銭 湯 解 析

松田新温泉 (調査:H18.06.17)





 

足:阪堺電軌阪堺線「今船」電停下車、南東へ徒歩約5分。
営業時間:13時〜25時30(日曜は6時〜)、
 火曜休
入場料:390円、塩50円、貸バスタオル100円
住所:大阪市西成区天下茶屋東1−13−11
電話:06−6652−3048

下町もド下町こと天下茶屋の東に位置する銭湯。
今も残るこの風景、

 

電線の絡み付く空にそびえ立つ煙突の雄姿。。。雑多な街・大阪でもこういった光景を見れるのは本当に珍しくなったものだ、私が小さい頃なんかどこにでもあった風景なんだけど。

懐かしい気分いっぱいで暖簾をくぐると、ドアには「ミネラル温浴泉」のロゴが。これもまた懐かしい雰囲気を一層醸し出している。
ドアを開け、番台で料金を支払って脱衣場へ、室内は広く、ソファが置かれている、また手前奥にはコインランドリーが置かれており、服も身もここでサッパリ!という西成スタイルな様式はさすが。
早速服を脱ぎ、浴室に向かおうと、ふとサウナ室の窓の外にテレビのリモコンが置かれていたのにはなかなかいいアイデアだなぁ、と感心。普通は主の意のままにチャンネルは固定されているが、このように置いてくれていると自由にチャンネルを変えることが出来るので、客としてはありがたい。でも多客時は「阪神チャンネル」tなることは必至ではあるが。
浴室に入ると、その広さに驚く、浴槽はまず入口横にサウナ室、真ん中にメイン(深)浴槽に寝風呂、エステバス(強力ジェット)、超音波(座)風呂、電軌風呂、マグマ温泉、暦(バスクリン)風呂、水風呂と奥へと続いている。サウナは現在、塩を使用しているため低温に設定されているようだ。マグマ温泉は現在、青色系バスクリンを使用しているように思えた。また奥は増築されてさらに広くなっている。
そしてジャグジー系の浴槽はすべてボタンが付いており、押さない限り泡ボコが発生しないため、不使用時にはとっても静かな室内となり、浴槽に浸かりながら巨大な湯気抜きから射す陽光を眺めつつのんびりゆったりとこの大きな風呂を愉しむことができる。
ここは一番風呂客の引けた15時頃が最も独り占めにのんびりと過ごせるのではないかなぁ、と勝手に思っている。
カランは両サイドには固定式シャワーと共に並んでおり、真ん中に少しだけホースシャワーもあり。

風呂上がりには、明治牛乳の他は缶が中心。
ビンもあれば最高なんだけどなぁ、とはちょっと贅沢なボヤキではあるが。
評価:★★★★
コメント:西成スタイルの広い銭湯。
     のんびりと昼間に独り占め。


リストに戻る