銭 湯 解 析

若松湯 (調査:H13.02.10)







足:JR東海道線『大津』駅下車、西へ徒歩2分。
営業時間:16時〜22時、金休
入場料:大人330円
住所:滋賀県大津市春日町4−8
電話:077−524−0238

狭いながらもなかなかによろしき銭湯である。
駅からは近いが大津旧市街の中にあるので、建物自体が街並みに馴染んでしまっているので、もし『ゆ』の暖簾がなかったら見つけられなかったであろう。
大津市内の旧い銭湯のスタイルは、暖簾をくぐりドアを開けるといきなり脱衣場が広がっているので、女湯のドアが開くときはちょっとドキドキしてしまう。しかしそれに味を占めて「のぞき」なんてしちゃダメっす。
昼間に暖簾をくぐるといっつも番台のおばちゃんはお昼寝に没頭。しかも常にテレビは『びわこ放送』。なんとも微笑ましい。
脱衣場はロッカーではなく竹製の脱衣カゴ。情緒あふれて旅気分が味わえて個人的には好きである。
浴場も古いままで、深いのと浅い、2種類の浴槽のみ。湯温も42度と丁度いい設定なのでゆったりと満喫できる。しかし何故かタイル壁画は『アルプス(風)』それだけはよくわからん。洗い場には固定式シャワーの他にホースシャワーもある。ほほぉ、こりゃ親切だわい、と思ったが、他の客は誰一人として使おうとしない。ま、ご年輩のお方ばかりだから、とワシが試しに使ってみると、いてててて!
なんとシャワ−自体がかなりの年期モノゆえ、目が詰まりまくりで湯の出口の穴が少ないためにかなり勢いがあるのだ、まさしく『水レーザー』のごとく我が肉体を切り刻もうとせん勢いなのだ。ワシは速攻使うのを止めたが、もしそんな痛み大好き系のマゾな方々には超オススメである。是非行かれて悶えてくださいな。
あと、ヤマトの体重計にマッサージチェアあり。

また、風呂も上がってサッパリじゃ、とドアを開ける時は要注意! それはドアを開けると目の前は道路(歩道無し)で、車が猛スピードで走り抜けているので、風呂上がりでほへほへ〜と油断して出たら即あの世へ召されてしまいまっせ。

風呂上がりにちょっと飲み物をと思っていたが、オロナミンCしか冷蔵庫に入っていない。もしかしてここの主は『隠れ巨人ファン』なのか?(笑)
評価:★★★☆☆
コメント:旧市街にマッチしたいい銭湯。
     けれども風呂上がって出るときには車に気を付けましょう。


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