰宅しました。

あんまりステキだったので、もう1枚載せますね。
ミュンスター近郊の水城は、いろいろ紹介されているかも知れませんが、とりあえずはこれまで3つのお城へ行った中では、いちばんのおすすめです。あまりガイドブックには載っていないと思うので、代わりに私が紹介させていただきますね。(?)