サクユリ(花期7月)
ボロ沢に向かう車道でも見られるでしょう。
ヤマユリの変種で伊豆諸島の固有種です。ヤマユリが花被全体に斑点が均一に広がっているのに対して、サクユリはさらに大型で、ご覧のように斑点が少なくヤマユリほど目立たちません。そのため白さが特にまぶしいです。近くで見ると斑点は薄い黄色をしているのが分かります。えびね公園でも見られます。★2002年の7月半ばには満開のサクユリが小美代で見れました。情報提供、おぐらさんより
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ラセイタタマアジサイ(花期7〜9月) 川田橋周辺で見られます。
ガクアジサイと入れ替わるようにして咲くラセイタタマアジサイです。同じ仲間の植物同士、季節を変えて咲くことによりうまく共存しています。こちらの葉の大きさは人の顔程の大きさにもなります。葉の表面はラシャ紙のようであることからこの名前が付きました。御蔵島でも比較的標高の高いところですと10月ころまで花を見ることができるでしょう。タマアジサイが島の気候にあわせて変化した伊豆諸島の固有種です。川田橋あたりではガクアジサイとラセイタタマアジザイの開花が重なる時期がありその様子は大変珍しいものとなっています。 |