| 都議選・自民党の完敗、政権交代をかけた総選挙へ! |
2009年 7月12日投票の都議選、予想通りに自民党の完敗、民主党の躍進・第一党という結果となりました。麻生首相は、この選挙結果をうけて『麻生降ろし』を封じるためか、7月13日、自公両党の合意で、衆議院解散 7月21日(火)、公示 8月18日(火)、投開票 8月30日(日)とういう解散・総選挙の方向を明らかにしました。
▼ 都議選の結果を分析すると
東京都議選の結果は、民主党の一人勝ちでした。投票率が前回より10.76ポイント上がって54.75%、民主党への追い風となりました。
政党
| 議席数 (増減) |
| 民主党 | 34 | → | 54 議席 | (+20) |
| 自由民主党 | 48 | → | 38 議席 | (-10) |
| 公明党 | 22 | → | 23 議席 | (+ 1) |
| 日本共産党 | 13 | → | 8 議席 | (- 5) |
| 生活者ネット | 4 | → | 2 議席 | (- 2) |
| 無所属 | 4 | → | 2 議席 | (- 2) |
自公両党の過半数割れとなりました。民主党の躍進と自民党の敗北は予想されたことですが、共産党と生活者ネットが議席を減らしました。共産党は、格差や雇用問題で頑張っていて得票数は減らしていないようですが、自民党批判の票が圧倒的に民主党へ流れたために吹き飛ばされた状況です。
▼ 無所属・市民派の福士よし子さん(杉並選挙区)6位当選!
今年の1000人の会総会にも出席された杉並の福士よし子さん(無所属・市民派)は、大激戦の中を突破して見事に当選されました。
定数6名、立候補11名(内5名が女性)の得票状況を分析しますと、前回と比較して投票率が約10%伸びて、投票総数が45000票ほど増えました。そのうち、41600票が民主党に流れています。驚異的な投票行動です。
候補者
| 前回 |
| 今回 | (増減) |
| 民主党(田中) | 23000 票 | → | 45000 票 | (+22000) |
| 民主党(門脇) | 17400 票 | → | 37000 票 | (+19600) |
| 自民党(早坂) | 22000 票 | → | 29500 票 | (+7500) |
| 公明党(松葉) | 29800 票 | → | 26800 票 | (-3000) |
| 共産党(吉田) | 18900 票 | → | 22100 票 | (+3200) |
| 福士よし子 | 17300 票 | → | 21100 票 | (+3800) |
| 次点(自民党) | 28500 票 | → | 20000 票 | (-6500) |
| 次次点(生活者ネット) | 10700 票 | → | 17300 票 | (+6600) |
福士よし子さんは、前回同様、自民党候補を破っての当選。意義ある当選です。
選対役員の勝因分析は、
- 今年の3月と6月の全戸配布チラシのメッセージにインパクトがあった。
- チラシ内容をシンブルにまとめた選挙公報が他候補より断然よかった!
- 「電話かけ」を予定通り3万本かけきった。
- 街宣に迫力と元気があった。場所取り、パネル、ノボリ、参加者で圧倒!
- 福士さんが高齢にも関わらず元気!年を全く感じさせなかった。
- 杉並区外からの「みどり・市民派」の応援が前回より増えた。
この6つの、どれかが欠けても当選は難しかったと分析されています。
▼ 松戸からも多くの方が「電話かけ」や街宣行動に参加!
この松戸から、無所属・市民派の福士さんを落とすな! と10名を超える仲間が「電話かけ」や街宣行動に参加されました。
選対は最後まで盛り上がり、民主党への風を意識しながらも、無所属・市民派(みどり)の議席を守り抜くことが出来ました。この経験を、来年秋の市議選・佐藤みのるさんの必勝のために活かしていきたいと思います。
いよいよ政権交代に向けた総選挙が始まります。千葉7区(松戸市北部地域、流山市、野田市)では、社民党から立候補予定の上田けい子さん(社民党・福島みずほ党首の政策秘書、41歳、子育て真っ最中)を応援する「上田けい子を国会に送る市民の会」が奮闘するときです。
政権交代を実現させ、自公政権を博物館に送りましょう。
2009.07.15 - 吉野 信次 -
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