2002,11,01作成

繁藤駅

繁藤 高知県 土讃線 トイレ有・水道有 木長いす 1999,09,06
2002,09,04

  四国3日目、土讃線仁井田駅から始発の土佐山田行きに何とか乗り込んだものの、体調はおかしくふらふら
していました。影野〜土佐久礼辺りは記憶があったものの、あとは高知少し手前まではウトウトしていたためか
あまり記憶のないまま通過してしまいました。
  高知駅に到着し、2分後に発車する安芸行き快速列車に乗り込みました。車内はすでに混んでいたので
車両の前側に行き前面の展望が見られる状態にしました。列車は後免まで行き、そこからは土佐くろしお鉄道の
ごめん・なはり線に入っていきます。今回はこの線に乗るのが一番のメインでしたが、沿線を歩いたりできるか
どうか不安になりました。
  列車はいよいよ安芸方面に向かいました。7月に開業したので駅も線路も新しく、乗り心地もいいものでした。
駅のホーム待合いは木で出来ていて椅子も長いすなのでこの沿線でも駅寝は可能なのではないかと思いました。
あと分からないのは夜の虫の動きだけです。夜駅の電灯に虫があまり集まらなければ快適に寝れると思います。
  安芸駅に着き、次の奈半利行きが来るまでの間郵便局行ったり駅に併設している物産館?で買い物しながら
過ごしているうちに奈半利行きがやってきました。奈半利が終点というのはやはり中途半端な気がします。
旧国鉄時代、鉄道建設公団が奈半利まで工事を着工していたことから終点が奈半利となったそうですが、出来れば
室戸まで伸ばして欲しかったなと思います。奈半利駅で高架が急に終わる様子を見ていたらそんな思いが
出てきました。
  体調は相変わらずふらつく感じがありましたが、一応予定通りに安田駅から田野駅まで歩いたり郵便局も
廻っていました。途中後免町駅で降りたときに薬を買ったり、水分を補給したり一応対策を考えながら、夕方になり
高知に戻ってきました。
  郵便局で荷物を発送した後、併設の某病院で熱だけ計らせてもらうと37.8℃ありました。ここでようやく
熱があったことが分かり、駅寝をどうしようかと思いましたが、お風呂や食事も予定通りこなし最終の阿波池田行き
に乗りました。
  
  繁藤駅は以前寝たことがあったので大体の様子は把握していました。駅に着き降りてみると保線係の人が2人
駅待合室の長いすに座っていました。待合室の雰囲気や長いすの様子は前回と変わってなく安心しました。
保線係の人と話をしながら寝る準備を済ませ居なくなってから厚手の服を着込み、おでこには冷えピタをして
早々に寝ました。
  朝になり体調を確認してみると、熱は下がっているようでした。完全に回復とはいきませんでしたが、
大丈夫だと思いました。そして私は始発列車に乗り込みました。

  繁藤駅は国道に面しているため、駅前の道路は結構トラック等が通過していきます。周りに民家はそれほど
多くありませんが、その点は気になるかもしれません。電灯は1カ所だけ終夜点灯になっています。
椅子は木の長いすが3つあります。周囲に田んぼが少ないためか虫はそれほど多くありません。繁藤駅は
JR四国で一番高いところにあります(海抜347m)、そのためか少し寒いかもしれません。
  総合的に見ていくと、道路からの騒音が多少あるものの、それが気になれなければ平気だと思います。

繁藤駅待合室です。
長いすがもう一つ左側にあります。
駅舎です。
繁藤駅ホームです。

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