メッセージ
Last Update : 2006/11/09 
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激戦の市議選を勝利し、議会改革と市民参加の市政を!
米国・中間選挙での民主党勝利の意義

  11月7日開票の米国中間選挙は、ブッシュ政権・共和党が大敗を喫しました。ブッシュ政権が進めてきたイラク戦争と占領政策に対する審判の選挙だともいわれましたが、米国国民は、ブッシュ政権のイラク政策に "NO" を突きつける結果となりました。しかし、投票率は40%ほどにとどまっています。

  今回の選挙は、泥沼化するイラク情勢、相次ぐ共和党の汚職・腐敗への国民の批判が高まる中で行われました。民主党は、下院で躍進し、過半数をはるかに超え、上院でも拮抗、知事選でも躍進しました。全米各地で行われた米軍のイラクからの即時撤退を求める住民投票では、多くの地域で即時撤退が賛成多数となっています。

  この選挙結果を受けて、ラムズフェルド国防相が辞任し、任期をあと2年残すブッシュ政権の求心力が著しく低下することは必至だと思います。世界専制攻撃戦略の大幅な見直しが求められます。

  安倍政権は、日米同盟は不変と判断し、自衛隊のイラクからの撤退は考えない、との判断を示しています。「自衛隊をイラクからの即時撤退させろ!」の声を大きくしましょう。在日米軍の再編問題が大きな課題となっている沖縄知事選で、ブッシュNO! 新基地建設反対糸数けい子候補(野党統一候補)の勝利を目指しましょう。

核武装化論議を是認する安倍政権の責任追及を!

  北朝鮮の核実験強行、国連安保理での全会一致の制裁決議を受けて、政府・与党の中で、日本の核武装化の論議が公然と始められました。麻生外相や中川自民党政調会長の発言が顕著です。

  安倍首相は、非核三原則とNPT(核拡散防止条約)を堅持すると言いながら、「核抑止力や核を巡る論議と核武装化の論議は別だ」と核武装化の論議を容認しています。核武装化の論議をしながら、「非核三原則を守る」との二枚舌発言は、国民や国際社会に受け入れられないことは明らかです。

  ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ3度の被爆体験を持つ被爆国・日本は、「人類と共存できない核兵器」の存在を廃絶する国際世論の先頭に立って行動すべきです。安倍政権の二枚舌発言を許さない世論を! 麻生外相の罷免や中川自民党政調会長の更迭を求める声を大きくしていきましょう。

松戸市議選、激戦を勝ち抜く最後の追い込みを! 高い投票率を!

  いよいよ松戸市議選の本番を迎えます。12日告示、19日投票となります。定数46名のところ何名の立候補がされるのか、4年前の65名を上回るのかどうか、大激戦になることは必至です。

  今市議選の大きな課題は、議会改革が実現できる議会構成にできるのか、市民参加の市政に議会が積極的に関れるのか、東葛6市の中で行政サービスが最低の状況を議会がどれだけ是正させられる提案ができるのか等々だと思います。

  これらの課題実現させるためには、多様な意見・提案を持つ無党派の市民が、どれだけ投票に参加できるかだと思います。4年前の40.14%を越えて、最低でも国政並みの60%台の投票率が求められます。

  市民が主役・市民参加の市政実現させるためには、行政と議会の改革実現できる市民力が求められます。まちづくりに参加する積極的な市民とともに、激戦を勝ち抜くため、最後の追い込み行動に入りました。必ず、激戦を勝ち抜きます。最後までご支援・ご協力をお願いします

2006.11.09 - 吉野 信次 -    
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