ヤケクソ! 水着写真を取りに行ってきました(^^;)(8/27、Cuxhaven→Stade)
何がヤケクソ!かというと、一度は海に泳ぎに行きたいなってずうっと思っていたのですが、北部ドイツはいつまで経っても暑くなりません。6月中旬(ちょうどLübeckの日記のころだけです)に数日猛暑と呼べる日があった以外は、7月、8月とも涼しい日ばかり。日本では酷暑といえるほどの暑さみたいですけれど、こちらは本当は快適な日々が続いています。ここ数日なんか、朝方なんかは吐く息が白いくらいです。おかげで、今年は蒸し暑い日、寝苦しい日、夏バテを知らずに1年が終わりそうです。
あんまりいうと、抗議のメール、カキコが来そうなので、この辺で止めておきますが、お仕事に行くときも、長袖を着ていった日の方がはるかに多かったです。
というわけで、もう今年は泳ぎに行けるような日が来ないなと感じた私は、せめて写真だけでも撮っておこうと思い、海へ行くことにしました。目指した場所は、ブレーメンから北へ100kmほど行ったところのクックスハーフェン(Cuxhaven)という港町の近くの海岸です。行ってみたら、海水浴場のような感じになっていたのはよかったんだけど、海へ入るのにお金がいるとのこと。回りを見たら、看板に”Nationalpark Niedersächsisches”と要するにここは国立公園でした。仕方なくお金を払って海へ入りました。海は白砂の海岸。でもこのときの気温が20℃弱。当然泳いだり水遊びをしている人など誰もいません。潮干狩りをしている人が数人いたくらいでした。ここで三脚を持ってきて、セルフで写真を撮りました。さすがにこれは回りの人には頼めませんでした。これだけのために彼氏を呼び出すのも悪いと思ったので、ちょっと寂しかったけれど、一人での撮影です。でも水着姿になるだけならいいけれど、たまに吹く風がちょっと寒かったです。結局適当な枚数を撮って、海を離れました。いい写真が撮れているかな? もし見たいという方がいらっしゃれば、ここをクリックして下さいね(^^;;;) 水着写真集へGo!
さて水着写真も撮ったし、少しどこかを見て回ろうと思い、シュターデ(Stade)という街へ行きました。ここは塩の交易で栄えた街で、昔はハンブルク以上に栄えていたそうです。着いたのがちょうどお昼で、しばらく旧市街を歩いてみたのですが、途中でインフォメーションセンターを発見。でも日曜日だしたぶん閉まっているだろうなって思ってダメモトで行ってみたら、ちゃんと受付のお姉さんがいてちょっとビックリ! で、”Haben Sie ein Stadtplan?”(市内の案内図はありますか?って感じです。)と聞いたら、”Deutsche oder Englisch?”と聞かれたので、正直に”Japanisch?”と聞いたら、さすがにそれはなくって、結局英語版を出してもらいました。”Gratis?”(無料ですか?)と一応聞いたら、”Ja!!”と本当は”Natürlich!!”とでも言いたそうな感じでした。
そして街で見つけたイタリアレストランへ入りました。広場へも行ったんだけど、屋台が全然出てなかったんです。テラスは結構出てたんだけどね。そこでまたスパゲティを食べました。お店のマスターには、「日本から来たの?」ってドイツ語で聞かれました。もちろん”Ja!”ですよ。けっこう日本人も観光に来るのかな? それにしても、ドイツ人って、堅苦しい感じの人が多いのかなって思っていたけれど、今まで会った人でそういう感じの人は少ないですね。気さくな感じの人が圧倒的に多いです。日本人の女の子はモテるのかな?????
食後は旧市街をブラブラと歩いて観光しました。観光といっても、本当に小さな街です。アッという間に一通り回れるほどの規模です。街並みは、ここはレンガ造りの建物が中心で、メルヘン街道に見られるような木組みの家の街並みとは、また少し感じが違います。旧市街の道も、石畳だけでなくレンガ畳(っていうのかな?)がよく見られました。街中にまで運河が引かれていて、そこには古いクレーンがいくつかありました。そのなかでも街のシンボルともいうべき木製のクレーンが市街の中心に残っていました。中はシュターデの街の歴史の博物館になっていました。昔はこのクレーンで、船から塩を引き上げていたんでしょうね。ここではちゃんと「写真、撮ってもらえますか?」って頼みましたよ。もちろんドイツ語でね。"Können Sie bitte mir fotografieren?"って、初老くらいのおばさんでしたけれどね。この方もちゃんとカメラを持っておられましたよ。ご夫婦で観光を楽しんでおられる感じでした。

バックがシュターデのシンボル、木製のクレーンです。
だいたい見終わって、帰ろうと思ったとき、民族衣装を着た街のガイドさんを見かけることができました。といってもかなりご年輩の方でした。ここはお祭りの日になると、民族衣装を着た女性を見かけることが出きるそうですが、今日はこの方だけでした。

シュターデは、レンガ造りの街って感じです。昔とほとんど変わってないんじゃないかな?
次のお休みは、もう9月です。最近は夜も9時頃には暗くなるし、夏も終わってしまったのかなって感じです。デパートへ行っても、秋物が増えてきたし、夏物を着るのも今日が今年で最後かも知れません。それでは、日本にいるみなさん、暑くて大変でしょうけれど、お体には気を付けて下さいね。