Rhein, Dom, Kölnischwasser(5/20 Köln)
この日はケルンまで行きました。少し遠出になるんだけど、がんばって行ってみようと思いました。目的はライン川、大聖堂の観光と、オーデコロンを買うこととしました。
実を言うと、この日はアパートに移ってからの最初の女の子での外出でした。外出作戦は、ホテルのときとは少しちがうんだけど、ちゃんと考えていたんだよ。私のいるところは、アパートといっても大家さんのお宅の離れを借りている感じで、同じ敷地内に住んでいます。だから門扉は共通。もっともこの日は朝早かったので、誰もいなくて拍子抜けした感じですが、油断は禁物!
朝食は途中のアウトバーンのサービスエリアで簡単に済ませて、ケルン市内へ直行。今度はちゃんとケルン中央駅の地下駐車場へ車を止めることができました。最近何となくコツが分かってきたような気がします。
すぐに大聖堂を発見しましたが、ここはとりあえず後回し。ツーリストインフォメーションセンターでガイドをもらったら、親切にも日本語のガイドが載っていたので、とてもうれしかったです(^o^)
この日も晴れときどきくもり一時雨みたいなハッキリしないお天気。風も強かったせいか、広場へ行っても屋台がほとんど出ていませんでした。仕方なくレストランに入って、パスタを食べました。本当は屋台でソーセージを食べたかったんだけどね(^^;) その後、ガイドブックに載っていたオーデコロンの専門店に行ったら、何と店舗改装中で入ることができませんでした。仕方なく他の化粧品店やデパートに行ったんだけど、ちゃんと売っていたので安心しました。
「オーデコロン」とは、フランス語で「ケルンの水(eau de Cologne)」という意味で、ここケルンこそがオーデコロン発祥の地だったんですね。で、その本物のオーデコロンというのは、「4711」というブランドがあって、それだけが本当の意味のオーデコロンになるようです。そして香りは1種類のみで、少し甘い感じがします。最初はもっといろいろ種類があると思っていたので、1種類だけだということが分かって、少し驚きました。えっ、そんなの常識? って言われると困ってしまいますけれど・・・・・
少し市内を回って、ケルンの港に着きました。港といっても、ライン川にある船着き場って感じでしたが、デュッセルドルフ行きの大きな船が泊まっていました。これが有名な「ライン下り」なのかな? ここでも写真を撮ってもらおうと思って、今回もドイツ語で「写真を撮って下さい」って声をかけました。でもまだちょっとすんなりとは言えないですね。

ライン川のケルンの船着き場で。後ろはデュッセルドルフ行きの船です。
それからもう一度大聖堂の方へ向かい、大聖堂の写真を撮ったのですが、とにかく大きい建物なので、なかなか撮るのは大変! その後私の写真も撮ってもらおうと、近くにいた女の子にまたまたドイツ語で声をかけたのですが、"Please speak English!"って言われてしまい、あわてて英語で言い直しました。ドイツ人ではなかったみたいです。何か区別するコツでもあるのかな?

大聖堂下で。このスタイルで大聖堂の頂上まで登っていきました(^^;)
写真を撮った後に、大聖堂の中へ入ってみました。そこはやはり中世の雰囲気の教会がありました。特にここのステンドグラスは、本当に絵が生きているような感じさえする非常に美しいものです。建築も本当に芸術的。でも大聖堂の中は観光客でいっぱいで、みんな写真をどんどん撮っていたのには、少し驚きました。というのは、前に行ったブレーメンの聖ペトリ大聖堂は、観光客はチラホラで、荘厳なパイプオルガンの音楽が流れていて、写真を撮るような雰囲気ではなかったからです。
その後、この150m以上ある大聖堂へ登ってみました。中はらせん階段が果てしなく続いていて、しかもそのらせん階段は登り下り共用で、すれ違うには少し狭いんです。だから途中で疲れても休むわけにはいかないし、それに次々に下から人が登ってくるので、本当に体力のいるところだと思いました。私は膝下のフレアスカートにサンダルというスタイルだったので、スカートの裾を押さえながら長い長いらせん階段を登っていってしまいました。少し足が疲れてしまったけれど、何とか頂上まで登り詰め、そこからケルン市街を見渡したときは、本当にさわやかな気分になりました。大聖堂の上からみたライン川の景色、本当にステキでした。
ケルンは本当に人が多く活気のある街でした。日本人観光客の方もたくさん見かけました。そして、オーデコロンもおみやげによさそう。そしてライン川の船旅も一度体験してみたいと思った、魅力いっぱいの街でした。