銭 湯 解 析

市立 崇仁第二浴場 (調査:H18.11.02)







足:JR・近鉄・地下鉄「京都」駅下車、東へ徒歩約10分、河原町塩小路交差点のさらに一つ東の信号を南へJR在来線と新幹線の高架の間にある。
営業時間:16時〜23時、月曜休
入場料:大人260円、小学生60円
住所:京都市下京区屋形町6−1
電話:非公表

市が管理する共同浴場の一つ。
京都駅近くには多くの銭湯や入浴施設があるが、ここを含めて駅の東の崇仁地区には第一浴場、第二浴場、第三浴場と3つ市営浴場があり、安価に入浴することが出来る。
特にここは在来線と新幹線の線路の挟まれ、大津方向から京都駅に到着する直前に煙突が見えてくるのをご存じの方もいることだろう、そう、その浴場がここである。
外観は公民館風のお役所的ではあるが、湯の香が漂い、いい感じである。
暖簾をくぐると、「履物は下駄箱にお入れ下さい」と書かれているのだが、下駄箱がない!と困惑気味に靴を持ちながら内扉を開くと番台の横に下駄箱が。たぶん初めての客はちょっと焦るかも知れないので注意しよう。
番台で料金を支払う。番台には石鹸やシャンプーなども売られているのは共同浴場では珍しく、やはり観光地・京都だけに、ふらっと立ち寄る旅人も多いのかも。
そして脱衣場へ。室内は別に狭くはないのだけどサウナ室が出っ張っているので少々窮屈に思え、天井には湯気抜き兼用の天窓も取り付けられている。壁には手すりも備え付けられており、バリアフリー対策はさすが公営浴場である。ロッカーはカゴを入れるもちろん京都式。ちなみにカゴは番台横に積まれている。
早速服を脱いで浴室へ。桶は脱衣場の洗面所に置かれているので借りて入る。室内はそこそこに広く白を基調としたタイルが室内を明るい雰囲気に仕上げており、その真ん中に大きなメイン(深・浅)浴槽があり、入口横にはサウナ(無料)と水風呂も備えた豪華な造り。また浅い目の浴槽にはジェット装置あり。
天井の湯気抜きは入口寄りの男湯側にちょこんとある珍しい造りで、これは一見の価値あり。
カランは、温度調節可能で、大型の固定式シャワーが付けられている、これで頭を洗ったら一瞬で泡など洗い流してくれるので嬉しい。
また浴室内も浴槽やカランにも手すりが付いており、これはいい配慮である。

風呂上がりにドリンクをグイッといきたいところではあるが、共同浴場なのでドリンクは置いておらず残念。

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★☆☆
コメント:京都駅近くの穴場浴場。
     3つある市営浴場の中で唯一サウナあり。


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