草祀りの神様
 鳥の尾とボロ沢橋の間、途中左側に草祀りの神様がある。人が里から山に入る時は、ここに草を置き、山での安全を祈りました。そして帰って来たときには無事を感謝しつつ草を取り除く習慣がありました。車道になってからは、神事で山に入る時くらいしか置かなくなったそうです。ここに草があるときは人が山に入っていてまだ降りてきていない事をも意味していて、下山をしていないことを伝える情報伝達手段でもあったのでした。
南郷方面では、川田橋と長滝山との中間地点くらいのところだ。
黒崎高尾方面では、鳥の尾を通り過ぎたら左カーブの法面(のりめん)に注意して探してみよう。道路の向かいには車一台がやっと止められるスペースがあるので直ぐに分かるはずだ。