2002,02,16作成

ゆだ錦秋湖駅

ゆだ錦秋湖 岩手県 北上線 トイレ無・水道無 木長いす 2002,01,16 駅近くに夜間トイレ・水道
使用可能な建物あり

  東北旅行2日目、この日は宮城県のくりはら田園鉄道に乗車しました。くりはら田園鉄道は現在はディーゼルカーが
走っていますが、数年前までは架線があり電車が走っていました。現在でも架線の一部や電柱は残っています。
また、タブレットや腕木信号機が現役で使用されている数少ない路線でもあります。私は半日ほど沿線の駅で乗り降りを
繰り返していましたが、通勤通学時間帯を除いて乗客は少なく第三セクター方式で残ったものの経営はかなり厳しそうな
感じがしました。
  夕方になって私はゆだ錦秋湖駅に向けて北上し始めました。19時頃ゆだ錦秋湖駅に着いた私は今日の目的地である
「穴ゆっこ」という温泉施設に行きました。ここは駅から徒歩1分、値段も安く(確か200円位)また露天風呂や名前の由来?
でもある洞窟風呂もあります。次の北上行きが来るまでの約90分間ずっと温泉に入っていました。丁度雪が降っていたので
露天風呂では雪見風呂となりました。ただし屋根がないので雪を被りながらとなりましたが・・・
  駅に戻り北上行きに乗り込みました。ゆだ錦秋湖駅で駅寝するならそのまま待合室にいればいいと答える方もいるかも
しれませんが、最終列車が来るまで1時間半以上あるため寒いところで待つなら列車で往復した方が暖かいのでそうしました。
北上に到着し、今度こそ駅寝するべくゆだ錦秋湖駅に向かいました。
  駅に到着した私は早速寝る準備をしました。先程下車したときに駅の構造は把握していました。駅待合室は立て替えて
間もないのかきれいでした。いすは長いすが一つのみで他にはゴミ箱があるだけです。水道トイレは駅に無かったため
やむなく私は任意の屋外で済ませていました。雪は降っていましたが外も中もあまり寒くありませんでした。寝る準備を
したあと手紙を書いているうちに電灯が消えました。懐中電灯を照らしつつ手紙を書き上げ寝ることにしました。

  朝方になりホームでは雪かきが始まっていました。とりあえず目覚ましが鳴ったので起き出発準備をしました。
しばらくすると雪かきしていたおじさんが話しかけてきました。おじさんの話によるとここで寝るよりも駅を出てすぐ右に
ある建物で寝た方がいいと教えられました。そこに行ってみると、扉があり入ると6畳位の広間があり長いすもありました。
さらに奥の扉はトイレとなっていて水道もそこにありました。
  一応私の目的は駅寝なので、もしも駅待合室の状態がひどかったらそちらにお世話になると思いますが、駅の状態は
特にひどくないので今後この駅で駅寝するときにもそちらは使用しないと思います。ただし水道、トイレはお世話になると
思います。さすがに任意の屋外はすすめられませんので・・・・
  一番列車が到着し、私は今度は花輪線に向かって北上していきました。
  

ゆだ錦秋湖駅待合室内の様子です。
駅の様子です。
最近東北ではこのタイプの駅舎に立て替えが
進んでいます。
(山田線織笠、蟇目駅など)
駅に水道、トイレがない代わりに駅を出たすぐ右に
ある建物(左の画像)に夜間でも使用できる
水道、トイレがあります。電灯はセンサーで自動的に
点灯します。


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