スピーシーズ・リターン/種の終焉 米 1998年 96分 |
お色気エイリアンが地球に子種をもらいにやってくる『スピーシーズ』の3作目かと思ったら、全然関係のないブライアン・ユズナの監督作品であった。しかも、脚本はスチュアート・ゴードンで、黄金の『死霊のしたたり』コンビ復活に喜ぶべきか悲しむべきか。昔、松本人志の『一人ごっつ』の1コーナー、「写真で一言」に「さあ、まずは正常位から.....あっ、ヨメおれへん!?」ってのがあったが(左写真上)、あれをマジでやったのが本作である(左写真下)。 |
要するに、エイリアン・アブダクションもので、子作りに励んでいる最中に嫁を誘拐されて、エイリアンの子種を植えつけられましたってな「ヒル夫妻事件・子作り版」みたいな物語だ。 まったく救いようのないこの物語、すべてが心の病んだ主人公の妄想だったと考えると、余計に絶望的な気持ちになる。いったいどうしてこんな後味の悪い物語を書く気になったのか?。ゴードンの心境が知れない。 |
関連人物 |