怪しきモノたち


怪しきモノたち・その258 巡察する交番







前回紹介したとある公園にある「漫才禁止」の看板に驚いたのであったが、この公園、土曜日の昼時だというのに私以外人っ子一人もいないという妙に寂しい雰囲気の中、やたらとあちらこちらに手製の看板が掲げられていることにふと気づいたので、どれどれ、と見てみると。。。


交番も
巡察しています


え、交番が巡察?

交番って建物やん、どうやって巡察するねん、と不思議な気持ちのまま、家に帰って「新選 国語辞典 新版(小学館)」で調べてみると、

 こうばん【交番】名詞
 1かわりあって番にあたること。
 2交番所。巡査派出所。

 じゅんさつ【巡察】名詞
 見回って視察すること。


ということは「交番所も巡回して視察していますよ」という意味合いになり、やはり私の疑念通り怪しい意味になってしまう。
この看板の作った方は「警察も見回りにきてる」と書きたかったのだろうなんだけど、これでは「交番ロボ」が動き回っているようにも妄想してしまうではないか。

こういう看板が一つあると他もあるに違いない。
ともうちょっと公園を歩いてみると。。。(続く)

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