家 米 1976年 116分 |
「家が人間を喰う」という触れ込みの東宝映画『ハウス』が少女趣味のドタバタ喜劇だったことに大いに落胆した私は「家が人間を喰って生きていた」という触れ込みの本作に「おっ、遂に真打ちの登場か」と小躍りしたものだった。評判の良かった『キャリー』に続くパラサイコ・シリーズの第2弾でもあることだし、当然に期待は高まる。 ところで、本作のラストはスタンリー・キューブリックの『シャイニング』に盗用されている。だが、キューブリックが本作を見ているとは思えないので、偶然の一致なのだろう。 |