ツツガムシ病
 伊豆諸島の風土病で「ツツガムシ病」がある。ツツガムシ病というのはダニを媒介にした感染症だ。伊豆諸島では所によっては「七島熱」と呼ぶ場合もあるようだが、御蔵島では「とりかぜ」と普通は呼んでいる。風邪の様な症状がし、高熱が出てなかなか熱が引かないと「とりかぜじゃねぇーか?」ということになる。このとりかぜにかからないようにする対策は以下の通りだ。
 1.森や草むらに入る時は、長袖、長ズボンを履くなどして肌の露出を避ける。
  できればウインドブレーカのようなものがよい。
 2.草の茂ったところで休憩しない。
  草むらでトイレをするときは要注意。陰部につきやすい。
 3.虫除けのスプレーを使用する。
 4.秋は特に注意をすること。
 5.外に着て出た服は、部屋に持ち込まない。
 6.外から帰ったら直ぐに風呂に入り、陰部、内股、下腹部、脇の下を良く洗う。
  ツツガムシがついて刺し初めてから病原体が体に入るまで数時間もかかる。
  その前にツツガムシを洗い落とす。
 
 
リンク集
 ツツガムシ病(国立感染症研究所) ツツガムシ病の発生しやすい月などのグラフもある。
 ツツガムシ病(厚生労働省検疫ホームページ
予防