メッセージ
Last Update : 2007/08/01 
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安倍首相は速やかに退陣しろ!
川田龍平さん、見事当選!!

  参議院選の結果は、マスコミ各紙が世論調査で報道してきた結果となりました。自民党の「歴史的大敗」で終わりました。痛快としか言えません。あらゆる問題で、国民の政治不信を目一杯拡大させた中での審判でした。これだけ多くの問題が噴出されながら、与党が勝利するようでは、日本の民主主義は「真っ暗闇」だと思いました。

  安倍首相は、「歴史的惨敗」にもかかわらず、早々と「続投」を表明し、9月内閣改造で逃げ切ろうとしています。有力候補者がいない自民党内でも、「続投支持」が多数です。1989年の宇野首相時の36議席、1998年の橋本首相時の44議席の「自民党大敗」では、いずれも辞職して、国民の審判を受け入れました。ところが、安倍首相は、国民の審判に耳を傾けない愚挙の道を走り出しました。国民の厳しい審判を受け入れず、参議院で野党が過半数を維持している中で、まともな政権運営ができるはずがありません。内閣支持率は今後さらに低くなっていくでしょう。

  このような安倍政権の開き直りを許すわけには行きません。野党第一党の民主党も、今後安倍政権の退陣を求めていくでしょう。選挙結果を真摯に受け止め、安倍首相は退陣し、早期の総選挙で、政権選択を国民に問うべきです


無所属・川田龍平さんの当選の意味

  このような中で、首都・東京の大激戦区(定数5名のところ20名が立候補)で、私たちが応援した無所属の川田隆平さんが見事当選されました。大政党に伍して無所属、ボランティア選挙で勝利できたことは、「二大政党では届かない人の声を、国会に届けて欲しい」との都民の切実な想いが結集されたからだと思います。

  最終結果は、5位で683,629票でした。今回の当選者の中に無所属が7人いますが、川田龍平さんを除いては、政党が複数支援をしている統一候補です。ところが、川田龍平さんは、政党の応援をえないで、無所属、都民と全国から駆けつけてくれたボランティアの支援で、勝利を勝ち取ったのです。草の根民主主義の勝利でした。1965年の市川房枝さん(婦人運動で大きな役割を果たした人)以来の快挙です。特に若者たちが多く関り、支援の輪を拡大できたことが大きな成果でした。

  選挙結果を報じる各紙のタイトルは「動けば変わる 実感」(東京新聞)、「『無所属貫く』川田さん初当選」(読売新聞)、「草の根ひたむき 川田さん初当選」(毎日新聞)、「川田さん『薬害解明へ』」(産経新聞)、「『いのち』訴えに共感」(朝日新聞)、「川田氏『厚労行政監視する』」(日経新聞)、「『風は起こせた』川田龍平氏」(スポーツ報知)、「川田氏3番手当選」(スポーツニッポン)と、好感を持って紹介されています。

  川田龍平さんを先頭に、選挙戦で訴えてきた「動けば変わる」「生きるって楽しい、と思える日本へ」「いのちの政治」のために、安倍政権を退陣させ、国民が安心して生きられる社会、環境立国へ、さらに憲法9条を活かし、世界で戦争がなくなる地球へ、さらに大きな輪を全国で起こしていきたいと思います。川田龍平さんの勝利のために、ご支援をいただきましたみなさんに深く感謝いたします。諦めないで、日本を変えていきましょう。


2007.08.01 - 吉野 信次 -    
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