梅の名所として知られる吉野梅郷の中の「梅の公園」での一枚である。紅梅、白梅が朝の光を受けて輝いていた。
 朝の角度の低い逆光のため、レンズには専用の蛇腹フードを付け太陽光をぎりぎりまでカットして撮影した。背景は丘の斜面であるが、影になったため黒くつぶれ、よりいっそう花を浮かび上がらせ、光を受けた小枝もアクセントになった。
 「梅の香」
(撮影データ)
撮影日       1997-3-18
カメラ       マミヤ 645Pro
レンズ       300mm
絞り        f32 絞り優先AE
フィルター     UV
フィルム      フジ ベルビア(ISO50リバーサル)

(デジタルデータ)
フィルムスキャナ  ミノルタ Dimage Scan Multi Pro
パソコン      Power Mac G4 OSX&9 1.25GHzDual
画像ソフト     Adobe Photoshop 7.0
Webソフト     Adobe GoLive CS
デジタル補正    なし