・概要
このゲームはUNOやページワンに似た、トランプを使用したゲームです。
UNOやページワンはカードを積み重ねていきますが、このゲームはそれを7並べのように平面に広げていきます。
簡単なルールでプレイ時間も短いので、RPGコンベンションの開会式前やゲーム終了後のちょっとした時間にプレイしてみてください。
もちろん、会場でプレイしていいかどうかを主催者側に確認をとることを忘れないでください。
・プレイ人数
3〜6人くらい
・プレイ時間
5分から10分
・使用カード
ジョーカー2枚を含む54枚
・ゲームの目的
手札を早くなくす
・スタート準備
各プレイヤーに5枚ずつカードを配り、残りを山札としてフィールドの端に置きます。山札から1枚を引き、フィールドの中央にセットします。
・フィールド
フィールドとはカードを置ける場所のことを意味します。
下図のようになります。これ以外の場所にカードをおくことはできません。
・ゲーム進行
・最初のプレイヤーからフィールドにあるカードと同じスートか同じ数字のカードを1枚ずつ、そのカードの隣に出していきます。ただし、フィールド内にしかカードは置けません。
A B ◆3 C D 例を挙げます。
スタート準備において山札からフィールド中央にセットしたカードがダイヤの3だった場合、最初のプレイヤーはA、B、C、Dにダイヤのカードかスペードの3かクラブの3かハートの3を置くことができます。
A B ◆3 C E ◆7 F G 最初のプレイヤーがDにダイヤの7を置いたとします。
次のプレイヤーはA、B、Cにダイヤのカードかスペードの3かクラブの3かハートの3を、E、F、Gにダイヤのカードかスペードの7かクラブの7かハートの7を置くことができます。
・フィールドに13枚のカードが並べられたら、それらのカードをフィールドから取り除き、まとめて捨て場に置いておきます。次いで山札から1枚を引き、再びフィールド中央にセットします。
・もし出せるカードがない場合は山札から1枚引いてて札に加えます。山札から取ったカードが出せるカードであってもそのカードを出すことはできません。山札がなくなったら、捨て場にあるカードを集めて山札を作ります。
・ジョーカーはどのカードの隣にも置くことができますが、そのカードの隣には置くことができません。ジョーカーの隣にジョーカーを置くこともできません。
ただし、直接置くことができないだけで、回り込んで置くことはできます。
言葉ではうまく説明できませんので、以下に例を挙げます。
A B ◆3 ジョーカー C ◆7 D 現在、フィールドは左のようになっています。
BとCはジョーカーの隣なのでカードを置くことはできません。
Dもジョーカーの隣ですが、◆7があるため、ダイヤか7のカードならば置くことはできます。
この後、Aにカードが置かれればBにもカードを置くことができます。
この例の場合、Cは絶対にカードが置かれませんので、フィールドに13枚たまることなく、ゲームは次のフィールドへと移行します。
なお、フィールド中央にジョーカーがセットされることもあります。その場合はジョーカーを取り除いて捨て場に置きます。再び山札からカードを引いてフィールド中央にセットしてください。
・手札が1枚になった時点で、そのカードのスートがスペードかクラブならクリームシチュー、ハートかダイヤならビーフシチューといわなければなりません。
また、ジョーカーを最後の1枚とすることもできません。
・ゲーム終了
手札を一番早くなくしたプレイヤーが勝利です。
一番勝ちを決めるだけでゲームを終了してもかまいませんし、全員の順位が決まるまでプレイを続けてもかまいません。