怪しきモノたち


怪しきモノたち・その501 あつい






今回はイータンさんご提供の怪しきモノを紹介します。(いつもありがとう、イータンさん)

GWに中国へ帰省されていたイータンさん、上海の日本人御用達のスーパーで衝撃の一品を発見し、ワシにオミヤゲとしてくれたのであるが。。。ん、これは中国で販売されている即席みそ汁と思いきや、


 

 
あつい


えーっ!

「あさげ」じゃなく「あつい」???

なんだ、この怪しげな雰囲気満開のみそ汁は。。。まさしく怪しき大国・中国の本領発揮!

どんだけ怪しいか。。。さっそく近所のスー玉に走って永谷園の「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」を買いそろえ、一緒に並べてみる。


 

 
あさげ♪


 

 
ひるげ♪


 

 
ゆうげ♪


 

 
あつい


ど、どれも遜色なし(焦)。




永谷園よ
怒れ!



裏を見てみると、

 


「日式醤湯」という表示と共に、成分表も記載されているのだが、


 

数値源至《四訂日本食品●准成分表》日本科技庁資源調査
(●は「木」へんに「示」という漢字です)



とあるのは、もしかして自分で調べずに単にデータを転載しただけ。。。でも「みそしる」って農水省じゃなく科技庁の資源調査でその成分が調査されているのか!

みそ汁は日本の有益な資源だったとは。。。そんな貴重な資源である「日式醤湯」こと「みそしる」を我が舌で食せねば、といただくことに。

まずは味の比較をせねばならぬ、と「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」を順にいただく。。。どれも美味しい即席みそ汁である、特に「ゆうげ」は「あつい」と同じく「白みそ」タイプであるので、じっくりと味を確認。


 


そして「あつい」を開封。。。ちゃんと具と味噌の小袋が3人前ずつはいっており、味噌には「美味・白みそ」そして具には「具と調味粉」としっかり日本語で書かれているのがなんとも。。。開けてお椀に入れてみても、いたってふつうの即席みそ汁そのもの。

続いて湯を入れてみます。。。おぉ、ちゃんと湯に溶けていくではないか!

みるみるうちに、りっぱなみそ汁に変化していく「あうい」、わきたつ湯気に混じって美味しそうな味噌の香りが我が鼻をくすぐる。。。では、出来上がりの比較を、みなさんご一緒に♪


 

 
あさげ♪


 

 
ひるげ♪


 

 
ゆうげ♪


 

 
あつい


豆腐もネギもワカメも浮かんでいるし、ふつうに美味しそうな味噌汁じゃないか、と意外にも期待できそう。。。とわくわくしつつ口に含むと、しっかりと味噌汁しているのだが、ワカメの塩抜きがしっかり出来ていないためかちょっと塩辛く「ゆうげ」のマイルドさからは少し固い感じがする。

でも、ふつうに出されたら絶対にわからんぞ、と思うレベルではあると思ったが、常日頃スー玉のハイテクに毒されている我が味覚の前ではみなさんへの説得力も失せてしまうのではある(苦笑)。

もし、中国に行かれることがあれば「あつい」は絶対にオススメである。。。ただし、味以外の保証は当方ではお受けできませんのであしからず。


いまさっき、この「あつい」を眺めていてきづいたのだけど、パッケージの左下に、


 

日本風にいうならば「これはイメージです」ということか。。。パ●リ大国の中国もこういった表現まで真似しだしたということは、いままでこんな表現を見たことがなかっただけに驚きではあるが、とても良いことである。
ある意味評価すべきではないだろうか。

だが、それも一瞬にて消し飛ぶ表記が裏面に。。。


 


問い合わせの電話番号がこのように2つならんでいるのだが、下の方の「13・・・」で始まる番号って。。。これはもしや携帯電話の番号じゃ?

イータン氏も「これは中国の携帯番号だよね」と。。。おいおい、会社の問い合わせ番号が携帯でいいのか?

まるで「玉出マンション」の問い合わせ番号が「090」で始まる怪しさ・・・・・と全く同じじゃないですか。

もしかして玉出も大陸系?
いや、違うとは思うんだけどなぁ。。。

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