銭 湯 解 析

築港温泉 (調査:H13.01.13)


足:地下鉄中央線『大阪港』駅下車、南へ徒歩約2分、大阪船員病院西南裏
営業時間:16時〜23時、火曜休
入場料:大人330円
住所:大阪市港区築港1−9−23
電話:06−6571−1540

今スポットの天保山の南裏にあるひっそりとした銭湯である。
しかし、港商店街もあり、昔はこちらがメインだったのだが……時の流れと言うものは無情である。
外観はタイルで『築港温泉』と描かれているのがグッド。内も高度成長期独特の無機質な造りなのだが、なぜだか人のぬくもりを感じる。これもまたレトロなり。脱衣場はとっても広い。昔の賑わいがひしひしと感じることが出来る。また、脱衣場と浴場に間のガラスには富士山と松と砂浜が浮彫されているのがさらに情緒を誘う。
浴場も広く、ゆったりとしている。浴槽も深く広い、湯の温度は熱めだが、気持ち良い。あと、泡風呂・座ふろ、電気風呂がある。浴場のタイル画は一見の価値有り、オススメだ。

こんなにすばらしくおもわづ五つ星だ! と思ったが、気になる点がある。それは気泡風呂、泡が強くて気持ちはいいのだが、底のセメントがボロボロになっていてて砂利が大量にあってかなり不快。雰囲気のよさがこれでちょっと台無し、早急な改善を求む。

風呂上がりの飲料は缶が中心だが、めづらしく三ツ矢サイダーのビンがあるのは嬉しい。

だが、レトロでいい銭湯である。
駅の北側はナイスなスポットだが、南側もなかなかにナイスなんだぜよ。特に港商店街内のダンゴ屋のみたらしだんごは絶品。
評価:★★★☆☆(の上)
コメント:ここは本当に地元の方々に愛されていると感じる。
    良い銭湯だが、泡風呂がねぇ……残念だ。


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