今度こそ、e市長を! 〜 本気で創る市民参画の松戸市政へ 〜 |
小泉政権による「日米同盟」オンリーによるアジア外交の破たんと「構造改革」の名による大企業、「勝ち組」だけを最優先する「専制政治」は、「天皇の靖国参拝発言」や耐震データ偽造問題、ライブドア事件、米国産牛肉輸入再禁止問題等々覆いがたい問題点を噴出させています。通常国会の審議過程や9月の自民党総裁選に向けた財界を巻き込んだ自民党内の攻防は、今後の日本をどのような進路に舵取りすべきかの重要な論争になります。
この小泉政権・自公政権に反撃する闘いこそ、地方・地域から住民・市民自治を取り戻す闘いであり、日本と世界の平和と連帯のあり方を考え・行動していくことだと思います。
こうした中で、今年松戸市では、6月の市長選、11月の市議選が行われます。この松戸市は、戦後60年間、保守・自民党市政に支配されてきました。市民の連携・ネットワークが実現できなかったためです。この松戸市に今、大きな転機が到来しようとしています。60年間続いてきた保守・自民党市政を転換できる大きなチャンスが生まれだしているからです。
昨年10月に各界・各層の市民が参加して「e市政を創る松戸市民の会(略称: e市政の会)」が結成され、現市長に対抗できる市民派・統一候補者の擁立がめざされてきました。このような動きは、戦後初めての取り組みであり、市民の合言葉は、「チェンジ! 4期NO! 新しい市長で市民参画の市政を! 」です。
この画期的な取り組みは、4年前の統一候補擁立失敗という苦い経験を踏まえ、市民が調整能力を身につけてきた結果だと思います。「e市政の会」では、1月18日、市長候補予定者に名乗りを挙げてくれた3人の中から、十分な論議を踏まえて、一本化する努力により候補予定者を推薦することができました。
1月28日(土)に開催された「みんなで創る松戸市政」シンポジウムの後半で、市長候補予定者を紹介することもできました。推薦できた予定者は、本郷谷健次さん(57歳)で、財政の専門家です。ラグビーが大好きなスポーツマンでもあります。
1000人の会は、雪の降る1月21日(土)午後1時30分から、女性センターで第9回総会を開催し、市長選、市議選についての論議を深めました。1000人の会は、市長選を必ず勝利させるために、多くの市民との連携・ネットワークに力を注ぎ、これまでの市長選に投票をしなかった市民への働きかけを考える戦略を検討したいと思います。
市民が本気で「市民参画の市政」を創るための4ヶ月余の闘いが始まりました。60年間も続いてきた保守・自民党の市政をうち破るためには、それぞれの市民・市民グループ、団体、政党等が経験したことがない連携と創造的な選挙戦をつくり出していくことだと思います。「市民参画の市政は、市民参画の市長選」から始まります。ご支援ください。
2006.02.01 - 吉野 信次 -
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