銭 湯 解 析

えびす温泉 (調査:H16.11.23)








足:JR和歌山線「紀伊山田」駅下車、南へ徒歩約5分。


  全景
営業時間:17時〜22時(冬期)、
 17時30〜22時(夏期)、月曜休
入浴料:橋本市民・大人150円、月極2200円
 市民以外・大人200円、月極3000円
住所:和歌山県橋本市岸上215
電話:非公表

橋本市に唯一ある共同浴場。
ここも昔は市中心部にも多くの銭湯があったのだが、今はもう駅前に「錦湯」の廃業されてもなお立派な煉瓦造りの建物と煙突が残されているのみで寂しい限りである。でもここは最後の牙城として頑張っている。
駅を降り、国道24号線に出ると、目の前に交番(駐在所)があるのでそこでさしっかりと地図で確認してから向かうと良い、なぜなら駅から近いのだけど、集落が入り組んでいるので意外と見つけにくいからだ。
何とかたどり着くと、外観は典型的なお役所的な建築であるが、屋根に立派なソーラー温水器が設置されているのはすごい、銭湯では利用されているようで意外と少ないこの太陽光温水器、こんなに立派なのがあるとはなかなかである。
暖簾をくぐり、番台でお金を払って脱衣場へ。ロッカーはあるも鍵は付いていない。
浴室に入ると、仕切壁沿いにメイン(広・狭)浴槽があるのみのシンプルな構造、浴槽はどちらも深さは同じでなんで仕切っているのか謎である。また狭い方には気泡装置はあるも休止中であった。
天井もそれほど高くはないが、湯はとってもキレイなのですんごく湯を愉しめた。さすが紀ノ川だ。
ここもたくさんの客で賑わっており、常に笑い声があちこちから聞こえてくる。ほんと、いいですよねぇ。
洗い場のカランは全てホースシャワー(温度調節可)付き。

風呂上がりのドリンクは置いていなかった。半公設の共同浴場なので仕方ない。

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★★(の上)
コメント:地域の浴場として活躍中。
     立派なソーラー温水器は面白い。

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