2002,06,06作成

尾白内駅

尾白内 北海道 函館本線 トイレ無・水道無 個人掛けいす 2002,03,06

  桂岡駅を出た私は、知内駅に向かうべくまずは木古内駅で下車しました。時間があったので待合室で惚けていると
知内行きのバス(旧松前線の渡島知内です)があることが分かり、そのあと松前方面のバスも後から来ることが分かり、
急遽知内へ向かうことにしました。(現在のJR知内駅は知内町湯の里にあります。旧松前線の渡島知内駅は知内町
役場のある集落にありました。)バスに乗り込み15分程で知内バスターミナルに到着しました。外をふらふらとしようと
思いましたが、雨が降っていたので知内郵便局だけ行こうと思いターミナルの人に聞くと、2q以上離れているとの
事でした。どうしようかと考えていたらターミナルの人が郵便局まで車で送ってくれるという話になりました。
旅先でのこういう一言は大変うれしいですね。そして本当に乗せてもらい郵便局まで行きました。
  郵便局前のバス停から松前行きのバスに乗り込み、今度はミゾレが降る中千軒で下車しました。時間を考えると
ここが限界でした。簡易郵便局だけ行き今度こそJR知内駅に行くため戻りました。最寄りの湯の里バス停で降りると
外は雨になっていました。そこから郵便局まで行った段階で濡れてしまいました。さらに郵便局から知内駅まで
歩いたものの濡れ鼠状態になったうえ、列車が来るまで15分程度しかなく、大して駅の見学が出来ませんでした。
 知内から列車に乗り込み木古内で乗り換え泉沢まで行き今度は徒歩で札苅まで行ってみました。この時は
雪だったので楽に歩けました。歩くのは雨より雪の方が楽でいいですね。
  夜になり函館にたどり着き路面電車で市営谷地頭温泉行きました。函館では「イカすカード」という市営バスと
路面電車に乗れるカードがあるのでそれを利用するといいと思います。

  函館で時間をつぶし、渡島砂原周りの終列車に乗り込みましたが、車内は混雑していてしばらくは座れなかった
ものの、大沼辺りで乗客もめっきり減り座りながら駅をチェックしていきました。最初から尾白内とは決めていた
が、一応見てみました。渡島砂原で体が反応しましたが、駅舎に人が沢山いたため諦めました。そして尾白内
に到着し貨車改造の待合室に入りましたが、入ってがっかりしました。椅子が個人がけしか置いてありませんでした。
失敗した、と思ってもここで寝るしかないので、まず試しに個人がけの椅子で横になってみました。すると、やっぱり
痛くて寝れないので仕方なく床に新聞紙を敷いてそこに寝袋広げて寝ることにしました。床に新聞紙を広げて寝るのは
函館本線妹背牛駅以来5年半振りでした。椅子で寝るのと床で寝るのは同じ駅寝でも気分が違います。あまりいい気分は
しませんでしたが、仕方なく準備し寝ました。寝てしまうと時々通る貨物列車の音も気にならず朝まで寝てしまいました。

  朝になり私が出発準備をしているところで駅の除雪をしにきた方と会いました。最近雪が降る地方で駅寝すると、
朝除雪をしに来た方と出会う場合が多いです。話しかけられ色々言ったような気がします(内容忘れてしまいました。。)
そして私は出発の時間になり駅を去りました。

  尾白内駅もトイレは閉鎖されていました。JRになってから作ったみたいですが、閉鎖されているのでは意味がないです。
最近駅寝するところはことごとくトイレがないです。毎回任意の屋外というのも考え物ですね。次回はなるべくトイレの
ある駅で寝たいです。。


  



尾白内駅待合室内の様子です。
個人がけの椅子が2つだけあります。
駅の様子です。貨車を2両つなげて
改造されています。
トイレです。現在は使用出来ないように
なっています。
ホームの様子です。
除雪後を撮影しました。


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