もう元気だよ!(7/22、Hamburg)
 この前ロンドンから帰ってからというものの、ずっと体調がすぐれない状態が続いていて、7/15、16(土日)はついに熱を出してしまい、ずっとおうちで寝込んでいました。それからも何となく食欲もそれほどなかったし、ずっと胃薬を飲み続けていたという状態でした。この週はだいたい夜の9時くらいに寝る日が続いていて、おかげで体の方は、本当に楽になりました。でも実を言うと、金曜日のお昼くらいに軽い頭痛が出てきてしまったことも事実でしたが、これくらいだったら女の子で遊ぶ方がかえってストレス解消になるだろう!って思い、土曜日に遊ぶことにしました。
 土曜日、朝ごはんを食べて、少しまた眠ります。いつもだと大家さんが寝ているうちに出かけちゃおう!って思うんだけど、今日は病み上がりということもあって、焦らないように、そして疲れをためないように、という思いが強くて、のんびり行こうということにしました。で、今日の出発は9時半くらい。途中、アウトバーンで渋滞があったけど、12:30頃にはハンブルクへ到着できました。
 まずは日本センターのようなビルへ行きました。ここには日本レストラン、日本人の経営している床屋さんなどが入っていて、その中の本屋さんへ寄りました。日本の本、雑誌などがちゃんと売っているんですね。日本で買うよりは少し高いけれど、やっぱり情報もちゃんと入手しないといけないからね。というわけで、雑誌を少し買いました。特にデュッセルドルフまで行かなくてもいいみたいですね。その後は市庁舎前へ行って、久々のソーセージです。どうも、ドイツにいると毎日のようにソーセージを食べているように思われるかも知れませんが、私の場合はあまり食べてません。朝はパン、シリアル、ヨーグルト、バナナなどがほとんどだし、お昼だってサンドイッチ(ソーセージが挟まっていることは稀です)か、あとは中華料理屋さんの軽食の持ち帰り(チャーハン、焼きそばだけでなく、白いごはんとおかずのお弁当みたいなものもたくさんあります)で、夜もレストランへ行ったら、肉のステーキかあるいは白身魚のフィレで、ソーセージってそんなには食べてないんですよ。
 この後は、CDショップへ行きます。WOM(World of Music)という大きなお店なんだけど、どういうわけか日本から輸入したCDが実にたくさん売られていたのにはビックリ! しかもお値段も日本なみに高くて、さらにビックリ!! HMVなどと提携でもしているのかな? あるいは日本版だとボーナストラックが多いから人気があるのかも知れませんね。とりあえず最初は見て回っただけで、買うのは後にしました。
 でもこの日は、途中で"SUSHI FACTORY"というお店を発見! 中を見たら、あの懐かしい回転寿司ではありませんか!! でもすでにお昼、ソーセージを食べた後だったので、手遅れ・・・・・ 今度来たら試してみようと思います。でもよくよく考えてみたら、ブレーメン以外の街へ男性バージョンでは一度も行ってないんですよ! ハンブルクへも、もう男性バージョンでは行けなくなってしまったかな?
 それから、靴がほしいなと思っていたので、靴屋さんをあちこち回りました。これまでドイツで2足サンダルを買ったんだけど、実を言うと2足とも失敗でした。というのは、確かに大きいサイズは簡単に手に入ります。だけど2足とも、足先を圧迫する感じが強すぎて、少し歩くと足が痛くなってしまうんです。少し試着しただけでは分からなかったんですよね。そう、確かに39号サイズだと足の長さだけならちょうどいいんです。でもみんな足先が細く作られているんです。私の足は先が結構太くて、どうもEEEサイズとかじゃないとムリみたいです。今回もいろいろ回ってみましたが、どれもちょっと不安だったので、結局は買いませんでした。いい靴屋さん、見つけないといけないですね。
 他には化粧品少々と、下着などを買いました。今回、ストラップレスのブラジャーを買ったので、この夏は堂々と肩を出して街を歩けないかな? って思っていますが、どうなることやら・・・・・ 次回のお買い物では、ワンピースなどを買わないといけないな!!
 実を言うと、この日は18時に市庁舎前で彼と待ち合わせをしていたのですが、少し時間があったのでまたCDショップのWOMに行こうとしたとき、彼にばったり会ってしまいました。そして人通りの多い歩道だったにもかかわらず(?)、やっぱりキスされてしまいました。そして行く予定だったWOMへ手をつなぎながら向かいました(といってもすぐそばでしたが・・・) お目当てのものを買ってから、アルスター湖前のカフェで、お茶しちゃいました。でも湖の前の席は、どこもいっぱいで、仕方なくちょっと入ったところに座りました。私はフルーツ味のお茶(名前忘れちゃった!)、彼はコーラです。そこではロンドンへ行って来たときの話や、先週は病気で寝ていたことなどを話していました。

アルスター湖畔のカフェでお茶を飲む私です。

 そのあと、アルスター湖の遊覧船に乗ろうかって言ってたんだけど、周航時間がもう終わっていて、ダメでした。結局噴水をバックにした写真を撮っただけになってしまいました。

内アルスター湖の噴水をバックに。

 その後、一緒に食事しようと思い、アルスター湖から流れる運河沿いのレストランへ向かったのでしたが、あいにくまだ食事時間ではなくて、飲み物だけの時間でした。で、近くのステーキレストランに入って、お食事です。まだ少しおなかに不安のあった私は軽めに済ませました。

市庁舎前でのツーショットです(^^;;)

 食後、電車(Sバーン)でハンブルク港へ行きました。私にとっては車からは見たことはあったのですが、直に歩いて見たのは初めてでした。ハンブルク港は、海にあるのではなくて、エルベ川にある港で、海へ出るまでにはまだ100kmほど川を下らないといけないんです。ちょっと日本にある港とは雰囲気が違いますね。船を見ても、これから遠い外国へ行くんだって感じがしないんですよね。
 そしてこのエルベ川の川底を通っている、旧エルベトンネルを歩きました。(新エルベトンネルはアウトバーンのトンネルです。) エレベーターで地下へ下りて、そこから対岸まで歩いて行けるんです。彼に「古いトンネルね!」って言ったら、「100年くらい経ってるんだよ。」って教えてくれました。対岸は古い港で、特に今は人気もあまりない場所になっていました。トンネルを出て少し行ったところで、彼に強く抱きしめられて、キスされてしまいました。本当に腰が折れるんじゃないかって思うくらい。どれくらい続いたのかな? それから渡ってきたエルベ川の向こう側からは、ハンブルク市内が一望できました。尖り屋根の建物(市庁舎、教会など)がいっぱい見えました。

ハンブルク港です。バックは港と中心街です。

 そのあとは、港からしばらく歩いたところにある、レーパーバーンへ連れて行かれました。レーパーバーンとは、「世界で最も罪深い1マイル」と呼ばれている繁華街です。日本で言えば、ちょうど新宿の歌舞伎町のような雰囲気を持っています。
 レーパーバーンの中のいろいろなバーに連れて行ってもらいました。1件目は黒人さんの多いバーで、会話もドイツ語じゃなくて英語・・・ 2件目はママさんを含めTVさんが何人か居られたバー、3件目は性転換されたような感じの人が集まるバーみたいなところでした。短時間であちこち回ったので、あまり他の人とは会話できませんでしたが、ドイツにも新宿の2丁目みたいなところがあるんだ! って思いました。一つ日本と違うなって思ったことは、バーに行っても席料という感覚がないみたいなんです。純粋に飲み物代しか取られないんです。よく行っているハンブルクの"Diva Franz"もそうだし。
 で、私は「車を止めている屋内駐車場が23時で閉まっちゃうから」と言って、22時過ぎにレーパーバーンを離れ、駐車場まで彼と一緒に来てもらいました。そこから私はブレーメンまで帰るのですが、やはり帰り際にも強く抱きしめられ、キスもずっとされてしまいました。
 病み上がりでちょっと体調面が不安だったけど、何とか無事に過ごすことができました。やっぱり女の子で遊ぶことが、いちばんの治療かな?


BACK