レッド・サン 仏=伊=スペイン 1971年 115分 |
米仏日3大スター夢の競演!。しかし、フランス映画なので、西部劇なのにフランス語をしゃべる。ブロンソンが、三船が、メキシコ人が、そしてコマンチ族までもがフランス語をしゃべる。なよなよとしたフランス語をしゃべるまったく男らしくない西部劇なのである。 監督は007シリーズのテレンス・ヤングなので、それなりに楽しめる作品には仕上がっているが、如何せん、考証がデタラメだ。 舞台は1870年代のアメリカ西部。三船敏郎御一行の乗る列車がドロン率いる強盗団に襲われて、献上品を奪われてしまう。サムライの名誉にかけても奪い返すことを心に誓った三船は、ドロンに裏切られて死にかけたブロンソンを脅迫して、荒野に旅立つのであった。 註1 よく考えたら明治維新後の話なので「ミカド」でいいのだが、それなら尚のこと、刀は差していないと思う。 |