銭 湯 解 析

  宝温泉 (調査:H15.08.15)
 

足:JR高松駅下車、NHK・JT方面へ徒歩約15分。




建物の脇にひっそりとしながらも強烈な印象を感じた看板である。
営業時間:12時〜24時、不定休
入場料:300円(石鹸・シャンプー完備)
住所:香川県高松市錦町2−8−11
TEL:087−821−9350

四国・高松の銭湯は関西以上のパワーを感じる。
建物は平成6年に新築され、いまだ美しい姿を見せてくれている。ちなみに2階部分は「和牛十兵衛」という焼肉店があり、塩ダレ焼肉が名物とか。。。食事後は是非1階でサッパリされてはいかが?
と、思いながら入り、フロントでお金を支払って脱衣場へ。
早速服を脱いで浴室に入ると、奥に広くゆったりとした室内に感動。右側手前よりジェット風呂、メイン浴槽(気泡あり)、露天風呂、スチームサウナが、左側手前からは薬湯風呂、電気風呂、水風呂にサウナが並んでいる。
ジェット風呂は結構強力な支流に満足できた。電気風呂には浴槽の底に座台が沈んでいたのには驚いたが、座ってゆったりと自身の患部に電流を当てようとする配慮に対応したものと思われる。
そして露天風呂はなかなかに広くてゆったりでき、浴槽の奥には打たせ湯(もちろん仕切はある)もあり、休憩スペースは少しジャングルしているが飲用の蛇口も置かれているなど関西の有名銭湯にもひけをとらないくらい立派である。
またこれも高松の銭湯の特徴なのか、スチームサウナの室内の床部分には湯が張られているのだ。こちらは「マツモト温泉」ほどではないが床の半分が浴槽になっていた。この構造は関西ではラドン温泉を採用しているところでは見られる光景ではあるが、スチームサウナでは珍しいのはないかと思われる。が、まだ2件しか訪れていないので、もう少し調べてみる必要がありそうだ。
そして、カランは両脇壁沿いにホースシャワーがある他はカランのみ。だが、ここで特筆すべきは石鹸にシャンプーが常備されていることだ。もちろん使用料は入浴料に含まれており、旅行者にはとても嬉しい配慮である。ちなみに石鹸は懐かしいレモン石鹸。しかしシャンプーもメリットの入れ物に入ってはいるが妙に透明な液体が出てきた。。。このシャンプーはいったいなんなのだろう、と少々謎が残った。

旅行者にはいい銭湯だ、と思っていたらやはり名著『全国駅前銭湯情報』にもしっかりと掲載されていた」のには深く納得してしまった。

しかしながら、あまりにも風呂で満足してしまったのであろうことか風呂上がりのドリンクチェックを怠ってしまい、レポできなくなってたのは深くお詫びします。
特色豊かな高松の銭湯、まだまだ調べてみたいので次回調査時には必ず調べてきます。
評価:★★★★★
コメント:個人的にはマツモト温泉を推したいが、
     旅行者にも地元民にもいい銭湯なので高評価したい。


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