銭 湯 解 析

  新双葉温泉 (調査:H15.09.30)
  

足:阪急宝塚宝塚線「三国」駅下車、北へ徒歩約3分、三国橋を渡り神崎川沿いに歩くこと約5分で、

  

の看板が見えてきたら、横の階段を下りてまっすぐ歩くとすぐ。
営業時間:15時〜24時(日曜は7時〜12時もあり)、
 第2・4火曜休
入場料:360円、洗髪料10円、サウナ100円、
 貸タオル20円、貸バスタオル50円
住所:大阪府豊中市豊南町南5−3−11
電話:06−6333−6338

あの名銭湯「双葉温泉」の近くにある。
こちらは豊中市ではあるが、とても気になったので双葉温泉に行ったついでに立ち寄ってみることに。
近いとはいえ、少し歩いたが、堤防上の道沿いに案内看板を置いたりとなかなかいい配慮である。その看板を見るに新しい建築かな、と思いながら到着すると、本家双葉温泉にも負けず劣らずの渋い外観にちと驚いた。
早速暖簾をくぐり、番台で料金を支払う。脱衣場は結構古く、独特な天井がすばらしい。また番台横には中庭があったようだが現在は化粧スペースに改装されているのはちと残念ではあるが、上部の窓に架けられた簾が夕日を絶妙に遮っていい感じである。また女湯との仕切壁の上部には曇りガラス風に鯉が元気良く描かれている。
浴室との間にはもちろん湯気抜きスペースあり。
浴室内は外壁側に沿ってバスクリン浴槽、メイン(深・浅)浴槽に電気風呂、寝(ジェット)風呂、水風呂、サウナ(有料)と並んでいる。普通は女湯との仕切壁沿いに浴槽を配置していてるのが多いのだが、これまた珍しい構造といえる。またバスクリン浴槽には「イヴタス・りんご」が入れられていた、「りんご」というのは初めてみる薬剤なので面白かった。
カランは固定式シャワー付も、シャワーヘッドが蛇口に直結しているタイプである。
また浴室内には各所に注意書きが掲げられているが、
『入浴はゆ快に』『〜皆が汚ながる』と大阪らしいほのぼのとしたものばかり。おもわず「わかってるがなぁ」と軽いツッコミいれながら行儀良くなってしまった。

風呂上がりにはラムネやみかん水(各80円)でサッパリといかが。

帰りがけ、主人に双葉温泉との関係を尋ねてみると、
「ちょっとわからんなぁ、双葉さん程じゃないがここも4・50年はやってるからなぁ」
とのこと。ま、どちらもお互いに末永く頑張ってほしいものである。
評価:★★★★
コメント:双葉温泉にも劣らぬ旧さ。
     新旧双葉湯巡りはいかがでしょうか?


リストに戻る