銭 湯 解 析

東之阪共同浴場 (調査:H17.02.17)







足:JR・近鉄「奈良」駅下車、柳生・青山団地方面行き奈良交通バスに乗り「今在家」バス停下車、手前の佐保川に架かる新石橋から伸びる坂道を北上して徒歩約3分。近鉄奈良駅から徒歩なら約30分。
営業時間:17時〜22時、毎月5・20日休
入場料:大人180円
住所:奈良市東之阪町14−4
電話:非公表

奈良市内に数多くある市が管理する浴場の一つ、市中心部から北のはずれに位置する。
外観は公民館的でお役所仕事な建物である。
暖簾をくぐり中に入るも、入口に男女の表示がないのでどっちが男湯なのかどうかがわからず困ってしまった。けど置いてある履き物でなんとか右側が男湯だとわかり、ホッとした。また下足箱には鍵は無しで、床には車椅子用のスロープが設置されていた。
番台で入浴料を支払い、脱衣場へ。室内はコンクリートむき出しの造りではあるが、年月と共にほのかに人のぬくもりが染み込んだのか、ほんわかとした雰囲気を醸し出している。またロッカーにも鍵は付いていなかった。
浴室は、それほど広くはなく、浴槽もメイン(深・浅)浴槽のみというシンプルさではあるが、コンパクトにまとまっており、意外とのんびり出来る。また天井の湯気抜きが大きいのが強く印象に残っている。
洗い場は周囲をぐるりとカランが取り囲み、sべてに温度調節可能なホースシャワーが付いていた。
浴室、脱衣場共に手すりがあちこちにあり、バリアフリーには努めているのがうかがえる。

風呂上がりにドリンクをグイッといきたいところではあるが、共同浴場なのでドリンクは置いておらず残念。でも出て入口横にコカコーラの自販機があるのでそこで買い求めるとよい

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★☆☆
コメント:公民館的な外観だが、ほんわかとした浴場。
     天井の湯気抜きはでかい。


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