メッセージ
Last Update : 2007/07/12 
<<メッセージ一覧に戻る

参院選東京選挙区・川田龍平さんの勝利に向かって!

  安倍政権が発足してから最初の国政選挙・参院選が告示されました。

  今回ほど、「政権を変えたい、変えなければ」と痛切に思ったことはありません。


「日本丸」の船長失格!

  安倍政権が発足して9ヶ月、「消えた年金」問題、住民税の大幅負担と大企業・金持ちへの税制優遇、貧困や格差拡大、介護や医療制度の大幅後退、「戦争ができる国家づくり」のための教育基本法の改悪、改憲手続法の制定、侵略戦争の肯定に通じる軍隊「慰安婦」の強制性の否定、沖縄戦における軍の「集団自決」関与の否定(教科書記述の削除)、通常国会における「強行採決」の連続、「政治とカネ」の不始末と相次ぐ閣僚等の辞任、どれをとっても安倍政権に及第点をつけられる状況ではありません。あえて及第点を探せば、支持率を上げたいために「救済ラッシュ」の大型訴訟等への和解と救済策くらいだと思います。

  安倍政権のこうした問題点は、世論調査における内閣支持率の急落で証明されています。この安倍政権に、「日本丸の舵取りをさせてはならない」と痛感しだした国民が日々増えています。こうした中での参院選のスタートです。安倍政権を退陣に追い込める、選挙結果を残したいと思います。その結果とは、宇野政権時の 36議席の大敗北と同じ程度の結果をつくることだと思います。

  参院選で、自公政権が過半数割れすれば、自公両党の協力関係にもひび割れが生じるでしょう。自民党の長期政権が崩壊するスタートになります。


川田龍平さんが当選することの意味

  政権選択の選挙になるのか、これだけ大きな問題点が噴出しても、駄目な泥舟・日本丸にしがみつくのか、大きな選択を国民がしなければならない選挙です。

  1人区や2人区では、政策の全てが了解できなくても、野党の民主党へ投じて、与党の過半数割れを実現したいものです。3人区以上の選挙区では、選択肢を拡大したいと思います。

  首都・東京の戦いは、大きな意味があります。5人区で20人が立候補しました。自民党2、民主党2、公明党1、共産党1、社民党1等、政党候補者が居並ぶ中で、無所属・無党派の川田龍平さんが有力視されています。

  告示前のマスコミ情報では、現職の自民党・保坂三蔵氏、公明党・山口那津男氏、民主党・鈴木寛氏が優位に立っているようです。この後を、自民党の丸川珠代氏、民主党の大河原雅子氏、そして川田龍平さんが残りの2議席を追う展開だといいます。

  これまで駅頭での宣伝でも、政策チラシを受け取ってくださる3分の1ほどは、川田龍平さんが元HIV訴訟原告であることを知っていて、「がんばってください」と激励をいただいています。電話の反応も、同じようです。

  川田龍平さんを国政に! この声が日増しに強くなっています。川田龍平さんが当選できれば、社会的に弱い立場の人・当事者たちの声が国政に届けられます。薬害を起こさせない監視体制を市民たちとつくるでしょう。タブーに負けずに本質的な環境政策、脱原発、自然エネルギー、食糧自給、貧困国支援などをNGONPOなどの市民団体と連携して提起していくでしょう。憲法9条を活かし、世界に広めるためのネットワークを拡大していくでしょう。

  政見放送のリハーサルを見て、思わず目頭を押さえ、終わったときは拍手をしていました。政見放送をご覧ください。知人・友人が都内に在住の方は、是非一声をかけてください。川田龍平さんの当選によって、この駄目な日本丸を再建するスタートにしていきたいと思います。

2007.07.12 - 吉野 信次 -    
上に戻る