銭 湯 解 析

都祁福祉センター (調査:H17.06.26)







足:近鉄大阪線「榛原」駅北口下車、針インター方面行き奈良交通バスに乗り、「並松」バス停下車、南西へ徒歩約8分。





 全景
営業時間:11時〜16時、
 夏期(6〜9月)は11時〜20時、
 月曜休、祝日の翌日休
入浴料:大人300円、小人150円
 シャンプー・ソープ無料
住所:奈良市蘭生町1922−8
電話:0743−82−2624
URL:http://www.city.nara.nara.jp/
fkushi/tsugefuku.htm


奈良市に合併する前の都祁村が建設した総合福祉施設。
合併後の現在も町内外を問わず誰でも入浴施設の利用が可能である。ハイキングの帰りにはちょっとありがたい。
ただ、奈良でも東の奥部にあるので、行くのが大変である。合併後も奈良交通の経営状態が良くないこともあり、バスの本数も減少傾向にあり、一番気軽に行くには近鉄大阪線の榛原駅からバスに乗るのがいい。
同じ奈良市内ではあるが、循環バス&均一料金という訳にはいかないようだ。
と、それはさておき、バス停を降りてもしばらく歩くが、バス停付近が昔の並松集落で、歩くとなかなかに風情の良い街並みに、遠くへ来たなぁ、とちょっと感慨深げになる。また、

 

と一瞬、天理教の施設か?いや中華的巨大ホテル?と見間違えるかのように立派な並松小学校と遭遇する。このような田舎町にすんごい立派な建物にちょっと驚くが、これはこれでいい建築である。一見の価値はあると思う。
小学校からさらに南に歩くと、都祁福祉センターに到着する。ここも山を切り開いて税金で建てました!って主張が浮き上がっているほどお役所的な建物である。これが合併後の計画だったら、ここまでのモノは建ててはいないだろうな。
建物に入り、左手に受付があるので、風呂に入りに来たことを告げ、入浴料を支払ってロッカーの鍵を受け取って奥へ。館内は結構広くしばらく歩くと、

 

脱衣場の入口にはこのようにこぢんまりとした暖簾が掲げられていた。脱衣場はそれほど広くはなく、どちらかといえば公共的な宿泊所といった感じである。
浴室にはいると、天井がガラス張りで奥も大きなガラス窓、すっごく採光も良く明るい室内である。ただ、窓からの景色は外に壁がそびえているのでそれほど良くないが。浴槽は広いメイン浴槽が一つ奥にでーんと構えており、入ればゆったりと出来るのがいい。また手すりも備えられ、バリアフリーには十分に配慮しているようだ。
洗い場は温度調節可能でホースシャワー(ボタン式)付き、またシャンプーやボディソープが常備さえているのは嬉しい配慮である。
風呂上がりに脱衣場に戻ると、洗面所にドライヤーと整髪料が無料で使えるよう置かれていた。これもまた嬉しい配慮である。

ドリンクは、自販機がある他は喫茶コーナーもある。
評価:★★★☆☆(の上)
コメント:風呂はいたって普通な感じ。
     でもこの料金で備品が多くあるのは嬉しい。


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